こんにちは! Nishi です。
昨日は日本サッカー3大タイトルのひとつである、天皇杯の決勝戦が行われました。
これまで天皇杯の決勝といえば、元日決戦が当たり前でしたが、昨シーズンから元日決戦の縛りはなくし、今年は来月開幕のワールドカップの兼ね合いで秋開催となりました。
元日決戦に慣れていた人からすると、若干違和感があったかもしれませんが、リーグ戦で3位と好順位につける広島と並み入るJ1の強豪を倒して決勝まで昇り詰めたJ2の甲府との決勝戦。
果たしてどのような結果になったのでしょうか?
下剋上達成!甲府が初のタイトル
天皇杯決勝戦は、PK戦を制したヴァンフォーレ甲府が初優勝を飾りました!
甲府の選手、関係者並びにサポーターのみなさん、優勝おめでとうございます!
日本中のサッカーファンは、祝福とともに、みな驚かれたと思います(^^;
前半はやはりというか、J1でも好成績を収めているチームだけあって、広島がペースを握ります。
しかし、甲府もしっかり守備ブロックを築いて、なかなか広島にチャンスを作らせません。
前線への縦パスのコースを上手く切りながら守備をしていましたね。
シュートまで持っていけない広島に対して、甲府はわずかなチャンスをものにします。
左コーナーキックから意表を突くショートコーナーを使い、ペナルティエリアの深い位置まで侵入し、折り返したクロスをダイレクトに押し込んで先制します。
その後、後半に入っても甲府の守備ブロックは徹底し、引き続き簡単にシュートまで持ちこません。
それでも、粘り強く攻め続けた広島は、後半35分に左サイドからの連携で、わずかなスペースを突破し同点に追いつきます。
そして、その勢いそのままに甲府ゴールに畳みかけ、シュートが甲府DF山本の手に当たり、PKの判定に。。。
これが決勝点になるのかと誰もが思いましたが、このPKを甲府GK河田の読みが当たりセーブ。
いや〜この場面シビレましたね〜
ホントこれで決まりっと思いましたからね(^^;
その後延長に入り、お互い譲らずPK戦に。
ここまで来ると甲府の流れになって来ましたよね(^_^;)
その予感は的中し、河田は広島の4人目のシュートを阻み、最後はPKを献上してしまった山本がしっかり決めて、クラブ史上初めてのタイトルを手にしました。
クラブとサポーターが一丸となって
いや〜ホント劇的な展開でしたね。
途中出場した直後にハンドを取られた山本は、甲府一筋20年の大ベテランで、これまでの甲府の歴史を歩んで来たレジェンド的な存在です。
そんな存在の彼が、大一番で試合の行方を左右するPKを献上してしまい、いたたまれない気持ちになったと思います(^_^;)
しかしその直後に、こちらもベテランの河田が絶対絶命のピンチを救いました。
GK出身者としては、スゴイGK冥利に尽きるセーブでしたね^^
PK戦で、決めれば優勝決定の最終キッカーに指名され、その責務も見事に果たした山本にとっても、一生記憶に残る試合だったと思います。
そして、この一戦、TV中継ではこんな一コマも放映されていました。
話題になってるヴァンフォーレ甲府の大旗おじいちゃんサポーター。繰り返し30秒。
— うめちゃんねる (@hLYdkfNI6Aqw3Oe) 2022年10月16日
おじいちゃんのおかげでヴァンフォーレ甲府への応援が増えてます!#天皇杯決勝戦 #ヴァンフォーレ甲府 #サンフレッチェ広島 #大旗おじいちゃん pic.twitter.com/SLCJlfQls9
長年、地元クラブの甲府を応援している、おじいちゃんが必死にフラッグを振って応援していました。
その光景を見て、地域に根付いたスポーツクラブの良さが滲み出てきました。
こうやって高齢者も小さな子供も分け隔てなく、おらの街の地元クラブを応援してひとつのものに熱狂できる場所って、人を幸福にさせる事ができると実感しました^^
この試合、個人的には一番心躍らされる場面でしたね。
これからも、こういった地元で愛されるクラブがたくさん増えていけばいいなと思います。
おわりに
甲府はカップ戦ならではの、まさしく弱者の兵法で勝利を掴みましたね。
改めて甲府の関係者並びにサポーターの皆様、優勝おめでとうございます!
広島としては、なかなか手に届かなかった天皇杯のタイトルを掴み損ねた悔しさは残りましたね(^_^;)
しかしその悔しさを、ルヴァンカップでぶつけて欲しいですね。
今シーズン若手の成長とともに上位に躍進した力は本物だと思うので、今後に期待しています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了