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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】無念!なでしこジャパンベスト8敗退!

こんにちは! Nishi です。

 

昨日は女子ワールドカップの準々決勝がありました。

 

洗練されたチーム戦術で強敵をなぎ倒して勝ち進んでいった日本代表は、2大会ぶりのベスト4進出を目指し、スウェーデンと対戦しました。

 

開幕前より注目が浴びだしたなでしこジャパンの、昨日のスウェーデン戦を振り返っていきます

 

惜しくもベスト4進出ならず

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グループリーグで優勝候補スペインや強敵ノルウェーを、巧みな戦術で圧倒した日本代表。

 

この勢いに乗じて、3大会ぶりの優勝も狙えると淡い期待もありました。

 

ベスト4進出をかけて大きな壁として立ちはだかったのは、決勝トーナメント1回戦で絶対的王者アメリカをPK戦までもつれる死闘を制したスウェーデンでした。

 

高さも組織力もある強敵を相手に、どう立ち振る舞うか注目していましたが、日本はスウェーデンの攻撃力を警戒して守備に重心をおいた立ち上がりでした。

 

スタメンも左サイドで好機を演出していた遠藤から杉田に変更したことからも、試合の進め方は慎重の姿勢が見れましたね

 

一方スウェーデンは、前半から積極的に前からプレスをかけてきて、エンジン全開で日本ゴールに迫る形で入りました。

 

このへんノルウェー戦を研究して、下手に守勢に回るより、アグレッシブに立ち振る舞った方がよいと考えたような立ち上がりでしたね。

 

プレッシングも、右サイドに追い込むように(日本から見ると左サイド)統率がとれており、そこを起点に日本の左サイドを突く攻撃が多くみられました。

 

これには日本も苦戦を強いられ、前半はシュート0本に抑え込まれてしまいます。

 

このへんはスウェーデンはよく研究していたなっと思います。

 

見ている限りだとスウェーデンペースだったし、ゴールはセットプレイから押し込まれたものだったけど、いつ日本の左サイドから攻略されてもおかしくない状態でした。

 

ここは慎重策に出たのが裏目に出たような気もしますね(^^;

 

たしかに遠藤は裏を取られてピンチを招くシーンも多かったですが、それ以上に宮澤との連携で攻撃面でいいアクセントになっていたので、「上手く行っている時は下手にいじるな」のサッカーの格言通り、事を進めてよかったかもしれないですね。

 

しかし、ここは流石に後半頭からしっかり選手を代えて対応はしていました。

 

また、プレスに対して日本の供給源である長谷川も楽にボールを捌けていませんでした。

 

ここも長谷川と長野しかないルートを増やすためにも、センターバックが一枚上がってコースを増やすか、思い切ってセンターフォワードの田中下りてヘルプに行ってもよかったかなと思います。

 

まぁこのへんの戦術の落とし込みは、即興では難しいのでなんと言えませんが、プレスを回避するビルドアップの能力は個人でも高めていって欲しいですね

 

後半は怒涛の反撃も…

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1点ビハインドで迎えた後半は、前述の通り左ウイングバックを杉田から遠藤に代え、攻撃に趣きをおきます。

 

しかし後半6分にコーナーキックから不運な形でPKをとられ失点。

 

2点差となり、日本はますます苦しくなってきました。

 

それでも日本は意気消沈するどころか逆転を信じ、好転に転じます。

 

前半から飛ばしてきたスウェーデンは、後半になると体力が落ちてくると、後半15分くらいから日本が立て続けにシュートまで持っていけるように惜しい場面が増え始めます。

 

後半途中から入ってきた植木が攻守に動き回り、スウェーデンのディフェンスに圧力をかけ続けペナルティエリアで倒されるとPKを獲得します。

 

キッカーは植木で、思いっきり蹴ったシュートは、バーに直撃し跳ね返ってしまいゴールならず…

 

反撃の1点とはなりませんでした。

 

しかしこのあとも日本は攻め続け、左ゴール前45度くらいの位置からフリーキックを獲得すると、キッカーを務めた藤野の直接狙ったシュートはここも惜しくもバーに嫌われゴールならず。

 

しかしその後の展開で押し込みなんとか1点をもぎ取ります。

 

アディショナルタイムも10分と同点に追いつくには十分な時間は用意されていましたが、スウェーデンも体力がなくなったとはいえ気力で守り切り試合終了。

 

スウェーデンが逃げ切りベスト4進出を決めました。

 

今大会上手い試合運びで世界中のサッカーファンを魅了してきたなでしこジャパンは残念ですが、ベスト8で敗退となりました。

 

おわりに

この試合は、戦い方などミスはつきものだけど、その修正が90分で追いつかなかったという印象ですね。

 

「ミスが少ない方が勝つ」というこれもサッカーでよく言われる格言ですが、まさしくそれが体現した試合だったかな。

 

スウェーデンはコンデイション的にも前の試合のアメリカ戦の疲労もあり、リスクを冒して前半から飛ばしてきて、その自分達のプラン通りに試合を進めた。

 

日本もプランの修正はし、相手のプランの穴を上手く攻めたが届かなかった。

 

日本人としては悔しい結果だったけど、サッカーの試合としては戦術の駆け引きとしてはとてもおもしろかったですね。

 

いざ自分が試合に出ている立場だと、どう立ち振る舞えばいいかなどよく勉強できましたね^^

 

これまでのなでしこジャパンの奮闘を称え、今回の悔しさをバネにもっと飛躍していって欲しいです。

 

これからも応援していきます!

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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