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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#34

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、土曜日に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第34弾です!

 

およそ10か月間の長いリーグ戦も今節が最終節。

 

最終節までもつれこんだ優勝争いと残留争いと、最後まで目の離せない展開になりましたね!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

素早い判断でピンチの芽を摘む

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まず最初は、鹿島vsG大阪の試合から、鹿島GK早川選手のプレイです。

 

G大阪の右サイドからの崩しから、ディフェンスラインの裏へ抜けるふわっとしたパスが出されます。

 

そのパスにいち早く反応して、相手選手&味方選手と少し交錯するもキャッチして、攻撃をリセットしました。

 

少し危なっかしい感じではあるけど、G大阪のパス交換からの展開を読み切っての好判断ですね。

 

早川選手のスタートの出足からみても、ディフェンスラインの裏抜けの展開は予測していた感じはあります。

 

ペナルティエリアの深い位置とはいえ、シュートや折り返しからのパスで失点する確率がググっと高くなります。

 

展開としては、こちらの展開の方が危険なので、多少ギャンブル気味でも危険な芽は早い段階に摘んでおくことはいい判断だと思います。

 

早川選手は、次の展開の予測が遅かったのが気がかりだったけど、この日(ハイライトだけだが)は、全体的に見て判断のスピードは速くて良かったと思う。

 

来シーズンも、コンスタントに試合に出場して、一回りも二回りも成長して欲しいですね。

 

素早いリアクションと今後の課題

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続いては、磐田vs京都の試合から、京都GK上福元選手のプレイです。

 

右サイドの突破から上げたクロスを、ダイレクトに合わせられますがこのシュートをセーブし、セカンドボールにも体勢を崩しながらも素早く前に突っ込み、これも防ぎました。

 

一回目のセーブで満足して終わりではなく、セカンドボールの行方までしっかり意識もしていましたね。

 

最後まで、ボールの視線を外さない、ナイスセーブです。

 

今回のこの場面はジャストミートで合わせられたシュートということもあって、仕方ない部分はあるけど、上福元選手は全体的に前に弾いてしまう癖があるので、状況によってはボールの下を弾いて後ろに流れてもコースを変えるテクニックも身につけたいですね。

 

セカンドボール詰められて失点ってケースが多いし、好セーブが多いわりに、失点も多いのはこの点も原因だと思う。

 

コースだけ変えて、サイドあるいはコーナーに逃げる勇気も時には必要だと思います。

 

ピンチの場面は変わらないけど、一度流れを切って味方にも冷静になってもらう時間も作ることも、時には必要なこともあります。

 

まぁそんな事言えば、相手にも時間を与える事になるっと言われるかもしれないけどね(^^;

 

しかし、サッカーのディフェンスというのは、基本的には受け身なものです。

 

相手の主導権下の流れを断ち切り、活路を作り出すことも重要だと思います。

 

好例としては、前回のワールドカップの日本vsベルギー戦の”悪夢の14秒”と言われた、ベルギー最後のカウンターアタックの起点となった、クルトワ選手の一連のプレイみたいにね。

www.mariaazzura-nishi.com

もちろん、キャッチが理想なんだけど、すべてキャッチできることはほとんどありません(^^;

 

セーブも”弾き方”を工夫することで、失点を減らせるということもあるということも多くの人に知ってもらいたいですね^^

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、名古屋GKランゲラック選手を選びました。

 

右サイドの速攻から抜け出し、ペナルティエリア深い位置からシュートまで打たれますが、このグラウンダーのシュートに素早く反応してセーブしました。

 

シュートを打たれるまで、余計な動きはせず、最後までボールを見てから反応できていますね。

 

ポジショニングもよく、ニアサイドにもファーサイドにも手が届くポジションを取っているのもポイント高いですね。

 

手にわずかだけ当たった形になりましたが、事前のポジショニングの良さと、シュートが来る前までの冷静さもナイスセーブの要因だったと思います。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●C大阪:清水…中央ドフリーからのミドルシュートを身体全体を使った好セーブ

【セレッソ大阪×名古屋グランパス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第34節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●東京:スウォビク…逆手も上手く使い手が届く距離を伸ばした好セーブ

【FC東京×川崎フロンターレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第34節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●鳥栖:パク・イルギュ…絶妙な飛び出しで、先にボールに触れる事ができたナイスプレイ

【サガン鳥栖×サンフレッチェ広島|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第34節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

優勝争いが最終節までもつれ込んだ今年のJリーグは、横浜FMの3シーズンぶりの優勝で幕を閉じました!

 

横浜FMの選手やスタッフのみなさん、並びにファンのみなさん、おめでとうございます!^^

 

一方で残留争いは、清水がJ2に降格、京都が昇格プレーオフに回ることになりました。

 

前節までに降格が決まっていた磐田も含め、静岡勢がJ1から姿を消すことになるのは初めてのことだそうですね(^^;

 

来シーズンにはすぐに昇格できるように、戦力やチームの再構築をして欲しいですね。

 

いろいろなドラマがありましたが、今シーズンも無事に終了しました。

 

近いうちに、ゴールキーパー解説の1年間の総評をまとめた記事をアップする予定なので、こうご期待!^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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