こんにちは! Nishi です。
リーグ戦も中盤を過ぎると、順位の行く末がだいぶ固定化されてきます。
優勝を争えるか、国外カップ戦への参戦権、残留争いなど各クラブの成績によって順位争いが活発になります。
そこで成績が伴わないとなると、監督を途中で更迭する事も毎年のようにありますね。
今回その更迭の憂き目にあったのは、智将と呼ばれるあの名監督でした。
智将ビエルサ監督解任
海外サッカーを中心によく見ている人で、名将と言えば?っと聞かれると必ず名前が上がる監督の一人と言えば、プレミアリーグ・リーズのビエルサ監督もその一人だと思います。
長い間低迷していた名門リーズを、プレミアリーグに昇格させ、豊富な運動量を活かしたポジションの入れ替えや、意図的にスペースを作る戦術を駆使し、昨シーズンは昇格組にも関わらず強豪ひしめくプレミアリーグで9位と大健闘しました。
久しぶりに表舞台に帰って来た攻撃に重きをおいたビエルササッカーは、今年は更に上の成績を残せるか期待もありましたが、主力選手に怪我人が続出し思うようなサッカーができず今シーズンは16位と低迷。
成績不振を理由に、先日解任されてしまいました。
結果が出なければ、たとえ名将と誉れ高い監督でも途中解任はよくある話です。
個人的には崇拝している監督だけど、結果が出ない以上は仕方がないとも思います。
リーズはすでに、ブンデスリーガの前ライプツィヒ監督だったマシュー監督が就任するようです。
ここからリーズは残留まで立て直すことができるか注目ですね
次期日本代表監督候補として考察
ビエルサ監督が解任されたという事で、僕はちょっと淡い期待を抱きました。
カタールワールドカップ後に任期が切れる森保監督後の次期日本代表監督として、招聘してはどうかと…(^^;
戦術マニアと言われる変人ビエルサ監督のサッカーは、リスクを承知でガンガン相手陣内へと押し込むサッカーを信条としております。
フィジカルに優れた選手をずらっと並べたサッカーを…っといっても一般的な平均身長から比較しても、日本代表ではそういうチーム作りは難しくなります。
それよりかは、豊富な運動量や良くも悪くも組織重視的な思考を持つ日本はフィジカル要素に頼らない、組織的なサッカーを目指していった方がいいと思っています。
その組織的で高度な戦術を身につける意味でも、世界最高峰の戦術家監督であるビエルサ監督率いる日本代表を見てみたいと思います^^
しかし、これまでビエルサジャパンを見てみたいと願望は抱いていたけど、現実的には攻撃偏重なスタイルは代表戦では難しいと思ってました。
ビエルサ監督が率いるチームの特徴として、攻撃に特化した高度な戦術は、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドといった優勝が義務付けられているような強者に強く、現に好ゲームを演出しています。
強豪クラブになると、下手に弱腰なサッカーすると勝ってもサポーターが納得しないという事情もあって、攻撃に重きを置くことが多いので、いい意味で殴り合いになるからです(^^;
一方で、弱者の引きこもったサッカーには手こずる事もあり、意外とカウンターをモロに食らい、ポロッと負けたりします。
こういう傾向から、中東勢などガッチリ守ってるチームが多いアジア予選だと苦戦するのでは…っと個人的には思いますね(^^;
アジア枠は4.5枠しかないので、期待していたより勝ちきれない…という展開はあり得るだろうなぁって思っていました。。。
しかし、2026年のワールドカップから出場国が48ヶ国と拡大されます。
アジア枠も8枠と拡大する予定なので、上記のビエルササッカーのデメリットも軽減できるのでチャレンジしやすくなるとも言えます。
だからこそこの機会に、ビエルサ監督を是非とも招聘して日本サッカーを高みに導いて欲しいと思います^^
まぁ願望です(笑)
おわりに
あと考えられる不安材料は、サッカー協会が気難しい性格のビエルサをどう扱えるかですね(^^;
スポンサーの意向はもちろん無視するし、たぶんうるさそうな人間は嫌がる傾向のある協会だと扱えないでしょう(笑)
メディアもビエルサの難解なサッカー論は理解できないだろうと思う。。。
特にオールドメディア勢のサッカーIQが低いので、何となくあることないこと書いたり、トンチンカンな質問ばかりして修羅場になると思う(;´Д`)
やっぱりビエルサ監督招聘は現実的ではないのかもしれないですね…
結果を残さなきゃいけない代表戦に、賭けみたいな提案をするのはいかがなものかと思うけど、ビエルサの戦術論は日本のサッカーの目指しているものに合っていると思う。
一度その種を撒いて、次の世代にも繋がる日本独自のサッカーを目指していって欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了