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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2023年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#12

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第12弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

何気ないプレイだけど

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まず最初は、札幌vsFC東京の試合から、札幌GK菅野選手のプレイです。

 

左サイドのクロスをダイレクトでヘディングで合わせられますが、クロスバーに弾かれます。

 

そしてクロスバーに弾かれて上に上がったボールを、しっかりジャンプをしてキャッチしました。

 

一見何気ないプレイだけど、基本通りに片足を上げてキャッチしていたことが抜かりないなと思いました。

 

ほぼノープレッシャーでしたので、ただジャンプしがちでしたが、しっかり片足を上げて相手選手が接触してきてもブロックできるようにしていますね。

 

現に二人の選手がルーズボールを拾おうとアクションを起こしていましたので、競り合いになる可能性もありました。

 

誰も来ないと思い込んで手を抜いたジャンプをすると、いざ競り合いになった時にバランスを崩してしまい、ボールをこぼしてしまいます。

 

何気ない場面でしたが、GKとしてはこういう細やかな技術は怠りなくすることによって、万が一の失点を防ぐことになります。

 

派手なセービングに注目しがちですが、ピンチの芽を確実に摘む地味なプレイの積み重ねが失点を減らす大きな要素ですね

 

攻めの姿勢でシュートコースを塞ぐ

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続いては広島vs福岡の試合から広島GK大迫選手のプレイです。

 

左サイドのクロスからの攻防の末、こぼれ球を押し込められそうになりましたが、このこぼれ球に素早く前に出てブロックしに行きました。

 

このブロックが功を奏してシュートは枠を外しました。

 

直接触れてセーブしたわけではありませんが、素早く前に出てシュートコースを潰したのは高評価です。

 

至近距離のピンチの場面でしたので、引いて守ってシュートコースがある状況より、前に詰めてシュートコースを消した判断はよかったです

 

ピンチの場面では心理的には引いてしまいがちですが、勇気をもって前に出た方が結果的に守れる確率が高くなるので、状況判断能力は常に磨いていきたいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは名古屋のランゲラック選手を選びました。

 

右45度くらいの角度からのミドルシュートを右手ひとつでセーブしました。

 

シュート前のポジショニングもよく、ディフレクティングで確実に外に弾いた判断はナイスですね

 

ただシュートに対して弾くだけで精一杯の選手が多い中、この冷静なセーブは高評価です。

 

シュートに対して弾けばいいと考えて、フィールド内に弾いてボールを拾われ、二次攻撃を受けるとゴールを決められる確率が高くなります。

 

割り切って外に出して相手の攻撃を一度リセットすることも重要です。

 

一度プレイ時間を切ってしまえば、味方のディフェンスを整える時間も作れますしね

 

終了間際で1点リードしているということもあって、慌てがちになる味方を落ち着かせる時間もできたので、こういうセービングは本当に心強いですね。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●京都:若原…手前でワンバウンドした低めのシュートを大きく弾きセーブ

【横浜F・マリノス×京都サンガF.C.|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第12節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●鳥栖:パク・イルギュ…ディフェンスラインの裏を抜け出された1vs1を冷静にセーブ

【川崎フロンターレ×サガン鳥栖|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第12節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

ここ最近の試合を見ていると、アーリークロスから得点に絡むことが多いですね

 

斜めにゴールに向かってくるクロスは、ディフェンスも当たり所が悪かったらオウンゴールになる危険性もあるし、GKは目測を誤らせやすい。

 

一方で攻撃側は少し方向変えるだけでゴールの枠に飛んでいくシュートにもなるので利点が多いクロスです。

 

前線からのプレスが当たり前になって来ているので、ディフェンスラインも必然と高めに設定されていることが多いので、その裏を狙う時でも有効な斜め前のクロスはいい武器になりますね。

 

逆にディフェンスを簡単にクロスを上げさせない対策や、自由に裏をつかせない対人ディフェンス能力の向上が求められますね(^^;

 

年々と進化していくサッカーの戦術・技術に乗り遅れないようにプレイする方も見る方も学んでいきたいですね

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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