こんにちは! Nishi です。
GKは、アンチ・フットボーラーと呼ばれることもあります。
サッカーで一番盛り上がる場面は、何と言ってもゴールシーンです。
なかなか得点が入りづらい球技ですので、皆そのゴールシーンを今か今かと待ち望んでいます。
GKは、その大勢の人の期待を、全力で阻止する空気を読まない存在ですw
だから、GKはサッカーの一番盛り上がる場面をブチ壊す役目とも言えます(^^;
これからサッカーを始めようとしている人は決してGKを目指してはいけません・・・
なぁんて言うことはありませんw
しかし冒頭で言った通り、サッカーという競技においては特殊な存在であることは間違いありません。
およそ150年前にルールが整備され、近代サッカーとして歩みを始めた頃からGKというポジションは存在している、由緒正しいポジションです。
その特殊な存在であるGKは、どのようにして誕生したのかを深掘りしてみると、世間で思われているGKに対して誤解している理由もわかりますのでご紹介します。
ゴールポストの誕生とGK
今ではお馴染みの高さ2.6m×横幅7.3mのゴールマウスですが、サッカーが始まった当初はボールマウスがなく、ゴールライン全てがゴールでした。
今のラグビーのような感じですね^^
その後、1863年に横幅およそ7.3mの棒で仕切られ、その4年後には高さ2.4mと高さの制限ができました。
1875年には今現在と同じようなゴールポストの義務化がなされ、現在のゴールマウスが出来上がりました。
そのゴールマウスを守るGKは、実はこのゴールマウスが出来上がる前から存在していました。
明確にはGKというポジションではないですが、前述したゴールラインを越えないようにそれを阻止する役割の人が数名いました。
しかし、その役割する人にはある理由がありました。
GK=サッカーが下手な人という誤った認識の原因
1800年頃に誕生した各種スポーツにおいて、一種の美学的要素は紳士的に振る舞うことでした。
サッカーを含めたフットボール競技においての美学とは、果敢に敵陣に攻め続けることでした。
敵陣で激しいタックルを浴びても、それに負けない精神力が美しいとされていました^^
その揉み合いに負けた人や飛べこめない勇気のない人は、攻めのポジションではなく、下がってゴールラインを守るように配置されていました。
なんか小さいころ、学校の校庭でやっていたサッカーと同じ理屈が当時からありました(^^;
日本でもこのような考え方が、多かったのでは?っと子供の頃当時を振り返ると思いますねw
今のサッカーの解釈では、GKの重要性はかなり増していますが、まだまだこのようなGK=サッカーが下手な人的なイメージを持っている人はいるのではないでしょうか(^^;
そういった誤った認識を、早く駆逐したいと思っています(^^;
話を戻しますと、その下手な人が多くの敵の攻撃を止めることで、チームが勝ちやすくなるという矛盾が生まれてきました。
この矛盾に気がついたチームがどんどん勝ち上がっていき、GKの価値が高まるようになりました。
やはり濃い内容の試合が多いと、進化の度合いが違うのかなって個人的には思いました^^
おわりに
GKの起源を調べたら、その誤解の理由もわかりました。
理由がわかったというのなら、それを解く答えは行動しかないですね^^
日本のGK論が遅れているのも、サッカー先進国だった欧州や南米からも距離が遠かったため、新しい情報が手に入りづらかったのもあると思います。
しかし、時は経ち、交通インフラの発達によりその距離も近くなり、またインターネットの発達により国内にいても海外の情報が手に入りやすくなりました。
サッカー先進国と距離があるという言い訳はもうできなくなったので、これから強くなるためにはもっと必死になる必要があるのかもしれないですね。
僕からは、あまり知られていないGKの奥深さをたくさんの人に伝えられるといいなぁっと思っています^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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