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北の大地の南側から

サッカー・フットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【北海道・函館】文化の日に地元の郷土資料館に行ってきました!

こんにちは! Nishi です。

 

11月3日は文化の日ですが、昭和22年までは明治節という名前でした。

 

名前で予想がつくように、明治天皇の誕生日であり、明治時代は天皇誕生日(天長節)として祝日でした。

 

戦後は、日本国憲法が公布された日とされていますが、元々は明治天皇の誕生日です^^

 

明治時代から近代文明へ転換したことから、個人的には文化の日という名前はいいと思います。

 

そんな文化の日に、姉夫婦家族とお出かけしてきました。

 

子守ついでに函館公園に出かけ、その敷地内の市立博物館では、期間限定で展示会が行われていました。 

 

函館の縄文文化

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函館の縄文文化と中世から現代へ歩み展として、その時々の歴史的史料が展示されていました。

 

歴史が好きな僕としては、これほど大好物な物はありませんw

 

まずは縄文遺跡群の紹介をされていました。

 

僕自身函館近郊生まれですが、小学生の頃、発掘授業に駆り出されましたね。

 

それぐらい、北海道道南地方では内地並みに縄文期の遺跡が、あちらこちらで出土しています。

 

展示の説明にもありましたが、この時代から北海道には日本人の祖先が暮らしていたというのが実感できると思います。

 

この資料館にはなかったけど、飛鳥時代や奈良時代にも昆布や鮭などを貢物として朝廷に献上していたと記録もあります。

 

北海道も本州と変わらない同じ歴史の繋がりがあるんですよね^^

 

平安時代末期には北海道最古の神社である、船魂神社が建立され、このことからも日本人の出入りがあった事がわかります。

 

中世の時代へ

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本格的に集団的な居住地を構えた記録としては、鎌倉時代以降からですね。

 

この頃日本は武士の時代ということもあり、この地方は今の秋田県辺りを勢力にしていた安東家が領地として治めていました。

 

その配下だったのが、後の松前藩を築くことになる蠣崎氏でした。

 

鎌倉幕府や室町幕府の勢力と、元々居住していたいわゆる和人といわゆるアイヌの人(以下和人とアイヌと呼称)と交易をして発展していきました。

 

その交易の過程で、いさかいがあったのも事実ですが、交易で和人は鮭や毛皮などアイヌは米や鉄製品など互いにメリットがあるため、時代と共に同化していったのが展示物から改めて理解できました。

 

よく和人とアイヌで紛争続きだったとありますが、いさかいがあるのはこの時代よく話です。

 

実際、日本人同士でも戦国時代を迎えて、同族同士で争ったこともありますしね(^^;

 

それに現代でも、商売上の取引で契約不履行や詐欺など問題も発生します。

 

どんな時代でも、そういうことはあったと思いますので、これが差別や抑圧の証拠というには違うと思う。

 

アイヌ同士の部族間で言葉やしきたりが違うため、アイヌ同士の争いにその仲裁として松前藩が巻き込まれることがあったようです。

 

そういうトラブルもありましたが、交易自体は共にメリットがあるので互いに良い物を取り入れて同化していきました。

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アイヌの人が和人の鉄製品や漆器を使ったり、反対に和人がアイヌの衣装を普段からオシャレ感覚で着ていたようです。

このように互いに文化的交流があって、同じ地域に住む人間として見ていたと思います。

 

中には値段をごまかしたり悪い人もいたでしょう。

 

しかし、幕府はその悪事を止められていないとして、松前藩の領地を没収したり裁いていることから、きちんとアイヌの人を保護していました。

 

また、天然痘が流行すると、外国からワクチンの知識を得た幕府はアイヌの人々にも接種しています。

 

差別政策をしていたのならありえないことだと思います。

 

要は両方とも日本人であり、同じ日本というカテゴリー内で暮らす人々です。

 

というのが、僕が今までいろんな書物を読んで思う歴史観です。

 

幕末~明治維新の近代化へ

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函館といったら、幕末の開港や五稜郭戦争で連想される近代史の一歩を辿る歴史ですね。

 

幕末好きは、新選組関連で訪れる人も少なくないです^^

 

もちろん、箱館戦争時の史料も豊富に披露されていました。

 

当時使っていた武器だけではなく、明治から大正時代の生活風景の展示もあり、爺さん婆さん達はこうやって生活してきたのかなって想像するだけでもおもしろかったです。

 

この時代は今から150年くらい前なので、比較的現物の史料も多めで、知名度的にもこの時代の物を推している意識が感じましたw

 

でも、アピールポイントとしては最高の物ですからね^^

 

歴史を深く知らない人でも、見た感じの印象でインパクトは違いますからね。

 

ただの美術館にならないように、こういう貴重な一次・二次史料を扱う展示物は郷土史には大きな強みだと思います。

 

歴史が好き嫌い問わず、こういった郷土史にふれるのは自分たちの今出来ている生活のありがたみを感じる意味でも知っておくのは大事なことかなって思います。 

goo.gl

 

おわりに

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昨今、北海道の歴史に関して、おかしな風潮が広まっている事に懸念を抱いています。

 

アイヌを差別してきたとか、先住権だ侵略だなんだのという論調です。

 

僕はその論調には否定的に見ています。

 

顔の濃さとかでいじめなどあったかもしれません。

 

でもそういうことは、同じ日本人同士でもあります。

 

僕は、前髪のくせ毛をいじられた事もありましたしね。

 

アイヌだからといって、進学を禁止したり、就職できなかったり国策で差別したことなんてありません。

 

アイヌも和人も同様に、日本人というグループの中にいると思います。

 

これは考古学検知や歴史的な区分として、多くの学者が唱えていますが…

   

和人やアイヌ人関係なく、時代の流れと共に同化していったけど、明治の政府転換期に教育レベルなどで差があったので特別法が作られて差がないように保護しました。

 

その特別法も、近代化を自ら受け入れアイヌの人達の努力もあり、特別に保護する必要もなくなり廃案されています。

 

そして当時は、ロシアなど外国勢力からも身を守らなければいけない時代だったことも忘れてはいけません。

 

日本人もアイヌも関係なく、あの苦難な時代を協力して今現在に続く日本を作ってきたのに、捻じ曲げたり誤解を生む行為は慎んで欲しいと思います。

 

良い時も困難時も、いっしょに乗り越えて築き上げてきたこの北海道を、これからも発展させていきたいと微力ながら思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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