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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#10

こんにちは! Nishi です。

 

ゴールデンウィークも始まりましたね^^

 

今日はゴールデンウィークに合わせて行われたJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第10弾です!

 

今節もアジアチャンピオンズリーグの試合がある為、川崎、横浜FM、浦和、神戸の試合はありませんので、全部で7試合分です。

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

コーナーキック時の対応

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まず最初は、磐田vs名古屋の試合から、名古屋GKランゲラック選手のプレイです。

 

右コーナーキックからのクロスをヘディングで合わせられますが、ランゲラック選手に突っかかっていた選手がオフサイドポジションにいて、ランゲラック選手のプレイに影響を与えたとしてオフサイドの反則を取られます。

 

この場面は、判定通りオフサイドで間違いはないと思いますが、コーナーキック前のポジション争いとして、いろいろ考える余地があるなぁっと思い取り上げてみました。

 

コーナーキック時の対応として、よくGKに突っかかってくる選手がいます。

 

この時の対応として、動画のようにディフェンスにマークをつけずGK自身が対応する場合と、ディフェンスを一人マークつけさせてできるだけGKとの接触を避ける場合の2パターンあると思います。

 

ランゲラック選手は前者のパターンのようですね。

 

僕は後者のパターンを採用します。

 

理由としては、突っかかれるとシュートに反応しようにも邪魔されて自由に動けないというのもあるし、相手選手と接触して飛び出せなくてクロスを合わせられるリスクがあるので、僕は味方ディフェンスにマークついてもらって、できるだけGKから遠ざけるように指示を出します。

 

ランゲラック選手のように、ディフェンスをつけさせない理由は、自身が当たり負けしない自信と、味方ディフェンスを一人つけるだけでも、その一人分ゴール前が込み合って結果自由に動ける幅が狭くなるのを嫌うのもあります。

 

また、今回の動画のケースのように、クロス後ディフェンスラインを上げて、突っかかってくる選手を置き去りにしてオフサイドにしてしまう方法もあります。

 

どちらが正しいか、GK自身のプレイしやすさにもよるけど、僕は突っかかれて始めから自由を制限される方が嫌かな。

 

それにコーナーキックは、数的にはディフェンスが有利な側面があります。

 

まず普通は相手GKが攻め上がって来ないので、まずここで-1人。

 

加えてキッカーがいるので、これも加えてー2人

 

極論言えば、ペナルティエリア内の争いは11人vs9人となります。

 

ここで単純に引き算して、マークを割り与えても一人余る計算になるので、僕はGKに絡む選手を当てますね。

 

まぁショートコーナーもあるし、こうは単純にいかないのはその通りなんですけどね(^^;

 

この試合に話を戻すと、その後の83分のコーナーキックからの失点シーンも、直接は因果関係はないだろうけど、GKに突っかかっている選手を嫌がるくらいなら、味方ディフェンスに弾き出してもらってもよかったのではっと思います。

 

まぁどうだろう…

 

プレイスタイルの違いで、いろんな考えがあるから正解はないだろうけど、どうするかなかなか難しい課題だなって思います(^^;

 

ですからこの課題は、自身のプレイスタイルやメリット&デメリットをしっかり考慮して、ハッキリ事前にこうする!って決めておいた方がいいと思います。

 

続・コーナーキックでの対応

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続いては、前述のテーマと同じような場面です(^^;

 

FC東京vsG大阪の試合から、FC東京GKスウォヴィク選手のプレイです。

 

右コーナーキックからのクロスを、ファーサイドにいた選手にヘディングで合わせられますが、素早く反応してゴールライン上ギリギリで掻き出しました。

 

スウォヴィク選手の前でポジション争いをしていた選手達をかき分けて、ファーサイドへのシュート対応の為に素早く的確なポジションへ移動しています。

 

こういう切羽詰まった場面では、味方選手もなぎ倒すくらいにポジション取りを優先させたいですね。

 

そういう意味もあって、できるだけGKが自由に動けるスペースを確保しておきたいと僕は思うので、GKに突っかかってくる選手がいる時は、味方ディフェンスに追い出してもらうようにしています。

 

ペナルティエリア内で唯一手が使えるGKは、ペナルティエリア内では最強のディフェンダーです。

 

その最強のディフェンダーを、いかに有効に上手く動かせるかで守備力を変わってきます。

 

GK自身も、自身の力を精一杯発揮できるように、自由に動けるような場所を確保しつつ、いざという時はゴールを守るという責任を一心に背負って、時には味方を蹴散らしてでもゴールを死守するくらいの気持ちを持って守って欲しいものですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは湘南の谷選手を選びました。

 

パスミスからショートカウンターを食らい、左サイドから一気に駆け上がってきた菅選手との1vs1を、タイミングよく前に詰めて防ぎました。

 

シュート前の、姿勢作りなど事前の準備がよかったですね。

 

190cmと、大きな身体ですが、膝を内側に入れつつ身体をコンパクトにして、相手選手がどのように動いても素早く対応できる姿勢を作っています。

 

そして飛び出す判断をし、シュートに対してもしっかり身体を立てて壁を作ってブロックしています。

 

高身長の選手は、どんくさいイメージもあると思いますが、正しい姿勢と予測・準備をしていれば、こういう素早い動きも可能です。

 

動画内2:10の場面も、シュートやパス、ドリブルなどに対応すべく、大きな身体をコンパクトにして構えていますね。

 

身長が高いということで、そのアドバンテージに頼りっきりにならないように、この基本姿勢や準備の仕方などしっかり理解し技術を習得して欲しいですね。

 

高身長の選手だけではなく、谷選手のシュート時の対応など、さすがは日本代表選手だと思う技術がたくさんあるので、是非参考にしてもらいたいです^^

 

おわりに

ゴールデンウィークも始まり、大型連休に合わせてJリーグも開催されています。

 

この節のあと、ゴールデンウィーク期間中に二試合予定されています。

 

中三日の過密日程が組まれているので、コンディション管理には十分気をつけて欲しいですね(^^;

 

でも大型連休中に、Jリーグの試合が観れるのは普段の土日よりも会場に足を運びやすいので、とても幸せなことですね。

 

選手達には、その声援が力になると思うので、この機会にスタジアムで観戦するのもいいかもしれませんね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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