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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【カタールW杯】躍進の影には名GKあり?日本の快進撃の立役者の一人GK権田の活躍!

こんにちは! Nishi です。

 

ベスト8を賭けたクロアチア戦の悔しい一戦から一夜明けて、みなさんどういう心境でしょうか?

 

まぁ多くの人は、悔しい気持ちを抑えつつ、通常の日常に戻ったと思います。

 

でも本当にあと一歩でしたよね

 

大会前は、ドイツ、スペインといった優勝経験のある国と世界屈指のGKを抱えるコスタリカと同組となり、グループリーグ突破どころか1勝もできないのでは?と言われていた日本が、まさかの1位突破で国内だけではなく世界中がその快進撃に驚きを与えました。

 

しかも2勝はドイツ、スペインを相手にですからね(^_^;)

 

これは僕も予想外でした。

 

そんな予想外の快進撃を繰り広げた日本代表の立役者といえば誰でしょうか?

 

一人だけ選ぶとなると選びにくいけど、ドイツ、スペイン戦勝利の立役者になった三笘や、両試合で値千金の同点ゴールを決めた堂安、ドイツ戦の決勝ゴール決めた浅野や、前線でハイプレスを果敢にしかけ翻弄し続けた前田を推す人もいますね。

 

多くの選手の名前が上がるかと思いますが、日本のゴールを守った権田も忘れてはいけないですね。

 

躍進の影には必ず名GKあり

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大会前は、負傷したり所属クラブの二部降格などで、正GKから外すべきだという話も飛び交ったりと、前途多難な状況でした。

 

正GKを争うシュミットが調子を上げ、事前の強化試合で評価を上げたのも、正GK交代論の要因にもなりましたね。

 

僕は、所属クラブの成績がどうのこうのより、GKとしての能力を総合的に見て決めて欲しいと思っていたので、この権田批判の風潮はちょっと理解に苦しむところがありました(^_^;)

 

それでも予選からゴールを守り続け、これまで大きな失策もない権田が大会に入ってからも日本のゴール前に君臨しました。

 

日本が戦うグループEは、ドイツにはノイアー、スペインはウナイ・シモン、コスタリカにはナバスといった、ヨーロッパでもトップクラスで戦っているGKばかり。

 

上記の記事でも語っていたけど、GKの差で負けたと言われてもおかしくなかったのです(^_^;)

 

でも結果として、この3カ国を押しのけてグループリーグ1位で勝ち上がったのは、あっぱれとしか言いようがないですね

 

ドイツ戦で見せた4連続セーブは、気持ちが折れかかった日本をギリギリのところで支えた好セーブだったし、スペイン戦のオルモのシュートもほぼ正面になったけど、あれだってポジショニングが良かったから、無理なセーブしないでキャッチできた好プレイでした。

 

他の強豪国のGKと同様に、試合に勝たせてくれるGKだったと思う。

 

僕が特にGKを重要視するのは、この事もあるのです。

 

過去のワールドカップでも優勝する国、あるいは躍進する国に共通するものとして、名GKが必ずいること。

 

今大会で日本同様、ビッグサプライズを起こしているモロッコも、昨シーズンのスペインリーグ最少失点GKボノがいます。

 

過去も例を上げると、2014年のナバスを擁したコスタリカ、2002年のリュストゥ擁するトルコや、もっと前なら欧州選手権を制したデンマークにはシュマイケルもいましたね

 

メキシコのオチョアなんかも長年メキシコゴールに君臨して、毎回決勝トーナメントに進出しています(今大会は無念でしたが…(^_^;))

 

中堅国だけではなく、優勝予想する時も僕は強豪国同士でもGKの質の差で見分けるようにしてます。

 

っとまぁチームを強くするには、やはりGKは疎かにしてはいけないと豪語したいですね。

 

強力なGKがいれば、味方が攻める時に守備にそこまで気にしなくても攻撃に集中できるし、インタビューの引用にもなるけど、味方選手がとんでもないパスミスをした選手がいたり転んでしまったりしても、GKが止めさえすれば、その人のそのミスはなかったことにできます。

 

これがGKの醍醐味であり、チームを強くする秘訣でもあると思います。

 

今回の権田選手の活躍は、コア層ライト層問わず、目に見えてわかりやすい活躍だったと思う。

 

これからサッカーを見る時は、是非ともGKにもフォーカスを当てて見て欲しいと思います^^

 

PK戦も1本止めるが一歩及ばず

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決勝トーナメントのクロアチア戦では、前半開始直後のペリシッチの1vs1を止めたり、モドリッチのスーパーミドルシュートを会心のセーブで凌いだりと、グループリーグでの調子の良さそのままでこの試合も奮闘していました。

 

しかいPK戦では1本止めたものの、クロアチアGKリバコビッチが3本止め、敗退してしまいます。

 

PK戦の有利不利の割合は、キッカーが8割、GKが2割と言われています。

 

確率的に言えば5本蹴ったら1本は止めれるという計算になるので、まぁ1本止めたのなら及第点ではあります。

 

それでも、PK戦についても悔しさを露わにしてましたね。

 

PKは、もうGKのせいで負けたとかそんな事全然ないけど、悔しいっていう気持ちはすごくわかる(^^;

 

僕も、ある大会でPK戦で2本止めたけど、相手チームが3本止めて優勝を逃した事がありましたね。

 

ホントあれは悔しかったから、それ以上の心境なんだと思う。

 

それだけ責任と重圧の中でプレイするGKというポジションは、並み半端な気持ちでできるポジションではありません。

 

だからこそやりがいのあるポジションでもあります。

 

割の合わないポジションでもありますが、醍醐味の方が大きいような気もします。

 

権田選手の活躍に刺激され、GKを志す人がどんどん増えてくればいいですね^^

 

小・中・高校生など学生だけではなく、社会人になってからでも、興味を持ったらどんどん挑戦してみてもいいポジションだと僕は思います^^

 

おわりに

実は個人的には、権田選手を2012年のロンドンオリンピック代表の時から注目していた選手でもありました。

 

僕のGK理論のベースとしているのが、イタリアの名GKコーチ、エルメス・フルゴーニさんのGK理論を元にしていますが、そのフルゴーニさんの元で修行していたのです。

 

だから権田選手が度々インタビューで語っている内容とか、「あっ、これフルゴーニさんの哲学のやつだ」とか度々ありました^^

 

そんな同門(?)意識もあって、ちょっと肩入れしている部分は否めないです(笑)

 

まぁ自分は直接教わったわけでなく、フルゴーニさんの著書を読んでいたに過ぎないけどね(笑)

 

そんな権田選手には、今後も日本代表を引っ張っていって欲しいっと思っています^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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