こんにちは！ Nishi です。
今日は週末に行われたＪリーグの試合から、僕が気になったＧＫのプレイを紹介する企画第14弾です＾＾
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
待望のデビュー！
浦和vs仙台の試合から浦和ＧＫ鈴木選手のプレイです。
今節Ｊリーグデビューとなった鈴木選手は、浦和サポの読者様から若手ＧＫの注目株として紹介されていましたので、以前から目をつけていました＾＾
リーグ始まる前に比べると、いい感じに身体が大きくなっていたことに驚きでしたね(^^;
コーナーキックの場面でミス（後述）もあったけど、デビュー戦でクリーンシート（無失点）という結果も残しましたので、合格点でいいと思います。
特に試合最終盤のこのミドルシュートを防いだのは、個人的にはこの試合一番のナイスセーブだと思います。
この場面では、オーソドックスなケースだと、遠い位置から＆ファーサイドへのシュートですので、逆手で防ぐのがセオリーな場面でした。
しかし、飛んだあとでシュートスピードもあり逆手だと間に合わないと判断し、咄嗟に手が出しやすい順手に切り替えた判断力は素晴らしいですね。
この一瞬の判断力に才能を感じますね＾＾
ＧＫからすると、シュートの出所が少し見づらかったので、反応は少し遅れてしまいましたが、それをカバーした技術は目を見張るものがあります。
今後の楽しみが増えて嬉しいです＾＾
落下点の見極め
続いては湘南vs大分の試合から大分ＧＫホープ選手のプレイに注目しました。
湘南のＧＫ谷選手からの前線への大きなフィードに対して、ＧＫのホープ選手がペナルティエリア外に飛び出してカバーしようとしますが、落下点を見誤り相手選手に拾われてしまい危うく失点するところでした。
これは誰が見てもわかる、落下点の見誤りですね(^^;
現代サッカーでは、ＧＫはディフェンスラインの後ろもカバーするよう求められていますので、こういった相手からのロングフィードに対するケアは当たり前のようにあります。
無論相手選手もプレッシャーをかけてくるので、安易なプレイではないけど、最低でも先に触って外にクリアするなどしてもらいたものです。
落下点の見極めは、裏に抜けるボールだけではなく、ハイボール全般にも言える事。
前述の浦和の鈴木選手も、2:40のコーナーキックの場面も一瞬迷ってしまい、クロスを合わせられてしまいました。
正しくクロスの落下点を捉えていれば、前に飛び出してボールに触れてクリアないしキャッチできる場面でした。
両場面とも失点にはならなかったからよかったものの、一歩間違えれば失点している場面です。
ＧＫとしては反省したいところですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは湘南の谷選手を選びました。
次点は、鳥栖のパク選手の下がりながらの1vs1のシュートを止めたシーンですね＾＾
右サイドからのクロスを後方から飛び込んで合わせたシュートによく反応して防ぎました。
もうこれは文句ないくらいのビックセーブですね＾＾
反応の鋭さに併せて、ポジショニングの的確さが功を奏した結果ですね。
一番の要因はやはりポジショニングでしょう。
至近距離でも最低限手が届く場所にいたことが大きかったと思います。
もう聞き飽きた論理かもしれませんが、それだけポジショニングは重要な要素だと僕は思います。
おわりに
今節デビューした浦和の鈴木選手はまだ18歳。
昨年からＪリーグでは、多くの若手ＧＫがデビューしましたが、その若手の中でも一世代若い選手ですね。
もうすでに若い世代の突き上げが始まっているのかもしれませんね(^^;
個人的には競争が激しくなって嬉しく思います。
激しい競争の場を作って、よりよいＧＫが育つ環境になって欲しいと願っています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
