こんにちは! Nishi です。
先日、日本代表の南野選手がプレミアリーグ初ゴールを決めましたね!
サッカーファンなら誰でも知る、プレミアリーグのビッグクラブ・リバプールに移籍してから、ちょうど一年が経ち待ちに待ったゴールでしたね^^
ファンよりも、当の本人の方がゴールという結果を待ち望んでいたかもしれないですね!
このことを取り上げてもいんですが、GK視点というブログのコンセプトもあるので、GK関連の話題を優先したいと思いますw
GK豊作の年?
ともあれ、コロナの影響でドタバタの一年でしたね。
リーグ戦も無観客での試合開催から上限付きの観客受け入れ開催など、例年にない環境の中で迎えたリーグ戦も、J1~J3にかけて無事全日程終了できたのは良かったです。
そのような困難な状況でも、いろんな話題がありました。
無観客故に、試合中の選手達や監督・コーチらの現場のリアルの声が響いたり、スタッフやサポーター達が、少しでも選手達を鼓舞するためにスタンド席にメッセージボードを設置したりと、新しい発見や催しがありました。
選手にスポットを当てても、オルンガ選手の活躍や川崎・三苫選手らの若手の躍動、負けじと家長選手や菅野選手、清武選手らベテラン勢も奮起していました。
まだまだ語ればたくさんありますが、GK出身者としては、やはり若手で有望なGKがたくさん出てきたのが一番の収穫でした^^
昨年の夏過ぎから、真剣にブログを更新するようになって、昨年の願いとして日本人若手GKが出てきて欲しいと綴っていました。
今年はその願いが叶ったかなって思うw
昨年までは有望株といったら、広島の大迫選手と京都の若原選手くらいだなっと思っていたので、今年はまぁ豊作だなって思います。
コロナの影響で降格なしになり、選手を起用する側もチャレンジしやすくなり、若手GKを起用するクラブが増えたのも要因ですね。
奇しくも、僕の予言が的中しましたね(^^;
まぁ、現場サイドとしたらこれは好機として、若手を積極的に起用できる”チャンス”ですからね。
また、過密日程の影響でより多くの選手を起用して、一人一人の負担を軽くする意味合いもあったので、必然的に起用することになりました。
苦しいシーズンでしたが、後にこの年にデビューしたことが、将来の日本サッカーのためになったとプラス要素の話になればいいですね^^
個人的主観に基づく若手GKの総評
今年デビューまたは、それに準ずる若手GKを見ていきたいと思います。
当ブログで、”GKのプレイにピックアップ!”として、GKプレイを度々紹介しておりますが、僕がホント個人的主観で考えてのランク付けです(^^;
異論多論は大いに認めますw
ざっくりランクっぽく表すとしたら、下記の通りですね。
A+ 沖(鹿島)、谷(湘南)
A 大迫(広島)
A- 小畑(仙台)
B+ 梅田(清水)、オビ(横浜FM)
B 波多野(東京)、中野(札幌)
僕の基準値としては、ポジショニングの良し悪し、セービングに関して的確なセービング方法で対応しているかを見ています。
体格が大きいとか、ファインセーブが多いなどより、そちらを重視しています。
9本のファインセーブをしても、1本のミスで失点→しかも試合に負けるでは意味がないので、シュートを防いだ数は僕はそこまで意識はしていないです。
それを踏まえた上で、上記のようにランク分けしました。
簡単に言えば、ミスの少ない選手と言ってもいいかもしれないですね。
また、順手や逆手の処理など身体の仕組みを利用した細かい技術など、上手く使っている選手が評価高いです。
特にA+の沖選手と谷選手は、GKの細かい技術が高かったですね。
たぶんどこのメディアも、取り上げないだろうけど、この二人は順手・逆手の使い方の他にも、判断力もここ数年出てきたGK達より頭一つ抜けている感はあります。
正常に代表戦のメンバーを召集できるようになったら、本当に召集させてもいいと思う。
試合の出来次第では、正GKに一気に登り詰めることもできるかもしれません^^
Bランク付けした選手達は、アラが目立つけど、シーズン後半になるにつれてだいぶ欠点を改善できた感はあります。
地元で言えば、札幌の中野選手はデビュー時散々だったけど、その後数試合は気になっていた欠点も意識して改善しているようなプレイをしていました。
例えば、長身選手の欠点になりやすい、”腰高”の姿勢とガニ股になっている点ですね。
腰高でガニ股だと、足元付近の速いシュートに対して反応が遅れてしまいます。
また、ガニ股だと股下を狙われた時のブロッキングも遅くなります。
たぶんあの試合のあとに、コーチ陣に指摘されたんだろうと思います(^^;
東京の波多野選手も似たような欠点がありましたが、ここ一ヶ月くらいは構え方もコンパクトになってきて良くなりました。
来年以降の成長に期待したいですね^^
おわりに
ユニフォームを汚さずに失点0、シュート数0のGKが完璧なGKとして思っているので、少し周りとGKの見方は違うと思います(^^;
まぁ自分でも僕の考え方は極論だと思いますw
でも実際GKとして長年経験してきて、これが究極な理想かなって本気で思っています。
少しでも楽したいという、邪な気持ちがあるのは否定しませんw
でも、GKの仕事がない時とは自チーム攻めている時なんですよね。
現代サッカーでは、GKもビルドアップにも参加するのが常識なので汗をかかないというのは現実的には無理だけど、まぁ飛び込んだり転がったりする危ない場面を減らす努力は必要かな。
そういう危険な場面をなくすためにも、事前にフィールドをよく見て危ないエリアには事前に声をかけておいたり、これから起きることを予測する能力は必要だと確信しています。
まだ天皇杯もあり、年明けにはJリーグカップ戦決勝もあります。
リーグ戦は終わりましたが、まだまだサッカーの熱は冷めていないので、GKウォッチャーもまだまだ仕事はありそうですw
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了