Web
Analytics

北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#13

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に行われたJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第13弾です!

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

PKやり直しの理由

youtu.be

まず始めは、今節一番話題になった場面ですかね(^^;

 

PKの場面です。

 

鹿島の鈴木選手のPKを、札幌GK菅野選手が見事にセーブしましたが、プレイが切れたところでVARの確認が入り、PKやり直しとなりました。

 

PKやり直しとなるケースとしてよく起こる事は、GKがキック前にゴールライン上から出てしまう時です。

 

GKとしては、少しでもシュートコースを狭める為に、前方に出てシュートを止めようとします。

 

ですので、多少フライングも承知で動いたりします。(自分がそうだった(笑))

 

昔はこのへんガバガバだったけど、今は厳しくなってゴールライン上に足がしっかりついていなければ、すぐに主審が注意します。

 

最初動画を見た時は、これを取られたのかなぁっと思いましたが、ハイライト動画でも菅野選手の左足が残っているので、菅野選手の”フライング”を取った訳ではなさそうです。

 

あと考えられるのは、キッカー以外のペナルティエリア内への侵入

 

自分もそう考えていたら、いろいろリサーチすると、どうやらこれが原因だそうですね(^^;

 

PKの場合、キッカーとGK以外は、ボールが蹴られる前にペナルティエリアおよびペナルティアーク(半円のところ)内に入ってはいけません。

 

蹴る前に侵入するとやり直しになります。

 

まぁPKはゴールが決まる事が多いので、キッカー側に”利益”がある時は黙認されますけどね(^^;

 

今回は、PK阻止後、ペナルティアーク内に侵入していた札幌の福森選手がクリアしたので、これを攻撃側の不利益と見てやり直しになったという判定でしょう。

 

もしクリアしたのが、福森選手ではなく、侵入していない選手だったらインプレイだったと思います。

 

正直な感想としてGKとしては、きっちり止めたのでちょっと納得できない部分はありますけどね(^^;

 

でも菅野選手のPK時の対応として、しっかりゴールライン上に足を残し、セーブしたのはお見事でしたね^^

 

少しでも判断遅れると…

youtu.be

続いては、川崎vs福岡の試合から福岡GK村上選手のプレイです。

 

右コーナーキックからのクロスを、ダイレクトにヘディングで合わせられ失点してしまいます。

 

この時に、前に出てクロスを取りに行こうとしますが、逃げていく軌道かつスピードもあり、間に合わないと判断してシュートに備える動きをするんですが、その判断がワンテンポ遅かったと思います。

 

ホント僅かだけの差だけど、その遅れた分、不十分な体勢で飛びつく姿勢になり、結果間に合わなかったですね(^^;

 

クロスも急激に曲がったのもあるし、それにヘディングの質もよかったから、きちんとポジション取れていても止めれたかどうかは微妙ですが、判断がワンテンポ速かったら、ポジションと体勢整えれてワンチャンスあったと思う。

 

すごい厳しい見方ですが、GKを志している人達には、ワンテンポでも判断誤れば即失点の危険性が常にあるよという訓戒として、この場面を取り上げさせていただきました(^^;

 

このような、チャンスが少ないシュートを止めるのもGKのやりがいですからね^^

 

頑張って練習していきましょう!

 

今節のナイスセーブ

youtu.be

今節のナイスセーブは、広島の大迫選手を選びました。

 

難易度的には、下記の前川選手と一森選手の方が上だと思うけど、1vs1のセービングとしてお手本のような間合いの取り方とセーブだったので、こちらを選びました。

 

早いリスタートからカウンターを食らう形になり、GKとディフェンスは慌てるような場面でしたが、これはお互い良い緊張を持ちながら、相手のプレイスピードを遅らせる守備をしています。

 

これも良かったと思います。

 

その状況を見て大迫選手も、無理に飛び出したりせず、相手選手と味方ディフェンスの動きに合わせてポジションを微調整しています。

 

そしてシュートに合わせる際も、プレジャンプも小さくして反応しています。

 

慌てた空気だと、このタイミングを合わせる際も動作が大きくなりがちです。

 

この状況はファーへのパスも考えられたので、大きくタイミングを取ってしまうと、ファーへのパスに対応できなくなってしまいます。

 

窮地の場面では、それなりにテンションが上がって大きく動作してしまいがちですが、心は平静を保ち、的確な判断をしたいものですね。

 

この気持ちの面のバランスがGKの難しさでもあるんですけどね(^^;

 

そういう事もあって、この大迫選手のセーブはナイスプレイだと思います^^

 

紹介できなかったナイスプレイはこちら↓(敬称略)

●神戸:前川…適切なポジション取りでループ気味のシュートを見事にセーブ

【ヴィッセル神戸×サガン鳥栖|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第13節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●G大阪:一森…絶体絶命の窮地もまさしく身体を張った1vs1のセーブ

【柏レイソル×ガンバ大阪|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第13節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今節は鹿島や横浜FM、川崎と順当に上位チームが快勝しましたね。

 

複数ゴールも決めて、この3チームがこれから乗っていきそうな試合展開でもありましたね。

 

下位では、神戸がついに今シーズン初勝利。

 

元々選手の質は高いので、これから勝ち点を重ねていけるかどうかも見ものですね。

 

今シーズンは、上位3チーム以外は引き分けが多く、勝ちきれない事が多くて勝ち点差も開きはありません。

 

ある期間に集中して勝ちを続けるだけでも、順位を大きく上げれるチャンスはあるので、目が離せない展開は続きそうですね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村