こんにちは! Nishi です。
3月になると、社会人サッカーも慌ただしくなってきます。
チームのメンバーが転勤でいなくなったり、また違うクラブに移籍したりと、アマチュアのリーグですが、プロリーグ顔負けの移籍市場がありますw
まっプロのように頻繁に動くことはないですね^^;
そこでもうひとつ大きな問題があります。
それは審判資格です。
以前社会人サッカーチームを作る際に、苦労話として審判資格を持っている人の確保が必要になります^^;
下記の記事を参考に⇓
アマチュアの草サッカーといえど、いろいろな手続きが必要になってきます^^;
僕は、運営側に回ったことはないので、運営の苦労は肌で感じているわけではないですが、正直審判資格の更新手続きなど休みの日に時間割いて行くのもめんどくさかったです^^;
また、社会人チームの運営面で必要な審判資格の他に、春になるとサッカーにとって大切な資格の講習会があります。
それはコーチライセンスです。
コーチライセンスの取得有無で、サッカー以外の事でもいろいろ経験が積むことが出来ます。
今日はそのお話を^^
コーチライセンスの区分け
先日、”ゴン”こと中山雅史選手がコーチライセンスの最高位にあたるS級ライセンスを取得しました。
このS級ライセンスがあると代表監督になることができます。
国際ルールでも、基本この資格がなければ監督として登録もできません。
元プロ選手でなくても、講習と指導カリキュラムを受ければ誰でもなれます。
現に、靴のセールスマンだった人が、世界的名声を得た監督になった人もいます。
もしかしたら、ごく普通のパパさん・ママさんコーチだった人が、プロクラブや代表の監督になれるかもしれません^^
ライセンス制度は、段階によって指導できる年代を区分けされています。
区分けとしては、10歳以下の指導可能なキッズリーダーから、D級→C級→B級→A級→S級となっています。
カテゴリーによる簡単な指導要綱としては、
●キッズからC級までは小学生以下対象のコーチ・監督が出来る
●B級は高校生以下のコーチ・監督が出来る
●A級はプロクラブのコーチやJFLクラブの監督と女子サッカーの監督が出来る
●S級はJリーグや代表の監督が出来る
というようにカテゴライズされています。
この他にGKコーチライセンスがC~A級まであり、フットサルもC~A級まで別枠でカテゴライズされています。
ちなみに僕は、もっぱら個人指導や少年団に呼ばれて指導とかを繰り返していたので、ライセンス持っていません^^;
ライセンス取得するにも、〇〇時間、〇日間の講習が必要になるので、仕事を理由に取得していませんでした(-_-;)
取っておけばよかったかなぁ・・・w
詳しい要項は、下記に日本サッカー協会のリンクを貼っておきます⇓
スポーツで人を育てる
このライセンス制度は、FIFA主導による指導方針になっているので、サッカーに限らずスポーツで人を育てるという部分に関しても大人にとって、とても勉強になります。
特に初めのカテゴリーである、キッズリーダーのカテゴリーではその事が重要視されます。
ボールを使って子供達に楽しく、また、自分達もいっしょになって楽しむ講習になっています。
その為、サッカーの知識は持ち合わせていなくても大丈夫です^^
もしお子さんが、サッカーやってるよっていう家庭なら、お父さんかお母さんが受講してもいいと思います。
子育ての勉強にもなるし、プラスアルファでライセンス資格まで貰えるんで一石二鳥です^^
受講料と3時間程度の講習&実技で、子供といっしょに楽しむ感覚で取得できる資格です。
興味をお持ちの方なら受講を考えてもいいと思います^^
おわりに
僕はこのトップダウン体制のライセンス制度は賛成です。
育成方針というより、将来ある子供達を健全に成長を促す指針にもなりますので。
しかしながら、現実問題としても理解が乏しい指導者による体罰の問題もなくなったとは言えません。
体罰に関して言えば、完全に撲滅させるには少々労力がかかる作業になってしまいます。
体罰に関してしっかりとした監視も必要かと思いますが、それ以上に周りの大人達にスポーツで人を育てる概念を植え付けた方がより効果的だと考えています。
健全な知識を得た人達がたくさん増えてくれば、おのずと体罰で訴える指導者は自然淘汰されていくと思うので。
時間がかかるやり方かもしれませんが、徐々に健全な知識をもった人を増やしていく活動をこれからも続けていきたいと思います^^
今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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