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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】Jリーグ30周年を振り返る!闘将ドゥンガの金言

こんにちは! Nishi です

 

先週末のJリーグではJリーグ誕生30周年記念ということで試合会場各地でイベントが催されましたね。

 

93年のJリーグ開幕セレモニーは当時小学生だった僕もいまだに覚えていますね^^

 

その90年代のJリーグ創成期の時は、日本代表選手だけじゃなく魅力的な外国人選手も多く在籍して印象に残っていますね。

 

スコーピオンキックでゴールを決めたジーコやその相棒のアルシンド、イタリア大会得点王のスキラッチや世界トップレベルの妙技を披露したストイコビッチなどが生まれたてのJリーグを支えた功労者ですね。

 

その中でも記憶に残っている大物選手といえば、当時ブラジル代表のキャプテンを務めていたドゥンガですね。

 

そのドゥンガが当時を振り返っているインタビュー記事がありましたので紹介します

 

ドゥンガのJリーグ回顧

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僕の読者登録者やフォロワーの多くは、僕と同じアラフォー世代だと思うので、ドゥンガ名前を聞けばみなわかるであろう有名な選手ですね^^

 

ドゥンガは当時のブラジル代表のセンターハーフでキャプテンも務め、94年ワールドカップでは祖国ブラジル代表を優勝に導きました。

 

そんなワールドカップ優勝戦士でしかもキャプテンの現役バリバリの選手が、95年にジュビロ磐田に移籍してきたもんだから、当時のサッカーファンは大騒ぎでしたね(^^;

 

ちなみに当時のジュビロ磐田には、元オランダ代表のファネンブルグと90年ワールドカップの得点王で元イタリア代表のスキラッチがいて、外国人選手だけでも豪華メンバーでしたね。

 

Jリーグが誕生してまだ2~3年しか経っていない新興国のリーグに移籍したドゥンガは、磐田でもその闘志ありふれるプレイとキャプテンシーで磐田の選手達とチームを育て、その後の黄金期を築く礎として活躍しましたね。

 

ドゥンガといっしょにプレイして中山や名波、藤田、福西らは日本代表の中心選手にまで成長しましたね。

 

そんなドゥンガも当時のJリーグを振り返って

解決すべきことがいくつかあった。僕がジュビロに行った時、非常にいい選手たちがいたのに、あまり勝てずにいたんだ。勝利にこだわってさえいないように思えた。それよりも美しいプレーを披露することを楽しんでいた。僕は言った。『そうじゃない、目的意識のあるプレーをしよう。僕らはプロだ。勝ってこそサポーターに喜んでもらえるんだ』とね。

っと語っていました。

 

まだ出来立てホヤホヤのJリーグでは、このドゥンガの感想通りで、勝ち負けは二の次で何事もキレイに決めようとしていた雰囲気はありましたね(^^;

 

インタビューでも語っていたとおり、目的意識のあるプレイっていうのはとても大切だと思う。

 

ちょっと前の指導現場でも、きれいな形や勝ち方にこだわり過ぎて、肝心の”勝負”という部分が度外視になっていたと感じます。

 

特にプロなんだから、結果が重要です。

 

サッカーもプロ化はしたけど、精神部分ではまだプロとしての自覚がなかった日本人選手達には、よい刺激にはなりましたね

 

闘将ドゥンガの魂の金言

ドゥンガのイメージといえば、おそらく多くの人が「いつも怒っている!」というイメージがあると思います。

 

クイズ番組でドゥンガといえば?という問題を出されたら、第一位の回答だと思う(笑)

 

まぁ顔もイカついですからねぇ…(^^;

 

まぁ怒っているというか、サッカーはいつも流動的に試合が動いているわけですから、「ここはこういう動きをして欲しい」や「ボールを取りに行くタイミング」だったり、その時その時で選手間同士でコミュニケーションをしっかり取らないと攻撃も守備も上手くいきません。

 

そのためチームキャプテンでもあるドゥンガは、「ここは集中しろ」とか味方選手を鼓舞させて技術面以外のところでサポートしていました。

 

記事のインタビューでもこの部分にも触れていましたね。

 

サッカーでは技術以外のところで重要な部分だと思います。

 

そして僕が個人的に一番感銘を受けたのが以下の言葉でした。

もう一つ気になったのは『日本人はメンタルが弱いから』『決定力に欠けるから』と、心理的に足枷を作ってしまうことだった。できないと言われ続けると、信じてしまうからね。

これは移籍当時のジュビロ磐田の選手達を見た時の感想ですが、これは今の育成年代の選手達とかにもこういう意識を持っていないかドキっとしましたね。

 

日本人は決定力がない、フィジカルが弱いなどよく聞きますね。

 

僕の出身ポジションであるGKでも、身長が低いからダメだとか初めから否定から入ることってよくありますね。

 

言葉を借りると、やる前から心理的に足枷をつけさせていないかっと

 

できないと言われ続けるより、どうしたらできるようになるか、または足りない部分を大きく補う方法を念入り考えていきたいですね。

 

そうやって創意工夫してできないことをできるようにすることが大切だと思います。

 

おわりに

矛盾するようなことをいうかもしれないけど、これまでの歴史を振り返っても日本人は何事も創意工夫が得意な民族だと思っています。

 

サッカーの世界でも、その能力を如何なく発揮して、逆に世界をリードする存在になって欲しいですね。

 

ドゥンガが移籍してきて日本人選手達に植え付けてきた戦うための基本的な要素も活かしてこれからのサッカーの成長に繋げていって欲しいですね

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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