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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】タイプの違うボランチ同士を組み合わせて相乗効果を

こんにちは! Nishi です。

 

先日に続きボランチのお話です。

 

先日お話した通り、ボランチといってもそれぞれタイプが異なるので、そのプレイスタイルによって相性の良い悪いがあります。

 

また、観戦する側もそのボランチの選手のタイプを見ると、「あっ、このチームはこういうサッカーをしたいんだな」っというのが見えてきます。

 

そのボランチ同士の組み合わせを紹介します。

 

まずは昨日のボランチのタイプのおさらいです。

 

A)守備的MFタイプ

B)汗かきタイプ

C)司令塔タイプ

D)攻撃的MFタイプ

E)万能タイプ

 

この五つのタイプのうち、攻撃的な役割が司令塔タイプと攻撃的MFタイプです。

 

逆に守備的な役割が、守備的MFタイプと汗かきタイプです。

 

万能タイプは、本当にレアケースなので今回は敢えて除外します(^^;

 

バランスとしては、攻撃型+守備型の組み合わせが良いとされています。

 

この図式に沿って、その組み合わせの特徴を紹介します。

 

スパニッシュ・スタイル

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汗かきタイプ司令塔タイプとの組み合わせです。

 

スペインのクラブでよくみる組み合わせです。

 

長短のパスを屈指しながらゲームを作る司令塔タイプの選手は、ボールがなければ能力を発揮することができません。

 

その為、ボールを奪いボールを提供してくれる汗かきタイプとの相性は抜群です。

 

汗かきタイプは、その運動量で攻撃時には逆にパスの受け手にもなるので、攻撃・守備ともに司令塔タイプのカバーに入ります。

 

巧みなパス交換で相手を崩すチームに多い布陣です。
 

ブリティッシュ・スタイル

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守備的MF攻撃的MFとの組み合わせです。

 

こちらは、イングランド・プレミアリーグで多用されています。

 

前線のスペースに攻撃的MFが飛び込み、フィニッシュに絡んでいくので、相棒の方は、その選手のカバーにまわる役割です。

 

守備をしてくれる人がいるおかげで、飛び出しもガンガンいけます。

 

空いたスペースをどんどん使い、前へ前へ行くダイナミックなサッカーを目指すチームに多い布陣ですね。

 

セリエ・スタイル

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守備的MF汗かきタイプの組み合わせです。

守備を重視するセリエAでよく使われていました。

 

守備的な二人の組み合わせだと、攻撃が疎かになるのでは?っと思いますが、二人の前に強力なトップ下の選手(またはFW)がいる場合、その選手に攻撃を預けるのでダブルボランチはあえて守備型の選手を配置するケースもあります。

 

またサイドでの突破力に強みがあるときも、このようにカバー能力の高い中盤センターに二枚おくことがあります。

 

どちらかというと、チーム戦力が乏しく、守備を固めてカウンター狙うチームに多い布陣です。

 

スリーセンターハーフ

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中央に三人のセンターハーフを置く場合もあります。

 

おそらく現代のサッカーでは、4-3-3のフォーメーションを採用することも多いので、この布陣も多いかと思います。

 

この場合も先に述べた三つのスタイルに当てはめることで、そのチームがやりたいサッカーが見えてきます。

 

例えば、パスサッカーを目指したいときは、司令塔タイプを置き、他二枚を汗かきタイプか攻撃的MFタイプを置きます。

 

司令塔タイプは、それほど広くスペースをカバーしないので、走り回れるタイプがたくさんいると力を発揮しやすくなります。

 

他には、守備的MFが三角形の頂点にいるときも、守備の負担あを託し他の二人が前線に飛び込むチャレンジを仕掛けやすくなります。

 

三人センターハーフを並べるときは、運動量が豊富なタイプを二枚揃えることができるとよい循環が生まれやすくなります。
 

おわりに

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お互いの長所と短所を補えば、足し算ではなく掛け算のように相乗効果が得ることができます。

 

だからといって短所には目をつぶれとは言いません。

 

短所を克服して乗り越えることで成長も出来ると思います。

 

ただ、個人的な考えですが、小学生など若い育成年代には長所を伸ばして欲しいという気持ちがあります。

 

短所を克服するか、長所を伸ばすか、皆いろいろな考えがあると思います。

 

押しつけにならないように、その子の個性が活きるやり方を見つける事が、指導や教育する上で大切な事だと思います。

 

サッカーもそうですが、何事も人を育てることは難しいですね(^^;

 

誤った指導や教育にならないように注意していきたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。

 

ご拝読ありがとうございました。

 

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