こんにちは! Nishi です。
今日は、水曜日に行われたJリーグの試合から、僕が気になったGKのプレイを紹介する企画第35弾です!
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
サッカーを見る時の、GKの見方として是非参考にしてみて下さい!^^
細かい声かけ
川崎vs浦和の試合から、浦和のディフェンスの場面です。
すんごい細かい場面だけど、いいなっと思った場面です^^
浦和ディフェンスの浅い位置でボールを奪われ、個人技で縦に突破されましたが、折り返しのクロスを浦和ディフェンス岩波選手の決死のカバーでピンチを逃れます。
この時、クリアがゴールに向かい、GK西川選手もファーへポジションを移動しており、あわよくばオウンゴールか!?という事で一瞬会場もどよめきました。
しかし、その後すぐに西川選手がすぐに身体を投げ出してクリアした岩波選手に対しナイスプレイと称えています。
GKとしては、ホントこういうディフェンスのプレイは心強いんですが、当のディフェンスが「やばかった~」っとネガティブに捉える人もいます。
そうならないように、すぐに「ナイスプレイだよ!どんどん積極的にプレイして」っと声をかけるのは結構大事だったりします。
悪意を持ってオウンゴールする人なんていませんしね(^^;
それはわかっているんだけど、極度にオウンゴールを怖れて消極的なプレイになる人もいるので、GKの声かけとしても気持ちを前にもっていく声かけも必要だと思います^^
GKはゴールを守るのが使命。
その使命を果たす為にも、味方の協力も必要です。
こういう声かけは、記録上残らないけど、効果のあるプレイだと思います。
終始集中力を欠いたゲーム
続いては東京vs清水の試合から、清水GK権田選手のプレイです。
左コーナーキックからヘディングで決められた失点シーンですが、クロスの判断を見誤りましたね。
東京側が3人クロスに待ち構えており、軌道から一番奥側のファーサイドに飛ぼうとしましたが、その手前中央の選手に合わせられてしまいましたね。
これは判断ミスですね。
判断ミスの背景には、このコーナーキック前の失点の場面で、ちょっと気持ちが切れた感じもありました。
1失点目は、自身のビルドアップのミスもあるけど、ディフェンスの寄せが甘かったのがここは一番の原因かなって思う。
失点後、ディフェンスの寄せが足りなかったことを、ディフェンスに伝えている描写がありましたし、そこで二点目のオウンゴールも重なり、何かこのあたりで集中力が切れた感じがします。
そういう経緯もあったため、ファーサイドの選手に気をとられ、ファーサイドで処理しようと判断を間違えましたのかなって思いました。
難しい状況ではありますが、二者迫っているのなら、手前の中央の選手と競り合って先に処理するかその場に構えて待つかの判断ですね。
ゴールとクロスの着地点との距離がないので、先に処理した方がよさげかな。
後半の4失点目も中途半端な飛び出しで、あえなく失点。
今節は、クロスの判断ミスが目立ちましたね(^^;
次節では、気持ちを切り替えて立て直して欲しいですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、徳島の上福元選手、名古屋のランゲラック選手、柏のキム選手と迷いましたが、浦和の西川選手を選びました。
左45°のミドルシュートを見事な横っ飛びでセーブしましたね^^
何よりも、ポジショニングが抜群ですね。
ニアサイド、ファーサイドどちらに打たれても手が届くポジションを取っています。
またミドルシュートだけではなく、ドリブルなど縦の裏抜けも予測した、前目にポジションを取っているのもグッド。
この前のシーンでも、オフサイドになったけど、あの場面のセーブもポジショニングがよかったですね。
共通して同じことが言えるのは、時間帯や点差などの状況が変わっても、しっかり基本であるポジション取りにブレがないという点です。
フィールド選手に比べると、比較的運動量が少ないと言われるGKですが、時間が進むにつれて疲れもでてくるし、集中力もバラけてきます。
このへん年齢を重ねても、衰えを感じさせないポイントのひとつかなって思います^^
おわりに
今節で、鹿島の荒木選手が10代で二桁ゴールを達成しました。
1994年の元日本代表の城選手以来の記録だとか。
20年以上も達成者がいなかったんですね(^^;
それだけ10代でプロの世界で活躍するのが難しいということなので、この記録達成は素直に天晴れですね。
若い世代は、GKばかりウォッチャーしてたけど、フィールドの選手もたくさん出てきていて嬉しいですね^^
これからも若い逸材が、どんどん出てきて活躍していって欲しいです。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了