こんにちは！ Nishi です。
今日は、週末に行われたＪリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介＆解説する企画第１６弾です！
主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい！＾＾
ＧＫによくあるミス
まず最初は鳥栖vsＣ大阪の試合から鳥栖ＧＫパク・イルギュ選手のプレイです。
右サイドからのクロスを処理するために一度前に出ますが、予測よりも高いクロスだったため、引きとどまりましたが、ポジション修正が間に合わずファーサイドに張っていた選手にヘディングシュートを決められてしまいます。
ＧＫのミスとしてよくあるクロスの軌道読み間違いなので、注意喚起の意味で取り上げました(^^;
一旦前に出ようとしてやめると、どうしても次の動作が遅れてしまいます。
結果、ファーサイドからのシュートの対応のために適切なポジションを取れず、シュートへの反応も遅れてしまいました。
飛び出すならやり切るのが基本です。
今回の場合は、クロスの軌道も見誤っているのと、届かないのであれば最初からシュートへの対応でよかった場面かな。
より厳しめに欲を言えば、クロスの軌道を正確に読んで落下点の手前で（この場合ファーのところで）クロスを先に処理して欲しかったですね。
まぁ本人もわかっているミスだと思います(^^;
わずかな判断ミスが命取りになるというＧＫの宿命的な場面でしたね。
ファースト処理のリカバー
続いては、磐田vs横浜ＦＭの試合から横浜ＦＭ・ＧＫ高丘選手のプレイです。
遠目の中央の位置から強烈なミドルシュートを弾き、すぐにこぼれ球を詰めれて押し込まれますが、このシュートも見事な反応でセーブしました。
厳しく言うと、一本目のシュートを外に大きく弾いていれば、「いらないナイスセーブ」かな(^^;
一本目のシュートもよく弾いたけど、ほぼ正面なので上に逸らすか、大きくサイドに弾いて欲しかったかな。（これも厳しく言うとキャッチが理想）
ペナルティエリア内に残ってしまい、セカンドボールを詰められてしまったので、弾き方は反省かなって思います。
しかし、その後の対応はよかったです。
的確なポジショニングを取ってからの素晴らしいセーブです。
一本目のミスに飲み込まれず、次の展開は冷静に処理したリカバリー力はグッドです。
大小問わずミスをしてしまっても、試合中は引きずらないようにしたい。
ミスや不測の事態があっても、挽回できる能力と余裕は欲しいかな
こうされてもここで対応するといったような感じでね。
他の人が考えている、二つ三つ先は読んでおくように心がけたいですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブはＧ大阪の加藤選手を選びました。
右サイドにこぼれたクリアボールを、ダイレクトでスピードのある低い弾道のシュートに対して、見事な反応でセーブしました。
このセーブのポイントは、最速・最短距離で手を出したところですね。
最短距離で手を出せたのも、右膝を抜いて（足を抜いて）身体を自然と意図的に低い位置へ素早く移動せましたね。
このように膝を抜くことで手が出しやすくなります。
イメージとしては、柔道とかでよく見る「すそ払い」をされた時のようにするといいかな。
【出足払～基本編～】柔道チャンネル／少年よ！技をみがけ！～柔道上達への道～ - YouTube
「すそ払い」をされたように、足を払われたようにするとイメージしやすいと思います。
日本でも海外でもトップクラスの選手は、この膝抜き（足抜きとも言う）が断然上手いです。
シュートの軌道やスピードによって、瞬時に使い分けできるようになりたいですね。
紹介できなかったナイスプレイはこちら↓（敬称略）
●湘南：谷…身体を小さく内向きに絞って1vs1を制す
【湘南ベルマーレ×セレッソ大阪｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第16節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
●京都：上福元…上記同様、身体を内に絞った構えで1vs1を制す
【京都サンガF.C.×川崎フロンターレ｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第16節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
おわりに
今週から代表戦ウィークに入るので、しばらくＪリーグはお休みになります。
6月2日のパラグアイ戦を皮切りに、合計4試合組まれております。
何と言っても、今回の一番の目玉は6月6日のブラジル戦ですね。
個人的には今回のワールドカップの優勝候補本命なので、本命相手にどれだけ日本代表がやり合えるか注目ですね＾＾
まぁいろいろ課題が多い代表チームだし、一応ベスト８以上を目指しているチームなので、優勝候補相手にどう戦うか…
そしてどう倒すかしっかり練り込んで欲しいですね
日本代表も、常時ベスト８以上を狙う国になって欲しいので、そのステップアップになるような試合展開を期待したいものです。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
