こんにちは! Nishi です。
昨日は、週末に行われた天皇杯準決勝について取り上げました。
リーグ戦にはない一発勝負なので、ホント何が起こるかわからない展開になりましたね^^
そんな今旬な話題の天皇杯なのですが、昨日の記事を読んで少し違和感を抱いた人はいたかもしれません。
その違和感はもしかして、決勝戦の日にちついてかなって思います(^^;
天皇杯の元日開催見直し?
元日決勝というのはエンターテイメントとしては最高だけど、やっぱりリーグ戦終了後にすぐ開催した方が、コンディションも、外国籍選手のモチベーションも維持されて好ゲームが見られるような気がしました。
— 桑原学 (@kuwaharamanabu) 2021年12月12日
大分の気迫、素晴らしかった!
そして川崎のクオリティーもさすがでした!
両チームに👏👏👏
元日決勝が恒例だった天皇杯は、今年はコロナ禍の影響で感染予防対策の意味合いもあり、天皇杯の決勝戦を元日より前倒しで行われます。
すっかり天皇杯の決勝戦は元日開催という認識が当たり前になってきているので、若干違和感あるのではないでしょうか(^_^;)
元日開催で慣れてきたから、違和感はあるけど、上記のサッカー専門アナウンサー・桑原学さんのツイートのように元日開催ではなくてもメリットはあるという意見もあります。
実はこの決勝戦の開催日程について、コロナ禍以前から見直そうという動きはありました。
リーグ戦が行われている期間に、天皇杯の日程を進めて決勝戦もできるだけリーグ戦との間隔を開けないようにすることで、好ゲームを展開しやすいようにする。
世界を見渡すと、秋春制を導入している関係もあり、リーグ戦と並行して行われている事が多いので、だいたいリーグ戦とほぼ同じタイミングで終わります。
まぁこれまでの日程でも2週間くらいのズレしかないけど、これが結構「あっサッカー久しぶりだな」って感じるくらいちょっと感覚的に空いた感じはします(^_^;)
またリーグ戦が終わる12月は、選手の契約更新の時期でもあります。
その為、契約が切れる選手も出場しなければならず、選手のモチベーションの問題も出てきます。
やはり観客や視聴者からすると、白熱した試合を楽しみたいし、選手としてもできるだけベストの状態で試合に臨みたいものだと思う。
日程面を意図的に調整して好試合になるように仕向けるのも、エンターテイメントの観点からも重要な要素だと思います。
いやいや、元日にコンディションやモチベーションを合わせて持っていくのも、プロとして当たり前だろっという声もあると思う。
それもまぁ当たりですから、なかなか難しい問題なのかもしれないですね(^_^;)
そもそもなぜ元日開催なのか?
実は、天皇杯が元日開催になったのは、第48回(1968年度)からなので、今から50年前の慣習なのです。
それまでは、元日開催ではなく、今年のように12月中旬頃に決勝戦や秋開催が当たり前でした。
しかも開催する会場も年ごとにバラバラでした。
元日&国立競技場開催になったのは、サッカー人気獲得の為に、国立競技場近くにある明治神宮の参拝者を初詣帰りに集客出来ないか考え、それに合わせる形で日程を変えました。
元日開催は、興行目的の為だったのです。
そのような経緯も踏まえながら、今ではお正月シーズンは、日本で人気の野球や相撲がないので、やっぱりサッカー天皇杯って風物詩としても定着した感はあります。
しかし昨今はスポーツの多様性もあり、昔からある駅伝の他にもラグビーも一般認知されてきています。
サッカーで言えば、高校サッカーの冬の選手権も健在ですしね。
それを考えるとエンターテイメント的に注目を浴びる為にも、12月の中旬頃の方が、野球などほとんどのプロスポーツがオフに入り、スポーツ中継が少ない中での開催の方が集客&視聴者獲得の為にもいいような気がします。
元々興行目的で元日開催になったので、同じ観点から捉えると、十分議論の余地がありそうですね。
おわりに
僕も当初は元日開催派だったけど、こうやって天皇杯の歴史を遡ってみると、そこまで拘りはいらないのかなって思います。
みなさんはどう思いましたか?^^
コロナ禍でいろいろ生活様式が変わると言われていましたが、サッカーのイベントにもその影響が来るとは…(^_^;)
しかしせっかくの機会ですから、議論してよりよい方向で大会を運営していってもらいたいですね。
準決勝の大分のジャイアントキリングのような楽しみも天皇杯(カップ戦)にはありますしね^^
盛り上がる試合が増えることを、いちファンとしては期待しています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了