こんにちは! Nishi です。
ここ最近日本代表の不甲斐なさが目立ってきましたが、それでも一個人にスポットを当てると、レベルの高い選手が増えてきました。
これも育成年代から強化を図った結果は少なからずあると思います。
その支えになったのは、監督・コーチングライセンス制度だと思います。
その監督・コーチングライセンス制について、元日本代表の本田選手が興味深い言及をしていました。
監督ライセンスについて
単刀直入に言うと、本田選手は監督ライセンスをなくして欲しいと主張しています。
僕は、サッカーの監督としての戦術やマネージメント術の知識を養う上では必要な制度だと思うので、自分は本田の意見に対しては「ムムッ」っと首をひねりました。
しかし、この本人生ライブの動画で語っていることや、その後いろいろ調べたりすると、本田選手の主張を理解できるようになりました。
Jリーグで監督になる為には、S級ライセンスが必要になってきます。
動画では言っていなかったけど、このS級ライセンスはA級ライセンスが必要なのと、サッカー協会あるいは地方のサッカー協会の重鎮らの推薦が必要だということ。
実績があっても、その推薦(悪い言い方をするとコネ)や協会の幹部に取り入れられないと推薦にも取り合ってもらえないのだそうです。
だからこそ、”今の基準”のライセンス制度はやめたいと語っています。
これを聞いて、それは僕も賛同ですね。
動画でも言うように、公平な自由競争で勝負して、その中でいい悪いしのぎを削って欲しいと思う。
それこそ試合で、いいサッカーを披露したらその監督がトップカテゴリーのクラブにスカウトされる可能性も広がりますしね。
監督になるには、僕が思ってた以上に既得権益化しているようで、これには目から鱗でした。。。
サッカー協会につきまとう噂
サッカー協会の既得権益化は、今世紀に入ってから結構言われるようになってきました。
いわゆる重鎮みたいなのがいて、その人達に忖度するばかりで根本的な体質改善ができていない。
今回のロシアワールドカップ後の日本代表監督人事も、その事を案ずるかのような人選でした。
ジャパンウェイズと謳って、結局は自分達の思い通りになりやすい監督を選んだのではないかと…
実際これだけ結果と内容が出ていないのに、信頼はあるっと強く擁護する姿勢は非難を浴びています。
ここは普通擁護するにも、次負けたら考えるとかだろうと思う(^^;
言葉の節々からそういう闇が見え隠れします。。。
本田選手はさらに、育成年代のコーチングライセンスについては、今のままあって欲しいと主張し、むしろ厳しくして欲しいと主張しています。
コーチングライセンスを習得する際に、トレーニング方法を学び、同時に体罰の禁止や行き過ぎた指導をしないように指導方法についても学びます。
ライセンス廃止論に対して僕の懸念はそこだったので、ライセンス制度維持の意見は正直安心しました。
ライセンス制度については、まだ改善する余地はあると思うけど、この制度はサッカーだけではなく他のスポーツでも普及して欲しいと思う。
遅れがちだった野球でさえ、昨年から正式に検討し始めたと聞くし、先頭を行っていたサッカーはそれに恥じないようにしっかりして欲しいものだ。
だからこそ、上層部の闇が深い政治的な要素は悲しいと思います。。。
おわりに
あんまりスポーツの世界で、どろどろしい政治的なことで発展の足を引っ張って欲しくないですね…
でも組織としてまとまらないと、競技発展に向けての方向性を見出せないのも事実。。。
なんとも難しい問題かなっとも思います(^^;
でも本来のスポーツの良さや公平性を保つためにも、癒着や競技の発展とは程遠い権力闘争は慎んで欲しいと思う。
たまぁに地方のなんとか競技団体とかでも、派閥抗争あったりするって聞きますしね(^^;
そういう問題は、撲滅して欲しいと願っています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了