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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2023年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#5

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第5弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

ゴールラインは越えた?越えてない?

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まず最初は、福岡vs湘南の試合から、湘南GKソン・ボムグン選手のプレイです。

 

右サイドのクロスをヘディングで合わせられますが、このシュートに反応しゴールラインギリギリのところで掻き出しました。

 

ゴールラインを割ったかどうかの際どいシーンでしたが、VARの確認後もゴールラインは割っていないという判定になりました。

 

このままジャンプした勢いでキャッチし続けていれば、身体と一緒にゴールラインを割っていた可能性が高いので、ライン際でボールを放したのはナイス判断ですね。

 

最低限、相手選手がいない場所に放したのも併せて好判断ですね。

 

こういう咄嗟の判断も、ルールを熟知した上でできることなので、しっかりルールは覚えておきたいですね。

 

蛇足的な話になりますが、改めてサッカーのゴールラインのルール確認ですが、足はラインを越えていても、ボールがラインを完全に越えていなければゴールは認められません。

 

ちなみにこの基準は、ゴールラインやタッチラインだけではなく、ペナルティラインでも同じです。

 

ここ、多くの人が誤解しがちです(^^;

 

極端な例を言うと、ボールがペナルティエリア内にあれば、GKはペナルティエリア外にいて手でキャッチしてもハンドは取られません


下記図のような場合で、手で処理してもハンドにはなりません。
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たまにあるケースとして、ディフェンスラインの裏に抜けたボールをGKが前に出て滑り込んでキャッチしようとした時、勢い余ってペナルティラインを越える事があります。

 

その時、足や身体はラインを越えていても、ボールがペナルティラインの内側にあればハンドにはなりません。

 

「足が出たらハンド!」という勘違いがよくあるので、お父さん審判など務める時は十分注意が必要です(^^;

 

たぶんバスケットボールのラインクロスと同じだと思っている人が多いと思うので、この際だからルールはしっかり覚えておきましょう^^

 

素早いポジション修正

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続いては広島vs柏の試合から、柏GK守田選手のプレイです。

 

ベンカリファ選手が落としたボールを満田選手がダイレクトでシュートを打ちましたが、この低いコースを突いたシュートを見事にセーブしました。

 

ディフェンスラインの裏へ抜け出したベンカリファ選手への対応のため、一度ポジションを寄せます。

 

その後、ベンカリファ選手はヒールで満田選手へ落とすと、その動きに合わせるようにポジションを修正しています。

 

ポジション修正も的確にできていたので、コースを突かれたシュートでしたが、手で弾くことができましたね。

 

誰もいないところへ弾いているので、この点もポイント高いですね。

 

少しポジショニングの移動が遅れた感もあるので、もっと短い時間で適正ポジションに入れたと思うけど、それを差し引いてもナイスセーブだと思います

 

前半もいいセーブがあったので、細かいところも突き詰めて技術を磨いて欲しいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、福岡の永石選手を選びました。

 

中央から抜け出した町野選手に、至近距離から強烈なシュートを打たれますが、このシュートに反応してセーブしました。

 

シュートポイントにボールをタッチしてから振りかぶった強烈なシュートだっただけに、反応すら難しかった場面でしたがよく手が出ましたね^^

 

しかも逆手で弾けたのもポイント高いです。

 

逆手を使うと身体をひねる動作が自然と加わるので、弾く距離が伸びます。

 

また身体を捻る動作が入る分、反応が遅れてしまいがちになるんですが、きちんと手のひらに当ててるのも素晴らしい反応速度ですね。

 

弾く時はゴール前に落とすより、できるだけ遠くに飛ばしたいので、この瞬間的な判断はよかったと思います。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●川崎:チョンソンリョン…絶妙なタイミングで前に出てセーブ

【川崎フロンターレ×セレッソ大阪|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第5節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●鳥栖:パクイルギュ…見づらいミドルレンジの強烈なシュートをセーブ

【サガン鳥栖×ヴィッセル神戸|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第5節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●広島:大迫…裏抜けからのシュートを冷静にセーブ。しっかりキャッチしチャンスの芽も摘む

【サンフレッチェ広島×柏レイソル|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第5節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今週から始まる代表戦のため、しばらくJリーグはお休みになります。

 

Jリーグ勢からも代表に招集された選手がいるので、試合に出場してJリーグ勢でも世界の強豪と渡り合えるところを見せて欲しいですね。

 

コロンビアとウルグアイといった南米の強豪が相手なので、自分達の立ち位置を図る意味でもいい対戦相手だと思います。

 

個人的な希望を言えば、どちらかの試合に谷か大迫試して欲しいかな。

 

どれだけ諸外国の選手達と渡り合えるか、見てみたい気持ちがありますので^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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