こんにちは! Nishi です。
パリ五輪も男女ともにグループリーグ全3試合終了しましたね。
男女ともにメダル獲得が期待される中、男子は2節終わった時点で2連勝で決勝トーナメント進出が決まり、女子は土壇場の逆転勝利で決勝トーナメント進出に大きく近づきました。
最終節の結果はどうだったでしょうか。
グループリーグ第3節の振り返りです。
3試合連続完封勝利で決勝Tへ
決勝トーナメント進出を決めている男子日本代表は、最終節イスラエル戦は主力を休ませる為、メンバーを大きく変えターンオーバーで試合に臨みました。
しかし日本に勝てば決勝トーナメント進出に望みが繋がるイスラエルのカウンターに苦しめられます。
前半6分にはそのカウンターで一気にゴール前まで1vs1のピンチを迎えますが、この試合でもGK小久保が立ち塞がります。
シュートはほぼ正面でしたが、足元付近で足を素早く出すのも難しいコースでしたが、膝を抜き足をたたんでシュートを防ぎました。
足をただ出すだけでなく、ボールを外に大きく弾くようにクリアしている点もポイント高いセービングでした。
その後も日本はイスラエルに押され気味に展開しますが、小久保を中心にディフェンス陣が奮闘し無失点で折り返します。
後半もイスラエルのカウンターが猛威を振るい、しばし日本ゴールに襲いかかります。
そこでも小久保が立ち塞がり、ゴールを許しません。
ダイブでのセービングもしっかり相手選手がいない場所に弾いていたので、こういう細かい処理も冷静でよかったですね。
小久保の奮闘もあり、無失点で試合終了かと思われた日本は藤田の攻め上りから佐藤→細谷と繋いで待望のゴール!
グループリーグを勝利で締めくくり、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めました。
その気になる決勝トーナメント1回戦の相手ですが、なんとスペインとの対戦となりました。
トーナメント表上、グループCの2位との対戦が組まれていましたが、グループCはスペインが1位抜け予想だったんですが、スペインも最終節を前に決勝トーナメント進出を決めており、日本同様に主力を下げターンオーバーを採用。
そのせいもあってスペインは最終節エジプトに不覚。
そのためグループ2位となり、日本と対戦することになりました(^_^;)
まぁメダルを目指すんなら遅かれ早かれ優勝候補と当たるし、あまり臆せずに試合して欲しいですね。
東京五輪では苦杯をなめた相手。
しかしA代表では逆にリベンジを果たしました。
アンダー世代ではロンドン五輪でも破った相手なので、強豪国とはいえ相性がいいかもしれないですね
女子は最終節3発快勝で決勝T進出!
一方、劇的な逆転劇で決勝トーナメントに望みをつないだ女子日本代表は、最終節はナイジェリアと対戦。
ナイジェリアのフィジカルとテクニックに苦しめられる場面もありましたが、3-1で快勝。
男子の代表に続き、決勝トーナメント進出を決めました。
個人的にはトップの田中が決めたのは大きい!
正直ブラジル戦やらかしただけに、トップの選手があのままメンタル的に引き続けられると決勝トーナメント以降影響が出かねないので…(^^;
ブラジル戦のプレイは決して褒められるものではないけど、田中のポストプレイは日本代表チームでは絶対必要。
それに加えてゴールという結果は、今後の戦いを想定する上で、とてつもなく大きいですね。
女子も主力に負傷者を抱え、台所事情が苦しいなか、調子が上向きな選手が出てきて決勝トーナメントの試合も楽しみになってきました^^
おわりに
グループ2位通過が決まり、決勝トーナメント1回戦の相手はアメリカと対戦。
日本の挑戦を何度も跳ね返してきたかつての絶対的王者ですが、昔ほどの圧倒的な差は感じない分、まだ勝算はあるかな。
それでも大きな壁なのは間違いないので、スペイン戦でも指摘したように、細かい大事な局面でのミスさえ抑えることができれば勝機はあると感じます。
まぁサッカーのセオリー通り、「ミスが少ない方が勝つ」の鉄則は男女ともに共通して言えることですね^^
男女ともにメダル獲得はまだまだチャンスがあると信じて週末の試合を楽しみにしています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了