こんにちは! Nishi です。
先日Jリーグも再開しましたが、秋春制の欧州主要リーグはこれからオフシーズンです。
欧州のクラブに所属している選手達はこれからわずかな休養期間ということもあって、長いリーグ戦を戦い抜いた疲れを癒していって欲しいですね。
そんなサッカーの世界ではほとんどオフシーズンに突入となりましたが、来月7月に熱い大会があるのをご存じですか?
そうです、女子サッカーのワールドカップが開幕するのです。
我らが日本代表は、2011年大会で優勝を飾りましたが、それ以来3大会ぶりの栄冠を掴めるのか期待が膨らみますね。
その女子サッカーワールドカップに向けて、先日日本代表選手の発表がありました。
3大会ぶりの頂点を目指して
2023年の女子サッカーワールドカップは、オーストラリアとニュージーランドと共催で行われます。
2011年大会以来の優勝を目指すサッカー女子日本代表は、ワールドカップに挑むメンバーを発表しました。
優勝当時から12年、時が経っていることもあり、さすがに当時の優勝メンバーがたくさん残っているわけではありませんが、当時の優勝メンバーDFの熊谷選手は選ばれました。
ワールドカップ優勝も経験し、海外では女子サッカーの強豪クラブでもあるフランスのリヨンで長年活躍し、今もイタリアのローマで活躍しており、海外選手との対戦経験の意味でも経験豊富な選手です。
ベテラン選手としてチームを支えていくことを期待されていることでしょう^^
一方で、熊谷選手と同じく、長年日本代表を支えてきた岩渕選手が落選と大きな話題となりました。
岩渕選手は、2011年の優勝当時は18歳でした。
その後、澤選手や川澄選手など優勝メンバーが次々と代表引退する中、次代の日本代表の中心選手になるべく選手として代表チームを牽引していきました。
しかし、近年はケガで苦しみ、思うようにリーグ戦でも結果を出すことができていませんでした。
彼女自身も今回の代表漏れは、悔しいという気持ちでいっぱいだと思いますが、自身の代表に懸ける想いを選ばれたメンバーに託すというコメントを残しました。
男子でも女子でもメンバー発表の時には、選ばれる人、選ばれなかった人のドラマがあるんですね~(^^;
代表に選ばれた選手達は、落選した選手達の想いと日本全国のサッカーファンの想いを胸に戦ってきて欲しいですね。
W杯が放送されない!?
そんな開幕まで1ヶ月を切った女子サッカーワールドカップですが、日本ではある問題が直面しております。
それは、ワールドカップの放映権が取れなくて、テレビで放送できない危機に直面しています。
高額な放映権料のため手軽に買うことができず、メディアも苦心しているようです。。。
かつては地上波でも女子の試合は中継されていたものの、女子サッカーの成績も上位に進出できず低迷すると、視聴率も落ち込んでしまいました。
そのため積極的に放映料を獲得しようとする動きも鈍っているかもしれないですね(^^;
国内ではプロリーグも発足するものの、成功しているとは言えないしね…
この事態に日本サッカー協会にひと肌脱いで欲しいところなんですが、「FIFAとテレビ局の問題だ」として、そこまで必死になっていないのはどうかと思うんだけど…
もっと女子サッカーの普及促進に努めるなら、もっといろんな業界に働きかけてスポンサーやお金を集めてくるなりすりゃあいいんですが…
まぁこの放映権の問題は、FIFAが男女平等の観念から、男子と同じくらいの金額に釣り上げたのがそもそもの原因でした。
これにはドイツやフランス、イタリアといった多くの欧州諸国も反発し、「そこまで男女平等を訴えるなら、男子の放映権料を引き下げればいい」、「FIFAが要求する金額が需要と供給に見合っていないのでは」、「FIFAが高額な要求をすると結局誰も払えずに、そのまま女子サッカーの衰退につながるだけだ」といった声が多く上がったようです。
その後、欧州は欧州放送連合が契約を勝ち取り、なんとか欧州での放送はできるようになりましたが、日本では未だに放送権の話は進んでいないようです。。。
やはり女子サッカーの普及促進にはテレビの力は大きいと思うので、女子サッカー人気復興のためにも、サッカー協会並びにメディアの関係者たちには頑張ってもらいたいものです。
おわりに
12年前のフィーバー時に比べると、人気も知名度も下降気味なので、起爆剤としてワールドカップの放送は必要ですね(^^;
なんとか放送して欲しいけど、今の現状厳しいのかなぁ…っていうの正直な感想ですね…
せっかくの時差もほぼないオーストラリア&ニュージーランド開催なので、比較的視聴しやすい時間帯で放送されるので、いいチャンスなんですがね(^^;
開幕までにどこかから有志の登場を願うしかないんでしょうか…
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了