こんにちは! Nishi です。
現代サッカーは日々進化していき、その潮流に乗る、あるいは理解するにもサッカー経験者といえども追いかけるのは大変です(^^;
ホント数年おきに戦術なども変わっていくので、ひとたびサッカーから離れていると、置いて行かれるのもしばしばです(-_-;)
それでも現場の選手やスタッフ達は、日々向上心を持って取り組んでいることには本当に頭が下がる想いです。
先日紹介したGKのテクニックも変わりつつありますしね…
さて、今日はそんな戦術のトレンドについてです。
最近話題にあがってきたトレンドがありますので紹介していきますね
サイドバックもトレンド変遷?
サッカーに欠かせない攻撃手段のひとつといえば、みなさんお馴染みのサイドアタックがあります。
サイドを駆け上がりクロスを上げ、中央にいるFWやトップ下の選手がフィニッシュを飾るというのは昔からもよく使われる戦術です。
現代では、サイドだけではなく、カットインしてきて自らゴールに切り込むというスタイルも確立されてきて、サッカーの”花形”にもなってきていますね^^
そんな現代サッカーを彩る、重要な役目を担うサイドのポジションとして不可欠なのがサイドバックの存在です。
前述のサイドアタッカーの補佐のため、縦横無尽にサイドを駆け上がり、攻撃をサポートしたり、守備面のケアをしたりと八面六腑の働きを要求されます。
現代では、サイドアタッカーがカットインして中に侵入する場面が多く、そのためサイドバックの役割としては、攻撃面のサポートが多くなり、サイドバックに求める人材としても縦に推進力がある攻撃的な性質の強い選手が求められることが多かった。
日本で言えば、長友や内田のように、どちらかというと攻撃のサポートを得意とする攻撃型が主流だったんですが、記事によると近年は安定の守備型がトレンドになってくるのではということです。
ここ数年の上位陣の成績を見ると、やはり守備に不安があるチームはなかなか勝ち点を積み重ねられないでいるのが現状で、その要因は、サイドから切り崩されて守備が安定しない傾向が強い。
そのためサイドバックには守備型の選手を配置し、守備の安定を図る傾向にあるといいます。
僕らが馴染みのあるところで言えば、アーセナルがセンターバックの冨安をサイドバックに置いて守備を安定させて全体の流れをよくする、この起用の仕方が主流になりそうだとうことです。
サイドバックの今後の行方
まぁこれは一理あることもありますね。
昨年のカタールワールドカップでも、グループリーグ最終戦のスペイン戦で、日本が1点リードした時に、スペインが左サイドにスペシャリストのアンス・ファティが投入されると、すかさず右サイドバックに冨安を投入し完全に封じ、日本の守備陣を安定させました。
今シーズンプレミアリーグを制したマンチェスターシティも、時には両サイドに本職はセンターバックの選手を配して試合に臨むことがあり、これが今後トレンドになるかもしれないということです。
攻撃的なサイドバックの選手が上がったスペースを、センターバックがカバーするその歪を狙って攻め立てられるリスクがある分、賢明な方法かもしれないですね。
しかし、個人的な考えで言えば、どちらのタイプも必要に応じて使い分けれればいいのかなっと思います。
前述のように、相手がサイド攻撃に圧力を強めてきたら守備型の選手を投入してきっち押さえるなど、場面場面で使い分ければいいかなっと思います。
ですので、何が今トレンドだからこうだとかっていう括りにしない方がいいのかなって思います。
トレンドだからといって、両サイドに守備的なサイドバックを布陣させても今度は全体の重心が後ろに下がってしまったり、サイド攻撃がサイドアタッカー個人頼りになってしまう危険性もありますしね。
それよりかは、どちらかサイドに攻撃的なサイドバックを布陣させて、片翼に攻撃力を重視させて、アンバランスさでバランスをとる方が効果的だと思いますね。
僕の大好きな漫画のジョジョの奇妙な冒険でいう、「波紋は一点集中の方が強い!」ってやつですね(笑)
まぁ結論的に言えば、状況によって選手の使い分けをしていけばいいのかなって思います。
おわりに
攻撃的な選手が流行ったり、守備的な選手が流行ったり時代によってトレンドが変わりやすいポジションではありますね。
しかしまぁサイドバックに関しては、両方のタイプは必要だと思います。
前述したように、試合を決めたい時は、野球でいうストッパーのように守備力の高い選手を置いて相手の攻めをシャットアウトさせるように、状況次第かなっと思います。
それに交代枠も5人まで拡大したので、こういう試合終了時間まで考えた戦略の上で柔軟な起用ができる、重要なポジションになっていますね。
日本代表でいうと、まだ選手層としては不十分なポジションなので、国際的にも十分通用するサイドバックがどんどん輩出していけばいいなっと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了