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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2023年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#32

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第32弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

物議を呼んだあの場面

youtu.be

まず最初は物議を呼んだこの試合から(^^;

 

浦和vs神戸の試合終了間際に起きた最後の局面でのシーンです。

 

同点で迎えた後半アディショナルタイム49分過ぎの右サイドからの浦和のフリーキックのシーンです。

 

後半のアディショナルタイムということで、ラストチャンスに賭け浦和GKの西川選手もゴール前まで上がりゴールを狙います。

 

フリーキックから上げられたクロスは、ファーサイドの西川選手に届きそうになりますが、ここは神戸GK前川選手が大きく飛び出してこのクロスをキャッチします。

 

キャッチした前川選手が、すかさず前線に張っていた大迫選手にパントキックを送り、このパスを受けた大迫選手は、がら空きになった浦和ゴールへ見事なコントロールショットで劇的なゴールを決めました。

 

まず前川選手のクロスへの対応はとても良かったですね。

 

ペナルティエリアのファーサイド若干遠めにクロスが入ってきたので、前に飛び出してキャッチにいかないかなっと思ったけど、ここは勇気を持ってキャッチに行って事前に浦和のシュートを防いだのはグッド。

 

キャッチ処理後の切り替えも、素早く前線に残っていた大迫にパスを送った判断も好判断でしたね。

 

処理後の事も念頭に置いていたプレイでしたね。

 

一方、西川選手の独断での前線への攻め上がりも賛否両論分かれていますね(^^;

 

浦和は、この試合勝たなければ、優勝争いから完全に脱落してしまうということもあって、どうしても1点取って勝ちに行きたかった状況でした。

 

西川選手の独断とはいえ、この判断は致し方ない判断かなと(^^;

 

独断の攻め上がりだったこともあってか、そのリスク管理が十分でなかったのは反省かなとは思います。

 

あとは大迫選手の抜け出しがオフサイドかどうかということですが、これはまぁ難しいところかなぁというのが個人的な感想(^^;

 

オフサイドラインを見ている副審はこの時、ハーフライン上で大迫選手の位置を確認はしていたはずです。

 

しかし、パスは神戸陣内のペナルティエリア内からということで、このボールと大迫選手の位置を同時に見るには距離があります。

 

これを同時に見て判断とするとなれば厳しいものはありますね(^^;

 

実際パスが出た後にオフサイドライン(この時はハーフライン)を越えたという判断でしたが、VARのカメラもこの場面を正確に映すものがなかった以上は審判の判断を尊重せざる得ないかなっと思います。

 

まぁこのシーンに関して言えば、オフサイドにならなかった以上、前川選手の好判断でピンチを防ぎ、逆にゴールに関与したナイスプレイだったと思います。

 

冷静な分析と素早い動作

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続いては横浜FMvsC大阪の試合からC大阪GKキム・ジンヒョン選手のプレイです。

 

左サイドからのクロスを中央で待っていたアンデルソン・ロペス選手がボレーで完璧に合わせましたが、このシュートに素早く反応して弾き出しました。

 

シュートへのタイミングもバッチリで、逆手を使って身体の捻りを活かしたナイスセーブでした。

 

ボレーシュートが来る際も、慌てずに最後までシュートの軌道もしっかり目で追えていますね。

 

目で何が起きているか冷静かつ素早く判断し、身体にも素早く伝達しています。

 

天性のものというよりかは、これらの動作は普段からの練習での積み重ねですので、GKとしてはこういう冷静かつ素早い動作ができるようになりたいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは広島の大迫選手を選びました。

 

左サイドからの菅選手の突破から青木選手がダイレクトでニアサイドにシュートを放ちますが、この強烈なシュートを右手一本でセーブ。

 

その後のこぼれ球も札幌に拾われ、再びフリーの青木選手へ完璧なスルーパスが出てピンチになりますが、この1vs1のシュートも防ぎました。

 

シュートコースを狭めるために大きく前に出たのは好判断でしたね。

 

しかもそのタイミングも、フリーの青木選手に渡った瞬間に前に出ているので、よく状況を見えていましたね。

 

危機管理能力と素早い対応両方が備わったナイスセーブでした。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●FC東京:野澤…反応が遅れやすい足下に来たヘディングシュートを足で素早く掻き出すナイスセーブ

【アルビレックス新潟×FC東京|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第32節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●名古屋:ランゲラック…タイミングの取り方、身体の使い方、逆手を使ったお手本のようなセービング

【湘南ベルマーレ×名古屋グランパス|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第32節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●湘南:ソンボムグン…一番遠い低めのコースへ最短距離で届く上手い身体の使い方

【湘南ベルマーレ×名古屋グランパス|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第32節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

湘南と名古屋のGKのナイスセーブの応酬はハイライトでも見応えありましたね!

 

あと中継もあって札幌と広島の試合も見ていたんですけど、結果的に0-0の試合でも両GKの働きが良くて個人的には見応えがありました。

 

ゴールを期待していた人は多かったと思いますけどね(^^;

 

まぁ守備の局面でも好守を称える拍手や実況解説もあったりと、だいぶサッカーを見る目がファンや解説者達も肥えてきたのかなっと…

 

まぁ放送局によって差はあるなっとは思いますけどね(^^;

 

リーグ戦も残り2試合となりました。

 

今節劇的な勝利で首位をキープした神戸が逃げ切るか、はたまた横浜FMが王者の意地を見せるか注目ですね。

 

残留争いも、下位のクラブが勝ち点を重ねてどうなるかわからなくなってきました。

 

最後まで見逃せない展開が続いているJリーグも是非注目して下さい!

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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