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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

若年層のスポーツについて考える。 ~毎年恒例、高校野球の問題

こんにちは! Nishi です。

 

この夏やっぱりこのニュースが出ますね・・・

toyokeizai.net

毎年毎年・・・

 

最早、夏の風物詩でしょうか・・・

 

サッカーで個人的にも指導している身からしても、高校野球の取り巻く環境は昔から異常だと思っています。

 

それは指導環境もそうですが、周りのメディアも含めて。

 

上記の記事には、今年のプロも注目されている逸材の佐々木選手をめぐる賛否についても書かれていた。

 

監督曰く、将来を考えて登板を回避させたことに対して、高校野球の過密日程の問題や、選手のことを考えたのであればなぜ一試合に194球も投げさせたんだとか・・・

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過密日程の問題は前々から言われている問題である。

 

それによって一人の投手にかかる負担は相当である。

 

ましてやトーナメント方式でやっている大会では尚更である。

 

僕は乱暴な言い回しだが、選手を守れない夏の高校野球なんてやめてしまえっと思っている一人です。

 

どのスポーツにおいても、僕はまずは選手を中心に考えるべきだと思っている。

 

少年スポーツだろうが社会人の草スポーツだろうがそれは変わらない。

 

高校野球に関していえば、”〇〇投手200球の熱闘!”とか”炎天下にも文句を言わず白球を追うナイン”など感動を売るような文面が目立ちますが、僕から言わせればただの大人の虐待にしか思えません。

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高校野球にすべてをかけているんだーとか息を巻いたような声も時折聞こえますが、

18歳にして人生すべてかけるんですか?

 

まだ人生あるんですよ?

 

野球が楽しくて始めたんだったら長く続けたい、と思うのが普通だと思うんですが・・・

 

僕はサッカーやっていて、その気持ちです。

 

現に三十半ば過ぎましたが、まだ携わらせていただいてます。

 

もし夏の高校野球を続けるんであれば、僕は球数制限よりかは開催球場を甲子園球場だけではなく他球場も使用して分散化をする。

 

それで大会日程を緩和させる。

 

決勝は甲子園球場で、っという仕組みでもいいと思っています。

 

近年、改革を叫ばれているのに旧態依然のまま毎年同じ問題が浮かび上がっています。

 

やる気ないんですか?

 

他のスポーツ団体と違って野球組織がプロとアマチュアで別々というのも問題でしょう。

 

組織の一本化が出来ていないので、トップダウンで事が進められないんでしょう。

 

こういう問題をいつまでも解決できないから、野球離れが進む要因だとも思いますよ。

 

まぁサッカーフリークとしては、それだけサッカーに人材が流れやすくなるのでいい事ですけど。

 

しかしながら僕自身、野球町で生まれたので小さい頃から野球がそばにありましたので、いち野球ファンでもある。

 

その小さな野球ファンとしても苦言を呈したい。

 

これから甲子園の本大会が開催されます。

 

また、この諸問題について書きたいと思います。

 

ご拝読ありがとうございました。