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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】ゴールキーパーは現実主義で!希望的観測は厳禁!

こんにちは! Nishi です。

 

昨日は定期的に連載しているGK解説の記事を書きました。

 

サッカーは知ってるけどGKの事を詳しく知らないという人が多く、僕自身肌でも感じていたし、経験者でもGKの細かい技術や心理など知らないという声が多かったので、GKへの理解向上を目的として微力ながら始めたテーマでした。

 

これが結構ブログ読者様やTwitterのフォロワーさんのウケが良く、今も継続させていただいております。

 

いつも拝読してしていただき、誠にありがとうございますm(__)m

 

感謝感激です^^

 

さて、そのGK解説で前回&前々回で東口選手のプレイを取り上げました。

 

そのプレイに対して、GKを務めるに至って、とても大切な心構えがあるので改めて深堀しようと思います。

 

GKは現実主義で

前回の解説で取り上げた東口選手のプレイでの批評で、希望的観測ではなく今起きてる現象の整理を評価しました。

 

これってGKの心構えとしてとても大切な事なんです。

 

という事で、改めてこの部分を補足していきますね

 

前々回の東口選手のミスは、シュートはないだろう…という安易な予測で起きたミスでした。

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もちろん、ファーサイドに飛び込んでくる選手はの警戒も必要ですが、第一優先として中央に飛び込む選手の方が危険です。

 

味方選手がディフェンスについているとはいえ、この競り合いに負けてしまったらゴールする確率が高い角度からシュートが飛んでくる事になるので、最大限ここを用心しておかなければいけません。

 

クロスのスピード&軌道も中央で合わせられる方が危険です。

 

しかしここで、クロスを合わせる事ができない“だろう”、ファーサイドに流れる“だろう”という判断で、本来重点的に守らなければいけない場所から離れてしまいました。

 

これがこの失点時のミスですね。

 

一方で前節での試合では、冷静に状況分析ができた場面がありました。

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左サイドから入ったボールは、4人絡みながらディフェンス網を突破され、至近距離からシュートを狙われます。

 

しかし東口選手は、シュートする選手のの受け方と味方ディフェンスの位置から、シュートコースをある程度絞って冷静に待ち構えていました。

 

至近距離ゆえにポスト付近のコースは諦めるとして、自分の近場は完璧に防ぐことと、シュートする選手が右のコースを狙うには巻き込む動作が必要なので、それを行う余裕もないと読んでいた節があります。

 

その上で、自分の今の立ち位置と左側に重点を絞っていた読みでした。

 

対応として、一番現実味のある判断だと僕は個人的に思います。

 

GKは現実的な思考でなければいけません。

 

“だろう”運転は厳禁

シュートはないだろう…ボールは飛んで来ないだろう…という希望的観測で待っていると不測の事態に咄嗟に反応できません(^^;

 

普段の一般社会生活でもよく言われる、“だろう”運転はやめましょうってやつですね。

 

特に人の生命を預かる、例えば医療関係、介護、はたまた建設業など人の生命がかかる職場では、より重視される心構えですね。

 

GKも同じなのです。

 

ひとつの気の緩みというか、希望的な観測で注意を怠ると、それがチームにとって取り返しのつかない事になりかねません。

 

89分間好セーブしたって、残り1分の時間で凡ミスしてしまい、そのゴールが決勝点になる事もあります。

 

これがカップ戦の決勝戦だったり、優勝を懸けた試合、はたまたチームの昇降格が試合ともなれば、大きな代償になります。

 

最後の砦となる以上、フィールドの誰よりも、その自覚を忘れてはいけないと僕は思います。

 

だから、とんでもないプレッシャーの中でプレイするポジションなのです。

 

正直誰もそんな役回りやりたくないと思います(^^;

 

しかし、そのチームがピンチの時は身体を投げ打ってでも阻止するのが仕事です。

 

言いようでは、本来GKが活躍しない方がいいのです。

 

一般社会生活でも、普段僕らが仕事に行ったり学校に行ったり遊びに行ったりしていますが、その影では何かあったら駆けつけてくれる救急医療や警察、消防、自衛隊など治安を守る人達がいます。

 

この人達が駆けつける状況ではない方が望ましいのですが、そうもいかないのが人間社会です。

 

人を傷つけたり盗んだりする人もいれば、急に体調が悪くなったりする事があります。

 

その備えに対して、的確な行動が取れる人達が先に上げた人達です。

 

その人達は、何かあった時の為に常に訓練したり知識を深めています。

 

その訓練の成果が発揮されないのが望ましいのかもしれませんが、その緊急時に備えがあるから皆普通の日常を送れているのだと思います。

 

先日起きた悲惨な事件は、この大事な部分を咄嗟に守る側の人間が疎かにしてしまったから批判されてますが、当然かなとも僕は思いますね。。。

 

GKの話に戻すと、GKも同じ立場なのです。

 

このような事がないように、“○○しないだろう”という希望的観測ではなく、いつシュートが来てもいいように事前の準備と心構えはしっかり持っていきたいですね。

 

おわりに

僕は長年経理事務をしてたけど、新入社員の頃から先輩達から「“だろう運転はやめよう!」っとこっぴどく言われましたね。

 

コンピューターの読み込みミスとかも、普通によくあることだし、経験した事で一番冷や汗かいたのがボーナスの金額を間違えて明細作ってしまった事もありました(-_-;)

 

だろう運転ではないかもしれないけど、数字のチェックは慎重にいつも通りやっていましたが、数字の桁がひとつズレていたのに気づかずデータを作ってしまいました。

 

先方が善良の人で、明細もらってすぐに連絡くれたので、振込前に事が発覚したので、すぐに銀行に連絡してデータを差し替えて、何とか事が大きくならないうちに収まりました。

 

上司にも報告して、注意してねって言われて終わりましたけど、重大な事案の時はより慎重に厳密にものを見ないとダメですね。

 

また、自分達が今当たり前のように生活している上で、汚れたり誰もやりたくないような仕事などで僕らの生活を支えている人達がいるって言う事も忘れてはいけないと思う。

 

先に上げた業種の人達以外でも、例えばゴミの収集業とかもそうですね。

 

こういう人達がいる事によって、普段の日常を支えられているのも忘れてはいけない。

 

そういう人達を蔑んだり、また厄介者扱いや言われもない誹謗中傷する人にはなりたくないですね。

 

サッカーって、そういう社会の縮図みたいなところがスゴイ反映されているって感じることもあるので、おもしろくてやめられない理由でもありますね(笑)

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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