こんにちは! Nishi です。
今週末は、リーグカップ戦のルヴァン杯の決勝が行われたので、リーグ戦はお休みでした。
結果は名古屋が2-0で勝ち、初めてのルヴァン杯のタイトルを獲得しましたね^^
選手並びにチームスタッフ、ファンの皆さん、おめでとうございます!
ルヴァン杯といえば、北海道民としては二年前の川崎と札幌の決勝戦は思い出深いですね。
リーグ戦では圧倒的な力を誇示していた川崎に対して、超攻撃的サッカーを掲げ成長著しい札幌との対戦は、90分では決着がつかず、延長戦でも互いに1点ずつ取り合う白熱した展開でした。
結果はPK戦で川崎が優勝したこの対戦は、弱小クラブといわれた札幌にとっても大きなターニングポイントになった試合でもありましたね。
今日はそんな地元(とはいっても200km以上離れてるので地元感はないけどw)コンサドーレ札幌の話を紹介しようと思います。
低迷期から脱出した超攻撃的サッカー
現在J1を舞台に戦っているコンサドーレ札幌は、25年前に誕生した北海道初のプロスポーツクラブです。
北海道にプロスポーツのクラブができる!という事で、地元北海道の圧倒的支持を受けその人気を支えました
その熱狂ぶりは、地方局全てでほぼ毎日コンサドーレ特集を組むくらいの熱のいれようでしたね^^
しかし、地元人気だけではJリーグでは勝つのも難しく、健闘虚しくJ2に降格。。。
その後は、どちらかというとJ2が定位置で戦う事が多く、J1に昇格しても翌年すぐ降格と典型的なエレベータークラブと揶揄されていました…
そんなパッとしない成績を繰り返していると、必然的に人気も下がり、あとから来た野球の日ハムに人気面でも押される形でした。
その間に日ハムは優勝もし、やっぱりプロスポーツクラブは強くて勝てなければ人気が上がっていかないですね(^^;
サッカーもトップリーグで勝てるようにならないと人気も衰退してしまいます…
そのへん北海道在住のサッカー好き人間としては、コンサドーレ札幌の立ち位置をたいへん危惧していました。
実際に、負けないように手堅い守りのサッカーをしていましたが、地味なサッカーはあまりサッカーを見慣れていない人からすると退屈に映ります。。。
守り主体のサッカーも、勝つために当然やってもいいけど、プロスポーツなのでそこは見てくれるお客さんをやはり無視はできない。
サッカーに目が慣れた人がたくさんいれば、守備サッカーも理解できて試合を観ても楽しめるけど、サッカーの土壌が薄い北海道では、守備サッカーはつまらないと感じやすいです。
J1でも負けないようにしたい気持ちはわかるけど、お客さんがいて成り立つ商売として興業的にも上手く立ち回らないといけないですね(^_^;)
魅せるだけでなく結果も
そのコンサドーレのやり方を憂いていたけど、上記インタビューでも野々村社長が語っていたように、攻撃主体にサッカースタイル変えた事で、成績も人気も上がってきました。
この方針転換は、僕は素直によかったと思います。(僕自身攻撃趣向なのもあるけど…)
ただ攻撃サッカーも浸透してきて成績もそこそこ出てきたので、いい意味で”欲”もでてきます。
ですから欲を満たす意味でも、次のステップに進んでいいタイミングかなって思います。
たぶんこのまま攻撃主体だけでチーム運営していても、サポーターも飽きてくる頃ですしね(^^;
安定的に勝ち点を重ねて、優勝争いを狙うチームを期待するのは当然の道かな
サポーターもサッカーをよく見るようになってきたから、その期待に応える方向に舵を切るのはありだと僕は思う。
それこそ攻撃のバリエーションが増えて、おもしろい試合が増えるからいいことだと思うけどね。
それだけチームとファンも成長していることだし、この”方向転換”は前向きに捉えたいですね。
別に攻撃サッカーを捨てるわけでないし、より結果に執着して、より選手とクラブ、ファンに恩恵をもたらす。
こういう前向きな変化や方向転換は応援していきたいですね。
おわりに
正直、展開によって戦い方を使い分けるというのが、サッカーを熟知していない層にも広がってきて嬉しく思います^^
ワールカップや欧州のクラブの試合とか見ていると、試合の緩急のつけ方がJリーグはじめ日本は下手くそだなぁって思っていましたしね(^^;
じっくり時間使えばいいのに、変に無理しちゃって余計なピンチ招いたりしたりしていましたしね…
これからもこういう”成長”を続けていって、世界屈指のサッカー大国日本になって欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了