こんにちは! Nishi です。
先週末の試合で、2021年のJリーグの全日程が終わりました。
今シーズンは、昨年から続くコロナ禍の影響でレギュレーションが変わり、例年より2クラブ多い、計20クラブでリーグ戦を行いました。
流行り病の状況によって、有観客だったり無観客での開催だったり、いろいろと大変なシーズンでもありましたね(^_^;)
そんな難しい状況でも、選手達はサッカーファン達に良いパフォーマンスを見せようと懸命に戦ってくれたと思います。
僕はその中でも、GKの分析&解説をする上で、たくさんのGK達のプレイを見てきました。
その総括として、今シーズンのGKの活躍を振り返ってみようと思います^^
今シーズンの最優秀GK


写真引用:川崎、名古屋公式HPより
今シーズンは、地元開催の東京オリンピックもあり、谷選手、大迫選手などオリンピック代表やその候補に選ばれた若手の活躍もありましたね。
GKウォッチャーとしては、それだけ楽しみが増え、昨シーズン並みに恵まれた一年になったかなって思います^^
そんな個人的に見どころがたくさんあった今シーズンで、独断と偏見で見た感想だけど、今シーズンの最優秀GKを選べとなれば、川崎のチョン選手と名古屋のランゲラック選手の二人を上げたいですね。
二人が所属しているクラブが、失点数でも最少の数字(川崎28失点、名古屋30失点)を残しているのも、その実力の証明に反映していると思います。
細かいところでは、いくつかミスはありましたが、総合的に見ると安定感抜群だったと思います。
ざっと振り返っても、この二人がミスって失点した、あるいは慌てたという場面が思いつかないですね。
そしてここぞという時には、安定したセービングでチームを盛り立てました。
GKとしては、いい意味で目立たない理想な姿だと思います。
今シーズンのJリーグNo.1GKは?と聞かれれば、今年はこの二人で決まりかなって思います。
ブレイクしたGK



写真引用:鳥栖、福岡、浦和公式HPより
逆に期待はしていなかったけど、予想を上回る活躍した選手は、鳥栖のパク選手、福岡の村上選手、浦和の鈴木選手を上げたいです。
パク選手は、ビルドアップ時にも積極的に関与する、いわゆる現代的なスイーパーGKが持ち味の選手です。
しかし状況判断が悪く、安易なパスからボールを奪われ失点を許したり、飛び出し過ぎて振り切られて肝心のゴールを守れなかったりと、不安定なプレイが多かったのが正直な感想。。。
そのプレイスタイルは、僕は結構厳しく見ていました。
しかし今シーズンは、ビルドアップも確実性が増し、無理な状況では安全にクリアしたり、同時に飛び出しのタイミングもギャンブルはほぼなくなりました。
この昨シーズンとは、打って変わった成長ぶりは高く評価したいです。
村上選手に関しては、今シーズンJ1に昇格した福岡は、その原動力になった正GKセランテス選手が抜け、その影響がどう出るか不安要素が多かったと思います。
しかしその不安は、村上選手の活躍で杞憂に終わりました。
正直村上選手の存在はノーマークでした(^_^;)
プレイをみると、まずポジショニングが的確なので、セービング技術に安定感がありました。
戦力が乏しいチームだと、攻め込まれ被シュートが多くなり、その度にポジションの修正を行なわなければいけないので、どうしても狂いが出てきます。
福岡より戦力値が高いチームが多い中、やはり押し込まれる機会が多かったにも関わらず、安定したプレイで福岡の過去最高順位達成に貢献したと思います。
浦和の鈴木選手も、レギュラーとしてシーズン通しての活躍はしてないけど、今シーズンのブレイク選手として名前を上げてもいいと思います。
僕も浦和サポの方から薦められて昨シーズンから見ていたけど、まだまだ身体の線が細く、一戦級で活躍するのはまだ先かなっと思っていたら、予想以上に身体が出来上がっていたので驚きました。
今シーズンリーグ戦の試合は数試合の出場でしたが、その少ない出場数でも持っている才能の片鱗を感じさせるプレイっぷりでした。
サッカーでいう、一世代上のオリンピック代表に滑り込みで選ばれたのも納得がいきます。
今シーズンの浦和のGK事情は、西川選手も安定していたので鈴木選手はポジションを奪う事はできなかったけど、GKとしての質はそう変わりはないとみています。
来シーズンも、クラブ内での正GK争いは面白くなりそうです^^
おわりに
以上で、僕個人の独断と偏見から選出した優秀GKは、このような感じです^^
予想通りの活躍もあれば、予想外の活躍をする人達様々いますね。
どちらかと言えば、予想外の活躍で驚きの方が多いかもしれないですね。
その予想外の活躍が多いからサッカーはおもしろいんだと思う。
来シーズンは僕の予想を上回る活躍をする選手がたくさん現れて、もっと楽しませて欲しいと願っています^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了