こんにちは! Nishi です。
1ヶ月もの長い期間続いた、カタールワールドカップの熱狂もだいぶ冷めてきたかな(^^;
今大会は、驚きがたくさんあったせいか、今まで見てきたワールドカップの中で一二を争うおもしろさでした^^
おもしろかった原因として、日本代表のまさかの躍進もあるし、陽のあたる事が少なかったGKというポジションが、活躍してその重要性を多くの人達に認知させてくれた事も大きかったと思います。
GK出身者としては、これが一番大きかったかもしれませんね。
このように満足した部分は多かったけど、逆に物足りなかった部分もありました。
カタールワールドカップの総括として、こちらの話題にも触れてみたいと思います。
敗退国の共通点はエースストライカー不在?
今大会、アルゼンチンやフランスなど期待通りに活躍した国、もしくは日本やモロッコなど躍進を遂げた国などポジティブな話題を提供した事もあれば逆もありますね。。。
そうです、期待外れだった国もありますね(^_^;)
例えば、日本が初戦で対戦したドイツやスペインもそうでしたね。
両国とも大会前は優勝候補とまで言われていた国でしたが、ドイツはグループリーグ敗退、スペインは決勝トーナメント1回戦で敗れてしまい、サッカー大国として不甲斐ない成績に終わりました。
FIFAランキング2位のベルギーもそうでした。
後に準決勝まで勝ち進んだクロアチアとモロッコと同居していたとはいえ、個の戦力値や前評判からしてみるとグループリーグ敗退はいただけない結果でしたね。
他の強豪国は、アルゼンチンが初戦で躓いただけで、他は軒並み順当な滑り出しでした。
この差は何だったのかな?と考えると、まぁチーム作りの調整面などいろいろな問題はあるかと思う。
その中でも、ここぞという時にしっかりゴールを決めてくれるストライカーが不在だったのも原因のひとつかなと思う。
いわゆる9番タイプのストライカーで、「俺に任せろ!」的な強引にでも点を取ってくれるタイプといえばいいのかな。
敗退したドイツしかりベルギーしかり、この9番タイプのストライカー不在が結果痛かったかなと思う。
ドイツはクローゼの引退後、こういうタイプのストライカーは出てきていない。
ベルギーはルカクという強力なストライカーはいたものの、コンディション不良で出場しても決定機を外しまくった姿は鮮明に覚えてます(^_^;)
日本代表永遠の課題!?
結果をみればスペインやそ日本もそうだったかな。
クロアチア戦なんかは、延長戦に入った時は「こういう膠着した時、強引にこじ開けるバリバリのストライカータイプの選手欲しいなぁ」って僕はつくづくそう思いましたね(^_^;)
そんな気持ちもあったから、延長戦に入った時は後半から交代で出場したばかりだけど浅野を代えて、上田か町野投入もワンチャンありかなと思いました。
決勝に駒を進めたアルゼンチンにはメッシ、フランスにはエムバペとジルーがいましたね。(厳密にいえばエムバペはウイングストライカーかな)
躍進したモロッコには、エン=ネシリというトップの起点となる選手がいましたね。
チームの総合値としては、そこまで高くないものの決勝トーナメントに進出したポーランドは、世界的なストライカーであるレバンドフスキに渡せば何とかなるみたいな信頼関係は目に見えてありましたね。
それはまるで、2014年のブラジルワールドカップの時は、コートジボアールのドログバが途中交代で出てきただけでガラっと雰囲気変わりました雰囲気と似ていますね(^^;
ああいう得点の核となる選手が出てくるだけで、流れを変える事もできますしね。
現代のサッカーでは、ワールドカップに出場するトッププロの試合だけではなく、日本国内のユースカテゴリーレベルでも守備戦術が目まぐるしく向上しています。
その為攻撃戦術を駆使しても、なかなかその守備網をこじ開けるのは難しくなってきています。
そこで個の力で、多少強引でもこじ開ける存在って重要な存在になると思う。
今大会の日本は、トップから最終ラインまで、統率取れたプレスが売りになっているが、ワールドカップ上位進出には、こじ開ける選手も必要かなとも思います。
困ったときは、こいつにボール渡しておけば何だかんだゴール決めてくれるみたいにね。
現代サッカーでは、トップの選手も守備のタスクをこなせないと中々試合にも出場するのは難しくなってはいますが、それでも昔ながらの9番タイプのゴリゴリストライカーは発掘して欲しいと思う。
日本で期待は、今回代表に選ばれた上田と町野はもちろん、未招集でいえばオナイウ阿道、若手は何気にコンサドーレ札幌の中島はいい素材だと思う。
Jリーグの選手や若手など事細かくサッカー見てる訳ではないので、推しの地元クラブなどで、こんないい選手いるよっていうのがありましたら是非教えて欲しいくらいですがね(^_^;)
でも、まぁ世界的に見ても、9番タイプのストライカーは絶滅危惧種なのかもしれないですね。
だからこそ、そういう貴重な存在が今の時代、必要なのかもしれないですね。
おわりに
こう感じるのも、アラフォー世代の僕がサッカーに熱狂し始めた頃に活躍していたバティストゥータやビエリ、アンリといった個性剥き出しのバリバリのストライカーが全盛期だった事もありますね(^^;
思い出補完、過去厨なのかもしれない(笑)
でも膠着状態の切り札としても、こういう我が強くて責任感や使命感の強い9番タイプのストライカーって今の時代でも効力は十分発揮すると思っています。
っというより、サッカーという競技自体、「時間内に多くゴールを決めたチームが勝ちとなる」以上、どういう時代になってもGKと同じく腐れることのない存在だと思う。
時代の流れで流行り廃りはあるけれど、永遠に輝ける存在が、9番タイプの選手なのかもしれないですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了