こんにちは! Nishi です。
今日は日本人選手の週末の海外サッカー情報です。
イタリア、スペインもシーズン開幕してこれで欧州の主要リーグ全て開幕しました。
しかし、移籍市場は今月末まで開かれているので、開幕数試合出場した後、主力選手が移籍する事もあります。
もしかしたら、まだ日本人選手の移籍もこの先あるかもしれませんので、そちらにもしっかりアンテナを張っていきたいですね^^
さて、今週は何といってもこのニュースからですね(笑)
久保・開幕戦でいきなりゴール!
今現在低調な日本代表にとって、数少ない希望の光となっている久保ですが、クラブシーンとなると、少しそのポテンシャルを持て余しているシーズンが続いていました。
今シーズンのレアル・ソシエダへの移籍も高い期待値の反面、昨シーズンまで在籍していたマジョルカよりクラブレベルも上がり、より求められる事やポジション争いも激しくなり、ワールドカップ前の移籍として不安視する声も少なからずありました。
ポテンシャルの高さは、目の肥えた海外のサッカージャーナリスト陣からも評価されていますが、まだ圧倒的な個の力による存在感がある訳でもないのが正直な立ち位置でもあります。
そんな不安が多い中でも、いきなり開幕戦で先制ゴールを決めました。
ゴールだけではなく、出場78分間、攻撃の中心として躍動していました。
この試合は、右サイドやトップ下ではなく、4-3-1-2の”2”の部分、つまりはツートップの一角として出場しました。
ツートップといっても、セカンドトップという立ち位置ですね。
噛み砕いた表現だと、トップ下よりフォワードよりのポジションといえばわかりやすいかな
これまでのイメージだと自分からシュートにもっていくより、ドリブルで仕掛けたりアシストする方に主眼を置かれていたけど、フィニッシュワークにより傾向を持たせた感じになります。
僕も僕の読者も提言していた久保のゼロトップも、久保ならセカンドトップ的な振る舞いはできると踏んでいたので、この起用はちょっと嬉しさもありましたね(^_^;)
それもきちんと機能していましたしね。
トップ下に入った元スペイン代表、ダビド・シルバの存在も大きかったのもあると思います。
これがコンスタントに結果も出てくれば、日本代表としても、ゼロトップ採用の目も出てくると思う(使いこなせるかはまた別な話…)
まぁ課題としては、これまでの久保のプレイスタイルだと、貯めてドリブル仕掛けたり、パスで仕掛けたりというプレイが多かったので、どうしてもピタッとトラップする癖があるとこかな。
フィニッシュになると、ピタッと止めるより、シュートを打ちやすい位置にボールを流しながら置くトラップも必要な時があります。
レバンドフスキとかハーランド、往年の名手としたらシェフチェンコとかアンリとか、シュートに持っていくトラップが上手かったですね。
状況によって使い分けたトラップの仕方を改善していけば、本格覚醒は間違いないと思います^^
個人的に嬉しいニュース
久保以外の話題で、個人的に週末の海外サッカーニュースで気になったのは、ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGに今季移籍した板倉の話題です。
守備者出身なので、守備陣の話題がどうしても気になります(笑)
第2節は、2失点を喫し引き分けで終わったものの、相手の猛攻にも粘り強い守備を披露。
現地での評価も高く、ドイツの老舗サッカー紙も最高点の評価でした。
板倉も昨シーズンはシャルケで2部リーグで戦いましたが、レギュラーで試合に出場し、シャルケの1部リーグ復帰に貢献しました。
オリンピックの頃から、板倉の成長が今後日本代表の手薄なセンターバック陣の鍵になると思ってたので、ここ数年の成長ぶりは嬉しいですね
特にセンターバックというポジション柄、当たり負けしない対人能力の向上は日本代表にとってもいい事ですしね。
ボルシアMGでは、中盤の底の”アンカー”を任せられる事もあり、日本代表でも積極的にアンカーポジションでの起用も試して、戦術の幅を広げて欲しいけどねぇ…(^^;
まぁ、新天地で上々の出来を披露しているので、一年を通した活躍を期待しています。
おわりに
久保のトラップの仕方で、追記で思い出したけど、この試合決勝点を上げた久保を称賛する反面、「ボールロストが20回もあった~この先不安だ~」っていう記事もあったけど、僕はそこは悲観していないです。
というのも、いつもより一つ前のポジションでの起用だし、それだけプレッシャーも強い場所で戦うので必然的にロストの回数は上がります。
むしろ相手を押し込んだ場所でボールを失われる事になるので、その分相手からするとカウンターの起点が低くなるので、カウンターの成功率も低くなります。
ロストシーンもわかりやすいところで言えば、ビタ止めし過ぎて相手ディフェンスの足に引っかかってコーナーキックになった場面のように、速攻カウンターを食らうような安易な失い方はほとんどなかったです。(リンクはこちら↓)
【カディス×ソシエダ|ハイライト】久保建英が衝撃のラ・レアル、デビュー!開幕先発でいきなり得点。勝利につながる決勝弾|ラ・リーガ|2022-23 - YouTube
だから、ボールロストが20回と言っても、回数だけ見て煽るのではなく、中身をしっかり見て欲しいと思う。
ただ前述したように、トラップの仕方を使い分ける事ができれば、更に進化した久保建英に絶対なれると思うので、そこに期待はしたいですね^^
GK出身としては、やっぱりドンドン仕掛けてくる選手は脅威に感じますし、引き出しが多いと判断も難しくなります。
GKをはじめ、守備者を翻弄する嫌な選手になって欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了