こんにちは！ Nishi です。
今日は、週末に開催されたＪリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介＆解説する企画第28弾です！
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい！＾＾
判断の遅さは致命的に
まず最初に紹介するシーンは、神戸vsC大阪の試合から、神戸GK前川選手のプレイです。
コーナーキックのクロスに競り合いますが、競り負けてしまいヘディングで決められてしまいました。
これはクロスへ飛び出す判断が完全に遅れてしまった典型的なパターンですね。
最初に一歩出かかった動きがあったので、ここでしっかり飛び出していれば～と思うので、正直もったいなかったシーンでした。
一瞬でも後手に回ってしまうと、いくら手が使えるGKといえども競り合いに負けてしまいます。
最初の段階でミスがないように徹底して欲しいものです。
要注意！逃げるクロスへの対応
続いて紹介するシーンは、川崎VS鳥栖の試合から、鳥栖GKパク・イルギュ選手のプレイです。
右サイドからのクロスに飛び出して処理しようとしますが、逃げていく軌道のためクロスに触れることができず、ヘディングで折り返されゴールネットを揺らされますが、脇坂がオフサイドポジションにいたため取り消しになりました。
ゴールは取り消しになりましたが、逃げるクロスボールに対する処理としてはミスってしまいましたね(^^;
中途半端な飛び出しをしてしまうと、今回のシーンのようにお手上げ状態になってしまうので、飛び出すならやり切る、行かないならしっかりポジションを取るの選択をしなければいけません。
このシーンだと、行かない方が結果的に正解でしたが、正直クロスの質がよかったですね(^^;
GKが一番迷うポイントにクロスを蹴りましたからね。
GKの処理の中で個人的には1・2を争う難しい処理のひとつ、逃げていく軌道のクロスへの対応です。
逃げるクロスは難しいので、特にファーを狙われるとこういったケースに陥りやすい。
GKとして、やられる典型的なパターンなので、重々こういったクロスは注意しておきたいという注意喚起ですね。
だからこそ、攻撃側の意図も理解しながら、状況把握と状況に合わせたポジショニング、そして軌道を読む力は持っておきたいですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは横浜Mのポープ選手を選びました。
右サイドからのクロスをジャストタイミングでヘディングで合わせられますが、このシュートをセーブしました。
右隅の低めのコースは、一番遠い位置とされていますが、難しいコースでもしっかり足をたたんで最短距離でシュートに届くように工夫もしていますね。
一度バックステップしたところでプレジャンプも兼ねており、ここでも時間短縮しているのも高評価です。
弾き方もしっかり外へ弾き切っているので、完璧に近いセービングでしたね。
一連の動作が理に適っている、お手本のようなナイスセーブだと思います・
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓（敬称略）
●鹿島：早川…基本姿勢が功を奏したナイスセーブ
https://youtu.be/HS7Q3EumNkI?si=IFFw1jnj0xDPoT43&t=477
●FC東京：野澤…逆手を使ったナイスセーブ
https://youtu.be/R3htsxaGLCc?si=5WCFOQ8sh_v5-QDM&t=326
おわりに
いつの間にか9月も中旬を過ぎ、だいぶ秋らしく涼しくなりましたね。
内地の方はまだ残暑が続いているかもしれませんが(^^;
リーグ戦も残り8～10試合になり、優勝争いもだいぶ絞られてきた感じですかね。
5位のG大阪くらいまでが優勝狙える位置かな。
順位表を見て気づいたんですが、久しぶりにＪ1に昇格した東京Vが6位まで順位を上げてきたんですね(^^;
Ｊリーグ創設時代のかつての名門復活といったところですかね。
リーグ戦も残り2ヶ月ほどですが、最終順位はどうなるか楽しみですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
