こんにちは! Nishi です。
一応僕はGKとして、僕なりの“美学”を持ってゴールの前に立ち塞がっています。
フィールドのあらゆる選手より先に展開を読んだり、どんな事があろうともゴールを割らせない。
そういった気持ちを常に持っています。
ひと度、試合ともなれば、それはチームの勝利の為に身体をなげうってでもゴールを守ります^^
そして、試合の流れ上決定的なピンチの場面があった時、それを止めた時の周りの反応は「ナイスキーパー!」っと返ってきます。
そんな時でも僕は、雄叫びを上げたりガッツポーズを見せないようにしてます。
あくまでも淡々と当然のように・・・
この姿勢をずっと貫いていたんですが、ある日リーグ戦が終わったあとの飲み会で、やっぱりチームメイトに聞かれた事があります。
「セーブした時どうしてガッツポーズとかしないの?」って^^;
彼曰く、ガッツポーズや雄叫びがあると、周りも引き締まり士気やテンションも上がるからした方がいいとの事。
なるほど~一理あるなと思いました^^;
しかし、僕自身の考えでは、ガッツポーズや雄叫びすると相手に今のシュートはギリギリだったんだと思われるのが嫌で、敢えて止めて当然のように振る舞っていました。
本当はギリギリなんだけど、相手にこちらの苦境を悟られないようにしていました^^
時には相手に聞こえるように、「今くらいのシュートは簡単に止めれるから安心して守備について」というくらいの啖呵も切ります^^;
そうすることによって、再度同じような状況でも相手に“迷い”を生じさせる為の布石を作る為です。
相手の動揺を誘って、100%の力を出させないようにしていました。
そのへんの駆け引きの為に、敢えてビッグセーブをしても喜ばないようにしています。
このように説明したら、その場は納得しましたが、どちらの考えも正解だと僕は思いますw
卑怯な答えかもしれませんが、正直正解はないかなっと思います。
周りの士気を上げる為も、自身の限界値を隠すのも、戦術というかテクニックのひとつだと思います。
人間を相手にするスポーツなので、心理面の駆け引きもGKとしての技術として僕は必要不可欠な要素だと考えています。
細かい事かもしれませんが、“護る”というのはそこまで突き詰めて考えないと、大切な場面で失敗し取り返しがつかない事態になってしまいます。
そのような事がないように、日頃から細かい事でも事前の準備は心がけた方がいいと考えています。
少し神経質な意見かもしれませんが、サッカーでは不測な事態なんてしょっちゅう起こるものです。
そして人間を相手にしている以上、心理面での駆け引きでその不測の事態の解決に繋がるのであれば、積極的に行うべきだと思います。
というのが僕なりの考えですが、ホント正解はないと思います。
自分が望むGK像に添ったやり方で、チームに最大限貢献出来るのであればそれに越したことはありません。
片田舎の人間の愚見ですが、参考までにと思います^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
⇓参加しています。ポチっとしてくれると励みになります。