こんにちは! Nihsi です。
今日は、水曜日に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第23弾です!
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
ピンチの場面でやること
まず最初に紹介するシーンは、川崎Fvs神戸の試合から神戸GK前川選手のプレイです。
左サイドのポケットの位置でボールを奪いますが、クリアを拾われ、切り返しのフェイントを入れた後に強烈なシュートを打たれますが、このシュートによく反応してセーブしました。
ディフェンスが中央寄りに寄っていたため、ディフェンスの位置からコースを限定し、しっかり準備できていましたね。
この事前の準備もあり、鋭いシュートにも思いっきり反応できた要因ですね。
ゴール前のピンチの場面でも、この冷静な状況分析ができるようになると代表定着もできると思います。
日本代表にも招集されるようになってきた前川だけど、いまいち足りない部分はピンチの時にチームを救える仕事ができるかどうかだと個人的には思っています。
ピンチの時に慌ててしまう癖が気になっていたので、こういう場面が増えて欲しいですね。
弾き方の重要性
続いて紹介するシーンは、京都vs名古屋の試合から京都GKク・ソンユン選手のプレイです。
右サイドからのアーリークロスのクリアを拾われ、遠くの位置からスピードのある低弾道のミドルシュートを打たれますが、このシュートに反応してセーブしました。
シュートへの反応も良かったですが、シュートもきっちり外に大きく弾き切りましたね。
理想的には上方向に弾くのが理想ですが、スピードのあるシュートではそう狙うのも難しいです(^^;
ですから今回のセーブのように地面に叩きつけるのも効果はあります。
ようはセカンドボールを簡単に拾われないようにできればオッケーです。
拾われる時間を作れば、ディフェンスが戻ってくる時間とGK自身の体勢を整える時間も作れます。
二次攻撃が当たり前になってきた現代サッカーでは、弾く場所や弾き方もしっかり考えてセーブできるようになりたいですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブはFC東京の野澤選手を選びました。
左サイドからクロスをヘディングで叩きつけたシュートに反応しセーブしました。
ワンバウンドで処理もしづらい難しいシュートでしたが、身体が横に流れるのをしっかり止めてタイミングよく踏切りセーブしましたね。
クロスの軌道も見極め、シュートが来るまでしっかり身体でタイミングをとっていたのもポイント高いです。
しっかりクロスの軌道を見極め、どのタイミングでシュートが来るかも予測していたポジション取りもよかったですし、一連の流れが無駄なく効果的だったナイスセーブでした。
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)
●札幌:菅野…密集している中でも視野を確保しダイビングセーブ
https://youtu.be/P38SVhNQtsc?si=tqlXHVyDRwFZzcMG&t=546
●福岡:村上…至近距離でもシュートコースに入り最低限の仕事をこなすナイスセーブ
https://youtu.be/vnLCSl-TBPc?si=KK9FiZFcUq-TNWlM&t=46
おわりに
五輪組も戻ってきてJリーグも再開しましたね。
そして真夏のブレイク期間も終わり、リーグ戦後半戦の始まりといったところでしょうかね(^^;
現在首位は好調町田ですが、じわじわと鹿島とG大阪が迫って来ていますので、まだまだわからない展開ですね。
上位3チームはGKがいい働きをしているので、大崩れがないのも特徴的ですね。
それだけGKは重要な存在だと、もっと多くの人に伝わって欲しいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了