Web
Analytics

北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】どうするJリーグ!?今なお続く議論の中、秋春制移行へ一歩前進?

こんにちは! Nishi です。 

 

暑いですね…(^^;

 

北海道も20℃オーバーの日が続き、最近は雨が続いたりと若干ジメジメして気持ち悪いです…

 

でも内地に比べたら全然マシなんですよねきっと(^^;

 

「お前、甘いんじゃーー!」って怒られそうですね(笑)

 

ということで、これから夏真っ盛りになる季節、Jリーグを始めとする日本のサッカーカレンダーはこれから多くのリーグ戦の日程をこなしていきます。

 

一方で欧州を中心とした各国では、8月9月を開幕として秋春制を布いており、今がちょうどオフシーズンです。

 

その世界の基準に、日本のサッカーカレンダーも合わせようとする動きがあるということは、当ブログでも取り上げお伝えしてきました。

 

その日本でも秋春制を導入するかの議論が最近新たな動きが出たので紹介しますね。

 

最大の懸念は解決!?

share.smartnews.com

ここ数年くらいから活発に話題になっていたJリーグの秋春制移行の話は、日本人選手の海外移籍が当たり前になってきてから、欧州のサッカーカレンダーと日程を合わせるよう求める動きが出てきました。

 

シーズンを合わせることによって、移籍をしやすくする環境を作り、より海外に選手を輩出し選手のレベルアップにつなげるシンプルな狙いもありました。

 

シーズン途中の離脱は、前所属クラブとしても痛手ですからね~(^^;

 

また今の日本のサッカーカレンダーに合わせるると、12月にシーズンが終わり、その後欧州の冬の移籍市場で移籍することも可能ですが、シーズン途中からの加入は、シーズン中に加入先クラブで一からポジション争いすることになり、起用する方もなかなか難しいという側面もありました。

 

そのため、海外志向の強い選手からすると、日本のサッカーカレンダー通りだと不利な側面が多いのです。

 

最近は選手個人の問題だけではなく、クラブ側も問題を抱えることが増えました。

 

Jリーグ上位クラブと天皇杯優勝クラブが出場するアジアチャンピオンズリーグが、秋春制を導入したのです。

 

そのため、日本の日程とアジアチャンピオンズリーグの日程で盛り上がり時期にズレが生じるようになりました。

 

例えば、これから日本ではリーグ戦の日程が中盤戦から後半戦に向かい、優勝争いと残留争いの激しい戦いが繰り広げられます。

 

終盤戦に差し掛かる秋口にアジアチャンピオンズリーグが開幕し、出場クラブはグループリーグを戦うことになります。

 

アジアチャンピオンズリーグに出場するくらいの強豪クラブが、優勝争いを演じているだろう大事なリーグ戦終盤戦で過密日程になる恐れがあります。

 

この事態を回避しようと、ここ一二年で秋春制移行の議論が活発化してきました。

 

僕は冬期間、大雪が積もる豪雪地帯を多く抱える日本では、なかなか難しいと当ブログでも紹介してきました。

 

しかし、先日秋春制移行に伴う検討会が開かれ、冬期間はアウェイの試合を増やすなど考慮するので、そこまでデメリットにはならないという意見があったようです。

 

現状通りでも、豪雪地帯のクラブは開幕する2月3月はホーム開催が極力集中的に避けられて日程が組まれており、秋春制になってもこの日程がリーグ中盤戦に置き換わるので、思ったより不利には働かないという見解でした。

 

正直、その見解はたしかにあるなぁっと思いました。

 

僕の読者様でも同様の見解もありましたね。

 

まぁ邪な考えを持つと、J1J2どのカテゴリーでもいいですが、極端に豪雪地帯のクラブが偏った時どうするんだ?ということにもなりかねませんね(^^;

 

まぁ毎年2~3クラブの入れ替えなので、極端なケースはそうはないからそんな心配はしなくても大丈夫ですね(笑)

 

選手会も秋冬制を後押し

article.auone.jp

他にも選手会の意見として、吉田麻也選手からも、「今の日程とも一か月くらいしか変わらない」とし、秋春制移行を後押ししました。

 

まぁこれも一理あって、現行でも12月初旬の寒い時期に閉幕し、雪国ではまだ積雪が残る2月末に開幕しますしね。

 

それが年末前に一度中断期間に入り、1月末頃に再開という日程に変わるので、カレンダー上の大きなズレは生じていません。

 

この事からも、秋春制移行を強く後押ししました。

 

このような見解が述べられ、秋春制移行にどうやら傾いてきているようです。

 

いろんなメディアにも報じられ、早くて2026-27年シーズンから導入する見込みのようです。

 

一転して議論が進んだようですが、まだまだ懸念される材料は残っています。

 

Jリーグより一足先に早く秋春制を導入した女子のプロサッカーリーグのWEリーグでは、冬期間の練習場の確保の問題が上げられています。

 

特に雪国をホームにするクラブは積雪のないサッカーコートを確保するのに、除雪代や場合によってはヒーティング代など経費がかかってしまいます。

 

このへんの、積雪の心配のないクラブとの財政的な負担の差が懸念材料としてあります。

 

そして冬になると夜は冷えますからね(^^;

 

練習や試合ではケガのリスクも当然増えてきます。

 

こういった雪国のハンデをどう考慮するかもJリーグ側も検討しないといけませんね

 

おわりに

今回の検討会では、秋冬制導入の方向で傾きそうな流れですね。

 

ただ雪国の人間としては、厳しい寒い冬の影響がどのくらいのものか気になりますね(^^;

 

例えば札幌なんて、同じ北海道でも南西部の人間からしても、想像以上の雪の量と寒さでしたからね…

 

やってみたら大きなマイナスだったとかあったらそれはそれで問題ですからね。

 

しかし冒頭でも紹介したように、選手目線でいえば、世界の主だったスケジュールに合わせて欲しいという思いもわかりますね。

 

まだまだ議論されていく課題だと思いますので、今後も追っていきたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村