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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】3バックに大きな手応え?当たり前になっていく可変式システム

こんにちは! Nishi です。

 

欧州サッカーNo.1を決めるEUROが開幕しましたね。

 

4年に一度行われるワールドカップ並みに盛り上がるこの大会は、今回はドイツで行われます。

 

今朝方開催国ドイツがスコットランドを5-1で破り、開催国優勝を目指すドイツとしては幸先のいいスタートを切ったようです。

 

そんなドイツ相手にワールドカップと昨年の親善試合で立て続けに破った日本ですが、年始に開催されたアジアカップでは終始苦戦し、結果はベスト8敗退…

 

各ポジションで個の質は格段に上がったものの、チーム戦術が向上しない代表チームにはサッカーファンからイライラが募っていました(^^;

 

そんな代表チームですが、先日の代表戦で新たな試みをされていましたね。

 

3バックに手応え

l.smartnews.com

最終予選進出を決めていた日本は、先日の2次予選では4バックではなく3バックで2試合とも臨みました。

 

3バックは基本的には3人のセンターバックと、4バックだとサイドバックを務める二人がウイングバックとして少し上がり目のポジションをとるが、守りの際は下がって対応するので、ディフェンダーが5枚揃うことになります。

 

そのため、守備力が安定するので、弱いチームが強い相手に引いて守りカウンターを狙うフォーメーションという意味合いの強い布陣です。

 

しかし、今回採用した日本代表では、ウイングバックに中村堂安前田などサイドバックというよりウイングに近い選手を配し、相手陣地へ押し込む形を取りました。

 

これが功を奏し、これまで格下と言われる相手でもなかなかゴールに結びつかず、また横や後ろへのパスが多く前へ進めない展開が多かったが、終始相手を押し込み危ない場面もほとんど作らせないいいゲーム運びで勝利を掴みました。

 

個人的には、4バックに拘らずに相手やチーム状況をふまえていろんなフォーメーションなり戦術を用意しておくのはありだと思う。

 

それに今の日本代表選手は、複数のポジションをこなせる選手が多いのも特徴。

 

特にディフェンス陣は、冨安板倉、先日ドイツの名門バイエルン・ミュンヘン移籍が決まった伊藤などセンターバックだけではなく、サイドバックやセンターハーフもできるマルチロールプレイヤーが多いのは、違和感なく3バックや4バックに対応できるのは大きな強みですね。

 

冨安はアーセナルではサイドバックとしても、その強みを発揮しているし、今回バイエルン・ミュンヘンに移籍した伊藤もサイドバックとしても計算できることで、移籍に至った要因だと思う。

 

僕と同じくアラフォー世代の人間だとわかると思うけど、3バックが全盛の時代の主力ディフェンダーには、センターバックもサイドバックもハイレベルでこなすディフェンサーがいましたね。

 

マルディーニやテュラムにプジョル、マニアックなところだとカラーゼやギブあたりがそうかな(^^;

 

20年くらい前がそうでしたね。

 

当時こういったサイドでもセンターでもハイレベルなプレイができる選手がいるチームは、可変式のシステムを組んでいました。

 

そういう選手がいると、試合中プランを変える時に交代枠を使わずに選手をスライドさせるだけで対応できるので、戦術の幅が広がります。

 

日本代表も格下と呼ばれる国も戦術的にレベルが上がってきており、ワールドカップでベスト8以上を目標となると、強豪国も倒さなければいけない。

 

そうなってくると、やはり戦術の幅は多いにこしたことはない。

 

試合展開によって可変は必要になるところだから、今のうちにその練度は高めていって欲しいですね。

 

ただし、動いている時間帯での試合中の変化に疎い部分があるから、そこの出しどころは監督としての力量はあると思いますけど、それも含めて成長していって欲しいですね(^^;

 

おわりに

個人的には、せっかくこれだけいい選手が揃っているんだし、日本代表はお世辞抜きにワールドカップでも上位に進出してもおかしくはないと思っています。

 

やはり今後の課題は、戦術の柔軟性かなって思っています。

 

これは監督・コーチ陣がもっとしっかりしてもらいたいところですね。

 

まぁ代表チームだけではなく、サッカーは状況が常に変化していくスポーツなので、若いカテゴリーからしっかり変化に強い思考を身につけていきたいですね。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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