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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#18

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第18弾です!

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

動きに釣られない的確なポジショニング

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まず最初は、川崎vs磐田の試合から磐田GK三浦選手のプレイです。

 

左サイドのやや浅めの位置からのアーリークロスをヘディングで合わせられますが、このシュートに反応してセーブします。

 

クロス前にボールが一旦戻された時に、相手も味方もラインが変わったけど、その押し下げに惑わされることなく的確なポジショニングを取れていたのが要因でしたね^^

 

ついつい動きに釣られて間違ったポジションを取ってしまいがちですが、そういうミスもなく冷静でしたね。

 

また、個人的に三浦選手の欠点として懸念していたのが、タイミングを取る為のプレジャンプが大きかったのが気がかりだったけど、この日はプレジャンプが小さくなりましたね。

 

コーチから指摘があったのかもしれませんね。

 

今後も安定したプレイを見せてくれるといいですね^^

 

最終ラインとGKの位置

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続いては、横浜FMvs柏の試合から横浜FM・GK高丘選手のプレイです。

 

中央やや右サイドからのボールの奪い合いから、右サイドの裏にスルーパスを出します。

 

このパスに柏の小谷松選手が反応してシュートを放ちますが、GK高丘選手もいち早く反応して一気に前に詰めてセーブしました。

 

ディフェンスもついていたので、待つかなって思ったけど、前に出たジャッジ(判断)はよかったですね。

 

横浜FMのチーム戦術でGKも高い位置をとっている事もあって、いい距離感を保っていたおかげです。

 

高丘選手も、サイドの小競り合いを見ながら、こういう裏のパスもあると予想していたような動きでしたね。

 

ディフェンスと自分(GK)との距離感を常に意識しておけば、このような場面でも難なくセーブできるので、GKを志す人はポジション取りは常に心がけて欲しいですね^^

 

また、シュート打たれてから反応するのではなく、フィールドで行われているボールや人の動きから何が起きるか予測し準備しておくことも重要だと思います。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは鳥栖のパク・イルギュ選手を選びました。

 

FC東京の右サイドと中央を使った見事な連携から右サイドを突破され、完全に崩された中央へ折り返してシュートされましたが、これを見事に防ぎました。

 

このセーブの要因は、やはり一歩前に出たことですね。

 

アダイウトン選手のシュートする時の振り足に合わせて一歩前に出たことで、まずシュートコースを狭めることができます。

 

シュートコースを狭くすることで、ブロックできる面積と手を出した時に当たる確率が高くなります。

 

そして前に出る事で、シュートの進行方向と逆の力が加わるので、シュートを前に跳ね返しやすくなります。

 

受けに回ってしまうとこの跳ね返す力が足りなくて、シュートに押し負けてゴール…といったケースも考えれます(^^;

 

また都合よく前に跳ね返せなくても、大きく不規則ボールが弾かれるので、その間にまた体勢を整えれる時間もできます。

 

もちろん時間的に余裕がない時もあって、全てが前に出れる事はないと思います。

 

ですから、前に出過ぎも悪い時はありますね。

 

しかし、普段の心がけとして前に出て止めるという意識がないと、肝心な時に、前に出れなくなります。

 

だから、意識の上では「常に前に!」というのは心がけていきたいですね。

 

結果論になるけど、このセーブシーンでいえば、このセーブはパク・イルギュ選手だけじゃなくて、味方選手にもいい影響を与えたと思う。

 

正直完全に崩された中でのセーブだったので、極端な事を言えば、味方フィールド選手は「ミスしてもパクが止めてくれる」という心理もできて今後も思いっきりプレイできる気持ちになったと思う。

 

前半終わり際にもナイスセーブもあったし、この後の鳥栖のゴールは思いっきりのいいシュートからの得点が重なりましたね。

 

逆にFC東京の方は、大事にいこうとして消極的になっていましたね。

 

まぁハイライトの映像だけだから、一概には言えないけど、GKのこういうセーブは味方の後押しにもなります。

 

僕が常々言っている、GKが試合を作るという表現は、言い過ぎではないと自問自答しています(笑)

 

紹介できなかったナイスプレイはこちら↓(敬称略)

●G大阪:東口…ボールの位置に合わせて細かいポジション修正

【北海道コンサドーレ札幌×ガンバ大阪|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第18節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●鹿島:クォン・スンテ…シュート前の味方への指示と味方と重ならないポジショニング

【名古屋グランパス×鹿島アントラーズ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第18節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●清水:権田…左右に振られても適正ポジションは崩さない

【セレッソ大阪×清水エスパルス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第18節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

パク・イルギュ選手も高丘選手共に共通して言えるのは「前へ」という意識ですね

 

セービング時じゃなくても、相手の展開も予想するのはこういう心がけからだと思う。

 

高丘選手の今節のセービングはまさしくそうでしたね。

 

あれだけ思いっきりのいい踏み切れたのも、しっかり展開を読んでいた結果だと思う。

 

派手なセービングより、こういう”頭脳的”なセービングにも注目して欲しいと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

PS

今節のDAZNさんのハイライトに、神戸vs浦和の試合がなぜかアップされていませんでした(^^;(おそらくアップし忘れ…?)

その為、神戸vs浦和のハイライトはチェックできませんでしたので、注目ポイントがありましたら次回取り上げます。

 

 

 

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