こんにちは! Nishi です。
いつの間にか11月に入り、北海道は一段と寒くなってきました。
しかし、まだ雪が降るそぶりはないかなぁ…
他の北海道地域より、一週間くらい初雪にズレがあるので、この調子なら20日くらいになりそうですね。
そんな冬支度の事を考えることが多くなってきましたが、昨日の北海道はとても暑い一日になりました。
いや、熱い一日でしたね(笑)
新庄新監督就任会見
北の大地にあの男が帰ってきた!
先週から話題をかっさらっていた北海道日本ハムファイターズの来季の監督に就任した新庄剛志新監督(あっ、ビッグボスかw)の就任記者会見がありました。
この記者会見に、北海道だけではなく、お昼のワイドショーでも生中継するなど、その注目度は全国規模になりました。
このへんにスター性を感じますね(^_^;)
監督になっても、現役時代やその後のタレント、いや自由人時代と変わらず、自由奔放な明るい記者会見になりましたね。
監督就任記者会見ともなれば、堅めのスーツをビシッと着こなして臨むものですが、ワインレッドのスーツにシャツの襟を大きく立てたスタイルで登場。
破天荒なスタイルは監督になっても変わりませんね(笑)
まぁ急にかしこまられても、ファンからすると困惑してしまいますしね(^_^;)
記者会見も新庄節が炸裂した感じで、終始明るい雰囲気で会見が執り行われました。
僕個人的には、日ハムも成績だけじゃなく、チーム内での騒動などで重苦しくなってたから、何か変わるかも〜と期待値を上げただけでもよかったと思う。
一方で、こんなチャラチャラしてるようじゃあ本当に勝てるチームになるのか?っと疑問に思う人もいるかと思います(^^;
記者会見の一問一答でも、優勝は目指しませんとか、監督と呼ばないで「ビッグボス」と呼んでくれなど、新庄節に懐疑的に見る人も少なからずいます。。。
人を惹き付ける言葉力
(引用:Wikipediaより)
しかし、僕は記者会見を聞いて、より安心した一人です。
なぜかというと、一見ファンサービスとも取れる言動には、きちんとした具体性をもっていたからです。
例えば、会見で語った「優勝は考えていない」というのは、一見プロである以上優勝を目指すのが当然で、最初から諦めるような発言は良くないというかもしれない。
しかし、こう考えたのも新庄監督は具体的にこう述べています。
「高い目標を持ちすぎると、選手っていうものはうまくいかないと思っているんですよ。一日一日地味な練習を積み重ねて、シーズンを迎えて何気ない試合、何気ない一日を過ごして勝ちました、勝った勝った勝った勝った…。それで9月あたりに優勝争いをしていたら、さあ優勝目指そうと。そこの気合の入り方というのは違うと思うので、そういうチームにしていきたいなと」
今シーズンの日ハムの戦力を考えれば、計算できるピッチャーは新人の伊藤くらいしかいなく、投手陣全体見渡しても安定した成績を残した選手は数少ない。
打撃陣でも同じ事が言えますね(^_^;)
そういう現状を見て、いきなり根拠なく当たり障りなく来季は優勝!っと語るのもただの口先だけになります。
口先だけの無責任な結果よりかは、新庄監督の言葉通り、先入観なく選手の特徴をよく捉え現状にあった起用・采配をして、目の前の試合ひとつひとつ積み重ねた方がより現状的な考えではあります。
言葉の具体性ってやつですね。
以前ブログでも紹介した、これからは言語化・言葉の力、説明力というのはスポーツの世界だけでなく、世の中には必要になってくるものだと思う。
なぜそう思うのか、どうしたら目標にたどり着けるのか。。。
新庄監督がここまで深く考えているかどうかはわかりませんが、記者会見の一問一答を聞いてみて、僕はこの具体的に新庄監督なりの根拠のある言葉には納得できるものがありました。
新庄と言えば、天才肌ゆえに野生の勘で喋ったり、行動したりするイメージですが、こういう言語化能力・言葉力の高さが、多くの人々を知らず知らずのうちに惹き付けているのかなって思いました。
おわりに
最近北海道は、旭川のいじめ問題や、日ハムに絡めれば新球場移転に伴う札幌市の傲慢な行政並びに事なかれ主義など暗いニュースが多かった。
そういった鬱屈した空気を変える意味でも、新庄新監督就任のニュースは大きな期待をもたらすものになりました。
別競技の人間だが、地域に根付いたスポーツ文化で、より生活に幸福をもたらす志としては同じ方向なので応援していきたい。
来年の楽しみがまた増えましたね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了