こんにちは! Nishi です。
サッカーのルール上、GKは必ず一人いなければいけません。
仮に専門のGKが不在でも一人いないとダメです。
プロの試合でも、交代枠を使い切った後でGKの負傷や退場により、フィールドの選手が一時的にGKをやったりする場面もたまに見受けられますね(^^;
それも、このルールがあることなのです。
ちなみにフットサルの場合は、この事項がないので必ずしもGKを置く必要はありません。
たまぁに、得点を取るために5人同時にフィールド選手を配置するパワープレイも存在します。
さて、その必ずチームに最低一人必要なGKですが、GKの評価する上でひとつの基準がクリーンシートの試合数があります。
今日はその話題を。
クリーンシートと失点数
クリーンシートとは、無失点で試合を終えたことです。
野球で言えば完封試合といったところです。
失点を許さなかったというのは、GKとしての仕事をこなした証明でもあります。
まぁその試合で細かいミスはあったかもしれませんが、GKの仕事は得点を許さないことが第一の役目なので、最低限の結果を残していることになります。
失点が0なら最低でもスコアが0-0の引き分けで終わることができるので、負けることはありません。
したがって、無失点で終えることは勝ち点3点分のうち、1点をもぎ取るためでもあります。
その勝ち点1点分の仕事を、11人のうち一人が担っていると思えば、孤独なGKというポジションで頑張っている人達に少しでも勇気が持てればいいのかなって思います^^
まぁGK一人の力で無失点試合をしたわけではなく、DFなど他のフィールドプレイヤーの尽力ももちろんあります。
しかし、後方でそのディフェンスの動きの調整する役目がGKの仕事でもあるので、このクリーンシートの試合数は、良いGKを見分けるための指針ではあるといってもいいと思います。
クリーンシートで試合を終えるために必要なこと
僕がこのブログで終始一貫して言っていることがこれに当たります。
GKは、クリーンシートで試合で終えるためにどうしたらいいかを常に考えて試合に臨み、また練習をして欲しいと思っています。
失点する一番のリスクが相手からのシュートです。
極端な話、シュートがなければ失点することがありません。
だから僕は第一に考えていることが、シュートを打たせないことです。
次に考えることが、楽にシュートを打たせないこと。
予測しやすく、また力のないシュートなら止めるのも楽ですからねw
そうやって段階を追って守るようにします。
少年団や社会人でも、常にシュートにビクビクしながら守っている人もいました。
シュートを止めるという意識が強すぎると、無駄に緊張しすぎて良いプレイができなくなります。
ですから、僕は指導する時はどの年代でもきちんとこの段階を念頭にゴールを守るように指導しています。
おわりに
以前このブログで、派手なセーブをすることがGKの仕事ではないと綴ってきました。
確かにスーパーセーブは見ていてカッコいいものですが、GKを目指すのであればまずは、GKの本質を身につけて欲しいと思っています。
その意識を常に持っていれば、大事な局面でチームを救うことができます。
口酸っぱく言っておりますが、備えあれば憂いなし。
その来たらざるを恃むなく、吾れのもって待つあるを恃むなり。
チームを守る、またチームをより楽に攻撃に集中させるかは、その備えが必要不可欠です。
もっと日本国内でもGKへの理解が深まって欲しいと願っています^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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