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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2020年Jリーグ GKのこのプレイにピックアップ!【第39弾・最終節】

こんにちは! Nishi です。

 

新型コロナウイルスの流行に伴い、過密日程を余儀なくされたJリーグも、先週土曜日にJリーグ最終節が行われました。

 

Jリーグの試合に合わせて僕のブログでは、GKに焦点を当てたシリーズを今日も含めて39回投稿してきました。

 

そしてJリーグの閉幕も迎えたので、いつものGKのプレイに焦点を当てた企画も今年は取り敢えず最後です^^

 

勉強になったという声もあったり、また、自分が気づかなかった視点での考えも聞けたりと、この企画をやってみてよかったと思います^^

 

また来年もやりたいと思います!

 

主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。  

 

コーナーキックでの対応

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名古屋vs広島の試合から、広島GK林選手のプレイから。

 

コーナーキックでの競り合いで、GKが動ける範囲を確保できたのは高評価です^^

 

GKと選手が直接競り合うと、ボールに集中しなければいけないのに、動きを制限されてしまいます。

 

そうなるよりかは、味方ディフェンスについてもらって、できるだけGKはフリーにさせておけば、失点のリスクを大きく減らすことができます。

 

ペナルティエリア内では、手が唯一使えるGKは大きなハンデを他の選手より貰っているので、その優位を活かす為にもGKが自由に動けることが望ましいです。

 

欲を言えば、キャッチかペナルティエリア外に出るようなクリアをして欲しかったけど、密集している場面で最低限の仕事は出来たかなって思います。

 

その次の場面での名古屋のランゲラック選手は、プレイ前に相手選手を押して、自分のプレイする場所の確保をしています。

 

味方が別のマークについたりして、頼ることが出来ない時は、自分でこじ開けることも重要です。

 

逆を言えば、GKを自由にさせないことで得点の確率を上げることができます。

 

以前も話をしましたが、キーパーチャージはもうなくなっているので、フィールドの選手と同じ扱いです。

 

初めからGKについているのもありだし、クロスのタイミングでGKと競り合いになるように動いてもいいので、敢えてGK付近にクロスを入れる戦略もありだと思う。

 

GK側からすると嫌なプレイです(^^;

 

言葉悪いけど、相手が嫌がることをするのが戦略だったり戦術だったりします。

 

得点力を上げるには、こういう戦術的技術というか駆け引きは必要だと僕は思う。

 

失点したけど隠れたナイスプレイ

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柏vs川崎の試合から、川崎GKチョン選手のプレイをピックアップ。

 

一対一の場面でオルンガ選手と対峙し、アタックするもかわされて失点してしまいました。

 

その抜かれた後にチョン選手は、ボールに食いつかずに手を引っ込めました。

 

このプレイは、隠れたファインプレイだったと思う。

 

最後まであきらめず、相手を倒すくらいの気持ちで止めにいかなきゃダメだ!と思う人もいると思います。

 

しかし、時間帯もまだ試合が始まったばかりの時間で、スコアも0-0の状況です。

 

相手を倒してPK阻止に期待をかけることもできましたが、あの場面だとタイミング的にわざと倒したとみなされ一発レッドの可能性もありました。

 

そうなると、たとえその後のPKを阻止できたとしても、残り70分以上を10人で戦わなければいけなくなります。

 

その後の試合展開は、より苦しいものになります。

 

正直GKをやっていると、どうしようもない場面はよくあります。

 

根性論だけでつっこんでいっても、人数が少なくなってチームにマイナスになることもあります。

 

ここは、さらっと身を引いて切り替えることも必要です。

 

ただ、その一失点だけで試合に負けてしまうこともあります。

 

だからこそ難しいところなんですが、この場面に関していえば、チームの順位なども含めてそこまで必死に食い下がる状況でもないので、手を引っ込めたチョン選手にはナイスプレイと声をかけたいですね。

 

実際チームもその後、逆転で試合に勝っています。

 

もしあそこで退場になっていたら逆転はなかったと思います。

 

評価は分かれるところですが、僕はこのプレイは評価したいです^^

 

今節のナイスセーブ

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最終節に相応しくGKのナイスプレイが多く、厳選するのに苦労しました(^^;

 

前述のチョン選手、東口選手の立て続けのセーブ、前川選手の軌道が変わったシュートへのセーブなどありました。

 

今シーズン、若手で一二を争って印象深かった、沖選手と谷選手が偶然にも似た状況でのセーブがあったのでこの二つの場面を選出しました。

 

二つの場面ともに、勇気をもって鋭く前に飛び出してのセービングでした。

 

後者の沖選手の動画冒頭のプレイと、その次の次の場面はまさしくナイスアタックですね。

 

谷選手の場面も、時間的な状況も併せて難易度は高いですね(^^;

 

よく止めましたね^^

 

二人ともに前に飛び出す勢いをつけてブロックのエネルギーに上手く活用していますね。

 

攻められると人間どうしても気持ちや動きが後ろに下がり受け身になってしまいます。

 

ピンチだからこそ、逆に前に出る勇気が時にはGKには求められます。

 

まだ若い二人のGKの未来も恐れずに前に進んでいって欲しいものです^

 

おわりに

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Jリーグも無事に全日程終了しましたね

 

コロナ流行で、一時期は中止もあり得ただけに無事全日程終了出来てよかったと思います。

 

サッカー協会はじめ、クラブ運営者やサポーター、サッカーファンの皆さんの努力の結果ですね。

 

来年はどんなシーズンになるかも楽しみですね。

 

僕としては、今年のように若いGKの躍動や、またこれまでコツコツと実績を積んできた中堅以降の選手の花が開いたりするといいなっと思います。

 

GKの存在や大切さをもっと多くの人に知ってもらえるように僕のブログも頑張ります(^^;

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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