こんにちは! Nishi です。
今日は、土曜日に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第31弾です!
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
判断が速ければ…
まず最初は、神戸vs広島の試合から、神戸GK前川選手のプレイです。
中央からドリブル突破で抜け出され、さらに中に折り返したボールを合わせられようとしますが、前川選手もギリギリのところでボールに追いつきセーブしました。
しかし、この折り返しされた時の反応がワンテンポ遅く感じました。
もちろん、シュートもブロックできてナイスセーブですが、ワンテンポ速かったら先にボールに触れる事ができ、あわよくばキャッチも行けたと思います。
状況的にも抜け出されたとはいえ、相手選手二人が絡んでいる状況はすぐに把握できる場面でした。
折り返された時に、眼だけ先に追わずに身体ごとボールが出された方向に向かう時間はあったと思います。
失点はなかった場面ですが、ナイスセーブで終わらせることなく、細かい修正点は改善していって、より完璧なセービングを目指していきたいですね
FKのポジション取り
続いては、浦和vs鳥栖の試合から鳥栖GKパク・イルギュ選手のプレイです。
中央やや左の位置からおよそ35mのフリーキックからのシュートを、横っ飛びでセーブした場面です。
距離はありますが、強さもコースもいい方向に飛んでいったシュートに、タイミングよく飛べましたね。
結構簡単に止めているように見えますが、幅の広いゴールを守るには、やはり自分の立っている場所、ポジショニングが重要になってきます。
ニアサイドに壁があるからといって、ニアサイドを疎かにするわけにはいきません。
逆に反対サイドであるファーサイドに寄り過ぎると、このシュートのような速度とコースをついたシュートを打たれたら、手が届きませんですからね…(^^;
ポジションの取り方、シュート時の身体の動かし方がしっかり映っている場面でしたね。
この場面は、フリーキック時のポジション取りの好例として、是非とも真似して欲しいですね^^
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、G大阪の東口選手を選びました。
中央やや右よりの遠めから放たれた強烈なミドルシュートを、横っ飛びでセーブした場面です。
G大阪2点リードの試合終盤でしたので、追いつきたい横浜FMが押し込んでいる状況だったので、ゴール前に相手も味方もいる混み合った状況の中でも、ボールを見失わずに反応できたのも高評価。
一瞬シュートコースが開けた瞬間、シュートを察知して準備していたのも良かったですね。
その瞬間からシュートまでの時間もそんなになかった状況で、素早く反応できたのも、見たものを的確に状況判断をして、最短動作で身体も動かせています。
こういった場面にも対応できるように、瞬発系のトレーニングや、ビジョントレーニングもやっておくといいと思います^^
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)
●福岡:村上…下手に前に出ず、我慢したナイスセーブ
【北海道コンサドーレ札幌×アビスパ福岡|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第32節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●湘南:谷…深い位置のFKからのクロスからヘディングをセーブ
【FC東京×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第32節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●C大阪:キム・ジンヒョン…トラップが流れた所を見逃さずに素早い対応
【柏レイソル×セレッソ大阪|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第32節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
横浜FMが敗れ、川崎が勝ったことで、今節での優勝決定はなかったですね。
それでも勝ち点差は5ポイントあるので、追う川崎はまだ苦しい状況ですね(^^;
残り3試合逆転はあるかどうか見ものですね。
残留争いも混戦が続いています。
どのクラブも一つでも多く勝ち点は重ねていきたいところですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了