こんにちは! Nishi です。
今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第27弾です!
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
今節一番の話題!
まず最初は、今節一番物議を醸した場面ですかね~(^^;
福岡vs名古屋の試合から開始早々の場面です。
GKの接触場面なので取り上げないわけがないですからね(^^;
最終ラインから、一気に福岡のディフェンスラインの裏を狙った大きな縦パスをケアしようとした福岡GK永石選手と味方DFが交錯してしまいます。
二人はその場でうずくまってしまいましたが、そのままプレイは続行され、こぼれ球を拾い繋げた名古屋に先制点を奪われます。
対応としては、GK永石選手の対応は間違いではないですね。
こういう縦に一発狙うボールは常に警戒しておくとともに、自分が対応できる(かついざという時にゴールまで戻れる)距離にポジションをおいて縦パスのカバーに入れるように準備しておきます。
カバーする最後の立場なので、遠慮せずに自分が対応するという判断は的確だと思います。
まぁ味方DFに声が届かなかったのは、不運だったかなって思いますね(^^;
ただこの場面は、僕個人の意見だと、近年採用された「脳震盪案件」だと思うので、オンプレーではなく、止めて欲しかったかな。
交錯があったそのすぐ後にゲームが動いたわけではなく、一度サイドに流れて2~3プレイ続いた時間があるので、その間に状況確認できたと思います。
脳震盪案件では、相手選手との交錯だったとか、そういう事は関係なく、脳震盪とみられる状況なら試合を止めても問題ありません。
ボールが顔に思いっきり当たって脳震盪起こすこともあるし、相手選手との激突シーンだけではないですからねぇ(^^;
第四審判も、そのへん何らかのアクションあってもよかったと思います。
ここは、リーグ運営側もしっかり話し合って欲しいですね。
もはや少林サッカー!?
続いては、FC東京vs横浜FMの試合からFC東京GKスウォビク選手のプレイです。
GKのパントキックから、ダイレクトでボールを地面につかせずに繋いだボールを西村選手がボレーシュートを放ちますが、スウォビク選手が辛うじて手で触れセーブします。
ドライブがかかった落ちてくるシュートですが、よく触りましたね。
理想を言えば、半身になって逆手で処理するのが理想だと思いますが、シュートスピードを考えればその余裕はなかっただろうし、ちょっと不格好ですがナイスセーブですね。
最低限、手が届く位置にいたこともポイント高いですね。
GKから時間をかけずにパスを繋げられ、しかも予想を越えるようなパスワークでも、惑わされずにGKの正しいポジションを保ったナイスプレイです^^
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは札幌の菅野選手を選びました。
同点の試合終了間際にカウンターを食らい、ペナルティライン付近左45度からのシュートを見事な横っ飛びで防ぎました。
先週に続き、時間帯的にもよかったナイスセーブですね^^
その後すぐに残り時間ワンプレイのところで逆転ゴールも生まれましたしね。
菅野選手のここ一番の集中力もポイント高いですが、ディフェンスの対応もよかったですね。
右サイドから懸命に戻り、プレッシャーをかけて余裕を与えない事で、厳しいコースへのシュートも簡単に打てなくなりますしね。
プレッシャーが少ない簡単なGKとの1vs1の場面を作らせなかったのも大きいですね。
試合終盤でGKだけではなく、ディフェンスも集中していた良い場面でした。
紹介できなかったナイスプレイはこちら!↓(敬称略)
●広島:大迫…クロスへの飛び出し&セカンドボールへの対応!
【サンフレッチェ広島×清水エスパルス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●湘南:谷…振り向きざまの低めのシュートも身体を上手くたたんでセーブ
【湘南ベルマーレ×川崎フロンターレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●鳥栖:パクイルギュ…1vs1の場面の飛び出すタイミングとやめる時の判断
【ガンバ大阪×サガン鳥栖|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
今節は福岡vs名古屋の試合は結構すったもんだありましたね。。。
紹介した脳震盪案件もそうですが、その後もフェアプレイ精神でボールをわざと外に出した後の対応などでも少し揉めましたね(^^;
まぁ、前述の永石選手のアクシデントもあり、ルキアン&クルークス選手的には、名古屋側の先制点もプレイを止めなかったからそのお返しだ~的に思っていたかもしれませんね…
でもあの場面は、選手側としては止める判断は難しいだろうし、主審案件だと思うからこの論理は筋違いかなと僕は思う。
その後長谷部監督指示の元、ゴールを上げたので混乱は最低限で収束しました。
なかなか判断が難しい場面ではあったと思うけど、人命にも関わる事象なので、今後の対策はしっかり議論して欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了