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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】マスコミが”最強”っと煽る時が一番危ない!?史上最強と呼ばれた2006年W杯日本代表の失敗

こんにちは! Nishi です。

 

これまで失敗なく、順風満帆に過ごしてきた人はいないと思います(^^;

 

時には期待されながら、思い通りに上手くいかなくて失敗してしまったということもあると思います。

 

その失敗の原因は、自身の驕りだったり環境によるものだったり、さまざまだと思います。

 

しかし、その失敗を悲観だけして立ち止まるのではなく、反省と分析をして次に失敗しないように活かしていくことが大事です。

 

今回はサッカー日本代表の過去の失敗から少し学んでいこうと思います^^

 

史上最強といわれたチームの失敗 

www.soccerdigestweb.com

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今から14年前の2006年ドイツ・ワールドカップは、まだ皆さん記憶に新しいと思います^^

 

当時は中田英寿小野伸二など同世代の選手達が、脂が乗り切った26~30歳くらいになり、前回大会のベスト16を越える成績を期待されていました。

 

また、代表監督も国内では絶大な人気を誇るジーコが監督になり、彼の母国でもあるブラジルを思わせるような華麗で攻撃的なサッカーを目指しました。

 

そしてこの世代を象徴する選手の中田(英)、小野、稲本、中村を並べた中盤は、日本版”黄金のカルテット”と呼ばれ持て囃されていました。(元祖は1982年のブラジル代表:ジーコ、ファルカン、ソクラテス、トニーニョ・セレーゾ)

 

しかし、僕は当時は懐疑的に見ていました(^^;

 

後出しジャンケンだって言われるかもしれないですが、本当に当時思っていました(^^;

 

あのドイツ大会は、メンバー的にもたしかに史上最強だと思っていたけど、サッカーは個人の能力だけでは勝てないと思っていた。

 

そして、戦術面では疎い監督だったので、期待は正直していなかったです。

 

洗練された戦術と対戦相手の分析をして、しっかり対応しなければサッカーは勝てないと思っていたからです。

 

これは、今も昔も変わらない戦う時の基本だと思います。

 

黄金のカルテットとマスコミは煽っていたけど、ブログでも書いたことありますが、中盤はボールを拾える選手がいないと、あれだけ攻撃に比重がおけば攻守のバランスが悪くなり上手くいかなくなります。 

www.mariaazzura-nishi.com

www.mariaazzura-nishi.com

中田(英)や中村や小野も、ゴール前やFWなどへのラストパスで力を発揮するタイプです。

 

攻撃面で能力を期待されている選手です。

 

彼らには”ボール”が必要で、ゴールを常に脅かす事が必要です。

 

そのボールを拾ってくれて、彼らの代わりに守備をしてくれる選手が必要です。

 

彼らが守備をしてしまうと、せっかくの攻撃面での相手へ与える脅威が半減してしまいます。

 

2002年のワールドカップでは、その守備の役目を担っていた戸田がいました。

  

2006年は守備のできるMFとして福西はいたけど、2002年以上に攻撃に比重を置きすぎてバランスが悪すぎでした。

 

この他にもコンディション調整など失敗の原因はありますが、これが一番わかりやすい失敗の原因だと思う。

 

もはやゾーンプレスなどチーム戦術は当たり前の時代に、いわゆるテクニックに優れた攻撃的な選手だけを集めて勝てる時代はこの当時からありませんでした。

 

それにも関わらず、自由なサッカーという名の放任サッカーを是としたサッカーは正直褒められるものではなかったです。

 

マスコミが”最強”っと煽る時が一番危ない

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このように、当時の世界のサッカーのスタンダートは新しい時代に向かっていました。

 

この2006年に優勝したイタリアは、後方に引いて守備を固める”カテナチオ”というより、FWの選手からパスコースを切りながら前の方からプレッシャーをかけてボールを奪い素早く攻撃に転ずるサッカーで優勝しました。

 

今では当たり前になってきた、前線からプレスをかけて高い位置でボールを奪ってショートカウンターを狙う戦術です。

 

他にもFWの人数を落として中盤の人数を増やしたり、逆足のウイングなどが世に出始めてた頃です。

 

ただでさえ日本は、サッカーの強豪国と言えない立場なので、こよりも早く世界の最先端技術や戦術をキャッチして研究しないと強豪国と渡り合えません。

 

当時の日本の既存メディアは、そこまで情報をキャッチして国内に向けて発信していなかったと思います。

 

だからこそ、あの放任サッカーが正しいと思い込んでしまったのもあるかと思います。

 

きちんとしたサッカー専門誌では、こういう情報はあったものの、普段サッカーを専門にしていないメディアが我が物側で論じると、こういった現実との乖離に気づかないことがあります。

 

今はYoutubeやSNSの発達で、現場でサッカーを取り扱う人がプロ・アマ問わず発信できる時代になってきたので、今後は既存メディアによる奇妙な煽りによってミスリードされることは少なくなると思います。

 

しかしそうは言っても、既存メディアの存在感は簡単にはぬぐうことは難しいです(^^;

 

メディアの情報を鵜呑みにしないで、ネットやSNSの情報を活用していろんな角度から情報を自分から収拾するクセを身につけて欲しいと思います。

 

おわりに

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最近のメディアの報道の仕方に対して、ちょっと異常すぎると思うくらい偏りや煽りがあります。

 

サッカーはどうなの?っと聞かれると、同等くらいにおかしな報道だなって思っています(^^;

 

まぁ視聴率を稼いで放映料や広告収入を得たいとは思いますが、それが本当に日本サッカーの強化に繋がっているのか?っと疑問にも思います。

 

もはや日本のサッカー文化も、高齢者にまで見た事聞いた事があるレベルまでになりました。

 

ここまで発展すると、メディアも黙っていられなくなってきます。

 

ですから日本サッカー協会も、まずは選手の育成やより地域に密着させたサッカー文化の強化に力を入れて欲しいです。

 

日本代表や国内リーグのレベルが上がれば、それだけ世間の注目の的になり、スポンサーもたくさんついてきます。

 

地力をつけることに目を向けて欲しいと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

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