こんにちは! Nishi です。
パリ五輪は男女ともに決勝T1回戦で敗退しましたが、その後もトーナメントは進行し、男子はスペインが延長戦の末、5-3で地元フランスを破り金メダルを獲得。
アフリカ勢同士の戦いになった3位決定戦は、モロッコがエジプトを6-0で粉砕し銅メダル。
2022年のワールドカップに続き、アトラスの獅子は若手世代でも成績を残し、しばらくはアフリカの雄として君臨するかもしれないですね。
女子は今夜未明にブラジルとアメリカの決勝戦が行われます。
どちらも今大会で日本が対戦した国同士なので、日本もこの日に試合を迎える可能性があったと考えると少々悔しい思いを抱きますね(^^;
さてサッカー日本代表は、男女ともに決勝トーナメント1回戦で強豪国とぶつかり、負けてしまいました。
この敗退が今後の日本サッカーを語る上で欠かせない話になりそうなので、今日はそのお話をします。
中堅国ならではの課題
近年日本人選手は、海外移籍する選手が当たり前になり、その増加とともに日本代表のレベルも上がっていきました。
ホント、僕がサッカーを始めた頃にはドイツやスペインといった強豪国にワールドカップで勝てるようになるなんて夢にも思っていませんでしたからね(^_^;)
ホントA代表もアンダー世代の代表もレベルアップが著しくて応援している方もワクワクしています。
女子も男子同様、海外クラブ所属が増え、代表チームも強くなりましたね。
日本代表チームも中堅国といっても差し支えないレベルだと思います。
中堅国は優勝候補常連国に次ぐ第二集団、メキシコ、ウルグアイ、コロンビア、スウェーデン、クロアチア、ベルギー、デンマーク、あたりが常連で新興勢力としては最近だとモロッコとアメリカが入るかな。
男子もグループリーグを突破し、決勝トーナメントまでは進むが、その先がなかなか乗り越えられず、長らく「ベスト8の壁」と言われています。
このベスト8の壁を乗り越えることが今はひとつの目標でもあります。
女子も最近は欧州各国の戦術レベルの高まりもあり、男子同様トーナメント1回戦ないし、ベスト8より先を越えられていません。
しかしこれは日本代表だけではなく、いわゆる「中堅国だからこその悩み」でもあると思います。
これまでのサッカーの歴史において、中堅国は決勝トーナメント1回戦の壁を中々乗り越える事ができないのです。
例を出すとメキシコ、アメリカ、デンマーク、スウェーデンなどがそうですね。
ここ最近抜け出してのは、クロアチアとベルギーくらいかな。
中堅国ともなると、グループリーグでの組み分けで、たいていポット2になることが多いです。
そして優勝候補となるポット1の国とは必ず当たる。
ポット1の強豪国とは、いわゆるワールドカップで優勝を常に狙えるレベルの国のことを指します。
男子だとブラジル、アルゼンチン、イングランド、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ポルトガル、オランダといったところでしょうか。
女子はアメリカ、スペイン、イングランド、カナダ、ブラジル、オランダ、スウェーデンが強豪国として名前が上がります。
となると、単純に考えてポット1の国には負けて、他自分達より下位の国には勝って2勝1敗の2位で決勝トーナメントへ進出する可能が一番高くなります。
そうなるとだいたい決勝トーナメント1回戦で当たるのは、別グループの1位と当たることになります。
だからベスト8の壁は、このポット1の国をトーナメントで勝たなければ乗り越えることができないのです。
トーナメント1回戦でポット1の国に勝つ戦力&戦略を考えることが必要になってきます。
この強豪に当たることを前提にチーム作りをしているか今後の課題ですね。
それこそまだ自分達のサッカーで頭一杯で、対戦国の分析をしっかりしているのか怪しい部分もあるので、このへんの中期的な戦力を今後は行って欲しいと思います。
まぁなんだかんだで日本もターンオーバーしたりと次を見据えた戦い方もできるようになってきているので、この課題もクリアできると期待しています。
2018年ワールドカップでは戦略的なパス回しで時間を潰したりと、巧妙な試合運びも実行したしね。
日本があれをするんだと感動すら覚えましたしね実際^^
それくらい勝ちにこだわって欲しいと思います。
おわりに
正直今大会も、メダルは取れたなぁと思うくらい悔しい結果でした(^^;
五輪に限らず、ワールドカップでもベスト8、いや準決勝あたりで強豪国とガチンコの試合する姿を見たいですね~
来月9月からワールドカップ最終予選が始まります。
さらなる高みに登るためにもこれまでの反省点や課題をクリアしていって頂点を目指していって欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了