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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ 今シーズンのGKのプレイを総括!

こんにちは! Nishi です。

 

先週土曜日にJリーグは最終節を迎え、今シーズンは横浜FMがリーグ戦を制しました!

 

このリーグ戦期間中、当ブログにて誠に勝手ながら、僕の個人的主観に基づいて、GKのプレイに焦点を当ててグッドプレイ&バッドプレイを紹介してきました。

 

そこで今日は、今シーズン1年間GKのプレイの解説&分析を通して、今シーズンの活躍を振り返ってみようと思います^^

 

ブレイクしたGK

引用:Jリーグ公式選手名鑑より

まず今シーズンブレイクしたGKを上げると、横浜FMの高丘選手と、広島の大迫選手を上げたいですね。

 

高丘選手は、これまで足元の技術やキック精度は高く評価されていましたが、ポジショニングが不安定で、それに伴いセービング力もいまいち強くはありませんでした。

 

しかし、今シーズンはポジショニングが改善され、セービングに安定感も増しましたね。

 

立つべきところに立っているので、たいていのボールは正面幅で処理できているし、たとえ際どいシュートでも、手が届くようになりました。

 

その結果、全34試合フル出場最少失点を記録したのがその証明でしょう。

 

高丘選手の成長は、サプライズでしたね^^

 

大迫選手を上げた理由として、19歳で日本代表に選出されるなど、将来の有望株として注目はされていましたが、個人的には若気の至りがとても気になっていました(^^;

 

高い瞬発力を活かしたセービングやガッツ溢れるプレイは魅力的でしたが、ポジショニングが悪く、楽な体勢でセーブできるのに、派手なセービングになったりすることが多かった。

 

また、自分が行かなくていい場面で飛び出し過ぎたりと、状況判断も良いとは言えなかったです(^^;

 

見てると、バタバタしていて落ち着きがなかったですね(^_^;)

 

その欠点が昨年夏頃から露見され、昨シーズンは正GKの座を林選手に途中から譲る形となりました。

 

しかし、今シーズンの4月くらいからポジションを掴むと、上記の欠点が見事に改善されていましたね。

 

冷静な判断力を身につけ、チーム全体に落ち着きを与えるようになりました。

 

およそ一年の間で、見違えるように変わったのは、好ポイントでしたね。

 

今シーズンの最優秀GK

今シーズン総合的に見て、個人的独断と偏見で選ぶ優秀GKは、前述の高丘選手、大迫選手に加え、名古屋のランゲラック選手、川崎のチョン・ソンリョン選手、札幌の菅野選手、湘南の谷選手を加えて選びたいですね。

 

その中でも、最優秀選手を選ぶとしたら、今シーズンは大迫選手を上げますね。

 

やっぱりバタバタする悪い癖が改善されて、チームを勝たせるGKに成長した事が評価ポイントですね。

 

1番のハイライトはこの場面ですね

youtu.be

当ブログのGKピックアップ#29で取り上げた2連続セーブの場面です。

 

最終ラインのビルドアップ中に、味方選手がボールを奪われてしまいます。

 

大迫選手は、味方からのバックパスいつでも受けれるように、ゴールからズレた場所にポジションをとっていました。

 

味方選手がボールを取られた瞬間、慌ててそのままボールに向かっていきがちですが、それだとゴールまでのラインががら空きのままなので、すぐにシュートを打たれてしまいます。

 

そんなミスが起こりやすい場面で冷静に、ビルドアップ時のGKのポジションから、ボールにだけ寄せるのではなく、シュートコースを塞ぐ事も忘れずにポジションを修正したナイス判断。

 

そしてセカンドボールに対しても、ボールの方に寄せても間に合わないので、ここはまっすぐにシュートコースに最低限入ってギリギリ手が届いた要因になりました。

 

このGKの基本である、まずゴールを守るという第一目的の意識の大切さを証明した一連のセーブシーンですね

 

また、攻撃から守備に瞬時に切り替えたことも評価したいですね

 

昨今は、GKにもディフェンスラインを連携してビルドアップも求められていますので、こういう一転してピンチになる場面が多くなっているのも事実です。

 

そういった一気に窮地に陥った時でも、瞬時に切り替えて冷静な対応をできるようになりたいものですね

 

こういった冷静な判断でピンチを救った場面が多かった大迫選手を、今シーズン一番輝いたGKとして讃えたいですね。

 

おわりに

今シーズンも、昨年のパク・イルギュ選手に続き、これまで僕が比較的辛辣に評価していた選手が評価を覆す活躍でしたね(笑)

 

その傾向に照らし合わせると来年は、柏の佐々木選手や京都の上福元選手あたり急成長するかもしれないですね^^

 

佐々木選手は状況判断の不安定さ、上福元選手はセービング時の冷静さと判断が良くなれば、一皮剥けると思います。

 

また、J2やJ3からの移籍や、新人選手などからも新星が現れるかもしれないですね。

 

いわゆる無名からの成り上がりも楽しみではあります^^

 

今シーズンも勝手ながら、ハイライト映像を見て、GKの解説をさせていただきました。

 

個人的な偏見で見た解説でしたが、それでも「勉強になります!」とか「参考になります」というコメントをたくさん貰えて、とても嬉しく思っておりますm(_ _)m

 

その声に応えるためにも、来シーズンも続けていこうと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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