こんにちは! Nishi です。
いや〜結構暖かくなりましたね!
内地では桜も咲き乱れ、もうすでに見頃を過ぎたところもあるとか…(^_^;)
北海道も今年は例年より暖かくて、桜の開花予想が14日になるとか報じられていましたね。
いつもはゴールデンウィークが始まる頃に桜が咲くので、観光産業としては絶好の時期なので、あんまり早くても逆に困ることになるかも…
まぁそれはさておき、桜が咲くこの時期は入学シーズンでもありますね。
進級や進学、あるいは転校などによって、新チームで活動する人も多くいると思います。
そしてサッカーでいえば、新たなポジションに挑戦する人も出てくると思います。
中でも、昨年末のワールドカップでGKの活躍もあり、GKを目指す人も増えてきました。
これは喜ばしいことですね^^
しかし、そんなGKというポジションはなかなか難しいポジションでもあります。。。
ビルドアップの意識
昨年末行われたワールドカップで、日本の躍進を支えた権田や、その日本をPK戦で打ち破ったクロアチアのリバコビッチ、アフリカ地区代表として最高の4位に導いたモロッコのボノなどGKの活躍が目立ちましたね。
そしてその活躍に憧れて、GKを目指す人が増えたという話をTwitterなどで、見られるようになりました。
まぁ、ワールドカップ後に権田がメディア露出多かったのも一因かなとも思います^^
GKの裾野を広げるためにも、この行動は僕はよかったと思います。
そしてGKに対する認知向上の役目も少なからず果たせたと思います。
そのおかげもあってGK希望者も増えたと思います。
そんな人気急上昇中のGKは、サッカーでも難しいポジションと言われています。
シュートを止めることやディフェンスへの指示だけではなく、今では攻撃の組み立て(ビルドアップ)にも参加することが要求されます。
しかし、そのビルドアップですが、ひとたびミスをすると、一転して大ピンチを招くことになります。
先日取り上げたGKのプレイ解説でも、ビルドアップを意識し過ぎた結果、失点に繋がった谷のプレイがありました。
ディフェンスラインの裏のカバーに入ったまではよかったんですが、少し余裕があると判断して確実に繋げようと思ったんだと思います。
しかし、それで時間をかけ過ぎて町野に詰め寄られる余裕を与えてしまい、失点してしまいましたね。
ここは、僕の読者さんもコメントしたように、シンプルに先にヘディングでクリアか胸トラップして蹴り出してよかったと思います。
ビルドアップの意識は大事だけど、判断を誤れば失点に直結するミスになるということも忘れずに、GKはプレイを心がけて欲しいものです。
まずは最低限のリスク管理も大切
でもただ単純に蹴り返すだけだと、そのクリアボールを拾われて、また相手ボールになってピンチは続くことになります。
これも、結果的にはよくないプレイにもなります。
僕は指導時は、相手のいないサイドにボールを蹴ることから教えています。
そこをまず意識させてから、徐々にパスの難易度を上げています。
ビルドアップの基本として、パスの距離が近すぎると、相手のプレッシャーが追いついてしまいます。
これだと意味がありませんね(^^;
ですから、人と人との距離を意識させています。
人と人との距離が離れていれば、プレッシャーをかけてきた相手選手も追いつきにくいですからね
これの延長線の考えとして、先日の三笘のゴールに直結した、GKからの縦パスになります。
図は横パス時ですが、それが縦のパスだと思っていただければ大丈夫です。
それに加え、中央ではなく、サイド付近に飛ばすように最初は教えますね。
仮にボールを取られても、ゴールから遠ざければいいので、リスク管理も同時にできますからね。
いきなりGKもビルドアップを!っと、前のめりになる前に、最低限のリスク管理も併せて教えた方がいいと思います。
まずはクリアが、前線サイド側へのロングフィードになるようになることから始めるのがいいのかなっと個人的には思います。
おわりに
年々難易度が上がっているGKのポジションですが、ビルドアップの意識も、まずは基本的な考え方から触れていきたいですね。
まずはゴールを守ることが優先。
そしてそれに基づく考えで、ビルドアップの意識をもつということ。
それが状況によって瞬時に的確な判断できるようになるといいですね。
でも口でこう簡単に言うけど、実際は難しいんですよね(^^;
まぁ、その難しいことができるようになることの喜びもまた格別にあるんですよね(笑)
だからGKのポジションはやめられないのです^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了