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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】GKは守るだけではない!?GKはゲームメーカーの真意とは

こんにちは! Nishi です。

 

サッカーのおもしろいところと言えば、息詰まった展開を打開するゴールシーンや、華麗なテクニックで抜き去るドリブルだったり、3〜4人で連動しながらディフェンスの網を掻い潜るパスワークだったり、要所要所でたくさん見どころがあります。

 

まだサッカーが浸透していない時代は、フォーカスされるところと言えば、攻撃面の部分が取り上げられる事が多かったですね(^_^;)

 

しかし、近年は幅広い層にまでサッカーも認知され、攻撃面だけでなく、身体を張ったディフェンスにも賛辞を送ったりと、守備の面での活躍にも注目するようになりました。

 

そのため守備の一番の要であるGKにも、スポットが当たるようにもなって来ましたね。

 

このGKがいいとか、いやいやこっちが上だとか、うちが応援してるクラブのこのGKも!って言うのも増えてきて、長年GKやってる身としては嬉しいものです^^

 

そんな守備の局面でキラ星のごとく輝くGKですが、あるインタビュー記事が興味深い内容だったので紹介します

 

試合の行方を左右するGKの存在

sportiva.shueisha.co.jp

今節のナイスセーブでも取り上げた西川選手が、雑誌のインタビューに答えた話です。

 

その話の後半部分が僕にとって共感できるものでした。

 

以下記事引用部分です

「GKは試合を決められるポジションだと思っています。点を決める選手と一緒で、そのシュートを防ぐか決められるかで試合の結果は変わってくる。あとは、GKのパスの選択次第ではチームが点を決める機会も多いに変わってくる」

 

当ブログでも、GKの重要性を再三書いているのでみなさんはもうご存じかと思いますが、相手の決定機をどれだけ防げるかでチームの命運が変わってきます。

 

シュートが飛んで来た時のセービングもそうですが、危険なシュートそのものをなくすor減らす事も重要です。

 

そのためにも、味方選手のいるポジションの修正だったり、危険なスペース、あるいは選手にマークなどといった指示も大切なのです。

 

そしてボールを取り返したあとも、どこに繋げるかで得点の確率も変わってきます。

 

味方にいいボールを配給できればそれだけチャンスも広がるしね。

 

ただ適当に蹴っていても、またボールを奪われてピンチを増やす事にもなってしまいます。

 

GKのスキルの違いで、攻守ともにチームに影響が出るポジションといってもいいと思います(^^;

 

GKはゲームメーカー!?

攻守ともに重要な役割をこなすGKですが、さらに西川選手はこうとも語っています。

「昔から思っていたことですけど、GKってゲームメーカーだなって思っています。GKが素早くプレーをすれば試合のテンポも上がりますし、GKが時間を使えば試合のテンポは落ち着く。GK次第で試合の流れは変えられるし、作ることもできる」

 

セーブでもパスでも試合を作れる

 

こんなやりがいのあるポジションは他にないと思っています(笑)

 

結構マジでそう思ってます^^

 

僕は今やフットサルオンリーだけど、フットサルではGKからのスロー一本やパントキック一本でゴールに直結したりします。

 

これが正確であればあるほど、相手にとって、下手にボールキャッチされたら即失点ものになるのでそれは脅威です。

 

そう意識させればさせるほど、思い切ったプレイを躊躇させる事ができます。

 

遠回しにそれは積極的な攻撃を躊躇わさせる事ができるので、守備にも繋がります

 

フィールドのサッカーでも同じ事が言えますね。

 

GKから西川選手のようなゴールに直結するようなパスがあれば、それだけ相手にとって脅威になり、カウンターを意識させて攻撃力を削ぐ事もできます。

 

あと僕もテンポはすごく気を配っていますね。

 

時間帯や試合の流れ的にも焦らなくていい場面でも、フィールドの選手が気負いしている事もあります。

 

気負いし過ぎて無理な仕掛けで、安易にボールを失ってチャンスを潰して、ピンチの場面を増やしてもチームとしてはよくないですからね(^^;

 

そういう状況判断もGKは、よく観察してチームの方向性を決める役割があります。

 

ゲームメイキングと言えば、トップ下やひとつ後ろのレジスタのイメージが今でも強いと思います。

 

しかし、試合の流れや選手の位置など一番よくフィールドを見渡せるのは最後方にいるGKですので、GKが試合を支配すると言っても決して言い過ぎではないと思います^^

 

おわりに

近年は、GKにもDFと連携してビルドアップの参加も求められているので、フィールド選手並みのボールを扱う技術が必要とも言われています。

 

もちろん足元の技術を磨くのも重要ですが、併せて周りの状況を的確に見極める能力も磨いて欲しいですね。

 

どこがフリーかとかスペースが空いているとかの他にも、試合の流れも敏感に感じて欲しいです。

 

結構ゲームの流れって肌感覚だけど感じることありますよね(^^;

 

サッカー中継時の、「あっ、点入りそう…」も同じ感覚だと思います。

 

そういう感性というのも、実際にサッカーをしたり観戦でも磨かれるものです。

 

また日常の人間観察とかも、結構役に立つのかなっと(^^;

 

ぼんやり眺めて「あぁこの人交差点渡って本屋に寄るんだろうなぁ」とか、「誰かと待ち合わせして○○に行くんだろうなぁ」みたいな感じでも流れを読む力を養うにはいいと思います。

 

まぁあんまりぼんやりしていると、誰かに注意されるかもしれませんけど(笑)

 

そう言われない程度に、ほどほどにやってみてはいかがでしょうか(^^;

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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