こんにちは! Nishi です。
お盆が過ぎたらだいたい涼しくなるんですけど・・・
まだまだ暑いですね。
都合のいいように世の中動いてくれないなぁww
今日はサッカーのお話し。
先日社会人チームのサッカーを観に行きました。
観戦しに行ったというより、とあるチームからGKの人にいろいろ教えてあげてほしいと、コーチの依頼があり行くようになりました。
学生時代からGKをやっていたそうなのですが、専門的なGKコーチからの指導は今まで一度もなく、我流でやっていたそうです。
やはりいくらサッカーが、これだけ日本に浸透してきたからといっても、まだまだ地方のサッカーではコーチの不足してます。
ましてや、専門職とも言われるGKのコーチとなるとほとんどいないのが現状です。
こういった地方のサッカー事情や、僕個人のGKを中心としたサッカーの考え方をまた別の機会に記したいと思います。
ともかく、まともなGKの指導経験がないまま社会人になってしまったそうです。
依頼主も、今までいっしょにやってた中で一番下手かも・・・と相談されていました。。。
ということで久しぶりにGKの指導に携わりました。
だいたい初めは基本姿勢と考え方がいわゆる一般的なGK像と違っていることが多いです。
案の定、今回もそうでした。
基本姿勢では、手を大きく出して足も広げて大きく見せる姿勢・・・
と思われがちですが、むしろ逆です。
手の位置は一対一の状況でない限り、自然な感じで手を下げるか胸あたりにおく方がいいです。
足も広げるのはNGです。
内股気味に、両親指に力を入れる姿勢がベストです。
外股だと足の間も狙われし、咄嗟に動くときに反応が遅れてしまいます。
どうしてもTVや本などで、GKといったら大の字になっている絵が多いですから、誤解されるのも無理もありません。
ですから、GKの知識がある人がもう少し増えて欲しいと思っています。
あと考え方なんですが、みなさん、シュートが打たれてからどう動くのかとか、身体の使い方などの技術面聞いてきます。
いつも僕は、その前にやれる事を考えてっと教えます。
僕の一番のGKの理想は、
”試合前と変わらずにきれいなままの姿で試合を終える”
っという理想・夢をもって試合に臨みます。
というのも、シュートを打たれ前に対応しておけば、それだけ失点になりにくいと考えています。
ですから、技術面もそうですがなによりシュートを打たせないように味方への指示出しが重要です。
シュートという”事”が起きてから対応するのではなく、”事”が起きる前に対応する。
事前に災いに備えておくことで、チームの失点=敗戦のリスクを下げることができます。
失点=敗戦のリスクが少ないということは、それだけチームが攻撃に比重を置きやすい状況にあるというこです。
そうです、GKとは守るだけの存在ではないのです。
派手に飛んだり、スーパーセーブ連発っていうのも見方を変えるとそれだけ攻められているということです。
攻められているというのは、それだけチームが失点する=敗戦のリスクにあるということです。
事前にその失点する=敗戦のリスクを減らすように、試合の展開を常に先読むクセをつけるように指導しています。
簡単に言っていますが、いざ実践するとなるとなかなか上手く出来ませんが、目標に少しでも近づけるように動けば、よい試合結果が待っていると考えています。
サッカーから話は逸れますが、事前の準備はしっかりするというのは普段の生活や仕事でも言えることだと思います。
今日のやる予定や仕事先での書類の確認や、営業目標を達成するための計画設計などたくさんあると思います。
今回は社会人の方を相手にしたコーチですが、小学生や中学生の時もそういった社会に出た時のことも考えて同じように指導しています。
こういった事前準備を、言われずにスラっと出来る人が優秀な人なんだろうなぁってつくづく思います。
あぁ、僕もしっかりしなきゃなと思う今日この頃。
ご拝読ありがとうございました。
了