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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2024年Jリーグ GKのこのプレイにピックアップ!#19

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第19弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

新たなセットプレイのトレンド?

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まず最初に紹介するシーンは、浦和vs鹿島の試合から鹿島GK早川選手のプレイです。

 

左サイドの40m以上距離があり、角度も深い位置からのフリーキックの場面でしたが、中央へクロスかと思いきや、大方の意表をつくニアサイドへ直接ゴールを狙い、このシュートがそのままゴールとなりました。

 

早川選手のポジション的には、クロスへ飛び込める位置としてはディフェンスラインとちょうどよい距離感も保たれているので、ポジショニングはそこまで悪いものではないかと思います。

 

ただ、ニアサイドに直接シュートを狙われたということは壁の位置が中央に寄り過ぎていたかもしれませんね。

 

バックサイドカメラのリプレイ映像もありましたが、ちょっとわかりづらいので何とも言えませんが(^^;

 

それでも武田選手の巻いてくるシュートの技術力が勝った感じに見えますね。

 

前節でも角度のある位置からのフリーキックが直接決まるシーンがありました。

 

同節の東京Vvs名古屋の試合でも、このサイドを狙う場面もありました。

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セットプレイの新たな戦術として、これからよく見るシーンになるかもしれませんね

 

基本的には一番近いサイドであるニアを抜かれてはいけないというGKの鉄則があるので、ニアサイドは死守したいもの。

 

フットサルだとニアを抜かれすぎるとテンション下がる一因にもなるくらい、ニアは抜かれてはいけないものです(^^;

 

ここの心理的勝負の駆け引きが問われる新たな局面が増える可能性はありますね。

 

それはそれでおもしろいものになりそうです^^

 

どんな時でも慌てず基本通りに

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続いて紹介するシーンは、G大阪vs神戸の試合からG大阪GK一森選手のプレイです。

 

左サイドを上手く崩され、ポケットの位置から中央へ折り返されシュートを打たれますが、この至近距離からのシュートをセーブしました。

 

折り返された際に、ボールの流れに釣られてポジションも泳いでしまいがちですが、流されずにしっかり的確なポジションでシュートに備えたのはグッドでしたね。

 

ディフェンスの位置も確認し、至近距離ながらもGKから見て右側に的を絞っていました。

 

この細かな予測も、決定機を阻止できた要因となりましたね。

 

折り返しのクロスも、その先が見えていない場合が多いので、見ていないなりにクロスのスピードや軌道で瞬時にどのあたりにボールが落ちるか、または相手選手が待っているかも頭の中で想定しておくと、よりよいポジションにつくことができます。

 

本当に細かい指摘ですが、今回の一森選手のように決して偶然ではない、セービングを常に心がけていきたいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは町田の谷選手を選びました。

 

コーナーキックのクロスに、ニアサイドに上手く走り込んで合わせたヘディングシュートをセーブしました。

 

ファーへのクロスに対応する形でポジションをとっていましたが、クロスのスピードと軌道と相手選手への動きを見て素早くポジションを修正できたのが大きかったですね。

 

選手の配置から、ある程度的を絞ることも大事ですが、頭の片隅には逆をつかれることも想定しておくことも大事ですね。

 

いわゆるぼんやりと物事を見るということです。

 

集中も必要ですが、あまりに集中しすぎると、それ以外のところから物事が出てきたら対応に戸惑ってしまいますからね(^^;

 

どこかひとつ余力を残しておけるようにした方が、イレギュラーな事象にも融通が利きます。

 

GKでも同じことが言えるので、熱くならないように常に冷静でいて欲しいというのはそういうことなのです。

 

前節に続き、ある程度余力を持つ、力を抜いておいた方が結果的によいパフォーマンスを生む特殊なポジションなんだと僕は思います。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●鹿島:早川…お手本のような逆手のセーブ

【浦和レッズ×鹿島アントラーズ|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第19節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

●FC東京:野澤…連続セーブで窮地を救う

【湘南ベルマーレ×FC東京|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第19節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

●鳥栖:パクイルギュ…左右逆サイドへ振られるも安定したセービング

【サガン鳥栖×京都サンガF.C.|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第19節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今節でJリーグも19節消化ということで、ちょうど全チームとの対戦が一巡しました。

 

優勝を争うクラブと降格圏のクラブとはっきり分かれてきましたね。

 

前半戦が終わって贔屓のクラブの結果はどうだったでしょうか?(^^;

 

特に降格圏のクラブは後半戦巻き返したいところですね。

 

先日取り上げた札幌ドームの話題を取り上げると、札幌がこのままJ2へ降格となってしまうと、益々経営が厳しくなってしまいますね…

 

これも想定できた範囲、というか想定しておかなければいけないことなんですけどね…

 

まぁ札幌ドームの話題は置いといておいて、前半戦沸かせたチームはやはり首位を走る町田ですね。

 

昇格1年目にして首位を走り、このままの勢いを後半戦もキープできるか注目ですね。

 

町田に関していろいろ言われていることもありますが、個人的には明確なコンセプトでサッカーしているなっと感じてサッカーも見ているので、どこまで町田旋風を起こせるか楽しみにしています。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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