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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

スポーツのあり方の健全化を目指して ~プロ野球も頑張って欲しい

こんにちは! Nishi です。

 

先日は、サッカーの指導者ライセンスと子供の教育についてお話しました。 

www.mariaazzura-nishi.com

ライセンスを取得する過程で、体罰禁止なども含めた育成のカリキュラムを受けなければいけません。

 

無論、資格取得後に、問題行為があった場合は資格はく奪されます。

 

こちらはサッカーの話しでしたが、他のスポーツでも各種競技団体が主催となってライセンス制を布いている協会がたくさんあります。

 

近年成長著しい卓球やバドミントンも、同じようなライセンス制度を採用し普及に勤しんでいます。

 

この効果が近年結果として表れてきていると思います。

 

また、競技は違えど、指導者としての心構えはいっしょです。

 

そして、自分の考えを押し付けないように、選手自身で考えて答えを導き出せるよう指導したいです。

 

どの競技でも同じ事が言えるのではないでしょうか^^ 

 

その為、日本体育協会が発行している、スポーツ指導者養成テキストで指導者としての心構えをライセンス取得講習で同時に勉強します。

 

近年、各種スポーツで若い選手の活躍が目立つのも、こういった指導者教育の賜物なのかもしれませんね。

 

しかし、日本の人気スポーツの野球は一味違うようです。

 

野球のライセンス制度の実態 

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野球はプロ野球が統括している団体とアマチュアで統括している団体が事実上分かれている状態になっています。

 

しかも、高校野球連盟や大学野球連盟がある程度力を持っていたりする状態です。

 

その為、育成方針もいびつなものになってしまっています。

 

プロを引退した人はアマチュアの指導は出来ないといった、ちょっと不思議な縛りもありました。

 

しかし、時代の流れもあり、近年やっとプロを引退した人でも、アマチュアに指導できるようライセンス制を設けました。

 

遅い気もするけど、この制度が少しでも普及することを願っています^^

 

この制度と育成理念が普及すれば、過度なトレーニングや恫喝的指導も減らせることを期待できます。

 

個人的には、好きなスポーツはできるだけ長く続けて欲しいと思っています。

 

ある一定時期に、無理しすぎて身体のどこかが壊れて出来なくなるような不運は極力なくして欲しい。

 

ライセンス制度が当たり前になる日が早く来るといいですね^^

 

しかし、プロ野球界では・・・

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しかし、プロからプロの指導に関しては特別ランセンスはまだ設けていないようです。

 

ですから引退したら、指導ノウハウもないまますぐ監督になったりコーチなど重役につくことが可能です。

 

要するに、縁故採用といっしょです^^;

 

果たしてこれは指導するという意味でいいのか?と思います。

 

僕の住む北海道は、日本ハムファイターズが人気が高く、そのOBの白井一幸さんがよく情報番組とかに出演されます。

 

その白井さんが、そのプロ野球の現状に疑問を抱いてたインタビューを思い出しました。

 

白井さんは、1996年に引退後これまでプロ野球で一般的だった、引退し選手が即コーチに就任し、あーだこーだと指示する姿勢に疑問を抱いておりました。

 

今まで同じ立場だったのに、一日変わっただけで人を指導できるものだろうか。

 

そういうコーチから教わるのは持論なのか経験なのか・・・

 

そういう想いがあった為、引退後すぐに一年間アメリカにコーチ留学しました。

 

そこで学んだものは多く、その後の白井さん独自の指導方法で日本ハムと横浜で多くのプロ選手の才能を見出してきました。

 

このように、自分のノウハウだけの指導ではなく、きちんとしたカリキュラムを設けたライセンス制度は全ての競技に設けるべきだと思う。

 

野球は世界野球連盟の、トップダウン形式の指導方針を持っていない為、いい意味でも悪い意味でも好きなようにできます。

 

しかし、このまま旧態依然の仕組みでは、野球の衰退へと導いてしまうと懸念しております。

 

一刻も早く、プロ野球にもライセンス制度導入し、縁故採用をなくして欲しいと思っています。

 

おわりに 

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サッカー以外では、ラグビーや野球も観戦を嗜んでいる身としては、野球熱が寂れるのは是非避けて欲しいと願っています。

 

悪しき考えでいうと、このまま何もしなければ、野球の人口がそれ以外のスポーツに流れてくるので、それはそれでいいとも思っています。

 

しかし、野球側の立場でものをいうと、そういう訳にはいかなくなります。

 

野球に携わっている人は、現状の利権にまみれたスポーツは健全なスポーツといえるのか、真剣に考える時期に来ているのかもしれませんね。

 

今日はこのへんで。

 

ご拝読ありがとうございました。

 

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