こんにちは! Nishi です。
昨年からJリーグも外国人枠が5人に増え、いろんな国籍の選手をみられるようになりましたね。
外国人枠に関しては、日本人選手の出場機会が少なくなるなど様々な問題はありますが、僕は競争力の向上の面で外国人枠5人には賛成ですね^^
外国人枠を巡る問題は、これからもたくさん議論されることになると思います。
そんな外国人枠の件で、Jリーグの取り組みと今後について少しお話をしたいと思います。
Jリ―グの東南アジア戦略
現在の外国人枠ですが、Jリーグと提携している国の国籍出身者タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、カンボジア、インドネシア、シンガポールのASEAN7ヶ国の国籍者は、外国人枠に含まれないというルールがあります。
これは、経済的に好調な東南アジア市場を狙った戦略でもあります。
今は少し落ち込みはしましたが、経済成長が続いている東南アジア諸国に日本のサッカーの試合の放映権を売って利益を拡大する狙いがあります。
東南アジア諸国の選手を獲得して、放映権収入をたくさん獲得しようという狙いもあります。
一方東南アジア諸国の国としても大きなメリットもあります。
自国のサッカーレベル向上の為にも、リーグ戦のレベルが高い国でプレイすることができます。
その時、外国人枠の制限を受けないで移籍が出来るので他国に移籍するよりチャンスが広がるメリットがあります。
サッカー以外でも効果は絶大
提携国内で有力な選手がどんどんJリーグに参戦すれば、それだけ提携国内でもJリーグの中継を視聴する人が増えていきます。
例えば、札幌もチャナティップ選手の活躍により、札幌の試合の放映権が高く売れたりして、その放映権で得た収入がクラブの収益にもなっています。
また、タイ本国から北海道に来日して応援しにくるサポーターもいるので、地元の観光事業にも一役買っております。
こういう経済的にも良い流れを生んでいるので、地方経済の起爆剤にもなる案件でもあります。
本題のサッカーの話に戻すと近年、札幌のチャナティップ選手や横浜Fのティーラトン選手などレベル的にも多国籍の選手と比べても変わりのない活躍をしています。
これだけの活躍すれば、Jクラブもこぞって外国人枠の制限がかからない国の選手獲得に力を入れてくることになると思います。
こういった関係はこれからも継続し、アジア一のサッカーリーグとしてJリーグが旗振り役になっていってもらいたいです。
一部のJクラブは、Jクラブが主導で現地にアカデミーも設立しているクラブもあります。
この動きは積極的に投資して欲しいと思っています。
海外クラブで日本人がノウハウを学ぶのといっしょで、こういう人材発掘も積極的行っていって欲しいと思います。
東南アジア諸国がレベルがあがれば市場価値も上がっていきますので、サッカーに関わるビジネスチャンスの拡大にも繋がります。
こういう未来に向けた投資型思考は大事にしていってもらいたいですね^^
おわりに
2026年からW杯の出場枠は48ヶ国になります。
アジア枠は8ヶ国くらいになりそうなので、現行の4.5から倍近く出場できることになります。
東南アジア諸国の国は、この拡大された出場枠を狙っています。
枠が拡大されてW杯に出場するチャンスは広くなったけど、実力が伴っていなければいけないので、サッカーレベルを引き上げるこの日本のJリーグとの結びつきは好都合だと思います。
汚い言葉ですが、お互い利用して互いに利益を得る良い循環にしていってもらいたいですね。
広いアジア戦略でマーケティングを考えるのは、とてもよいことだと思うのでこれからも推進していって欲しいです。
「世界はー」とか言いながら、一定の国や地域だけを見るのではなく、広い視野で物事を考えていきたいですね。
そして互いに利益があり、良い関係を築ける国々と深い関係を作り日本のサッカー市場や、他の経済にも影響するようにしたいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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